直前期対策! まさに事例100本組手!

同友館
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元気ですかーっ!

元気があれば「直前期に成長」できる。

 

おはようございます、多年度生合格ナビゲーター×プロレスマニアのシローです!

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先日、ふぞろい9主催の秋セミナーに事例Ⅰアドバイザーとして参加いたしました。参加するに当たり、久方ぶりにA社と向き合う中で思い起こしたのは、「こういう企業を救うために俺は中小企業診断士にならねばならない!」という熱き想い。「合格はプロレス、いやプロセスだ! たぎってきた! 事例やるぞ!」でした。

 

まさに直前期は合格のためのプロセス!

迫りくる本試験に卍固めをするために!

事例100本組手で最後の追い込みを!

 

 

というわけで。

プロレス史上最大の対抗戦といわれた「新日本プロレス VS UWFインターナショナル in 東京ドーム決戦」が行われた10月9日、今回は直前期対策ofプロレス流をお伝えいたします。やってやるって!

 

 

 

事例100本組手

昨年のこの時期、私は文字通り「事例100本組手」に近しい対策を行っておりました。

 

■目的

①何が起ころうとも自身の解答プロセスが発揮できるよう事例に慣れること

②事例Ⅰ~Ⅲの処理ミス、事例Ⅳの計算ミスを洗い出して完璧な状態を作り上げること

③本試験当日の緊張感に飲まれないようシミュレーションすること

 

■そのためにやったこと

①平日は早朝に事例Ⅳ1事例を解き、計算ミスをメモして会社の昼休みに振り返る。会社終わった後に事例Ⅰ~Ⅲのうち1事例を解き、同様に処理ミスをメモして寝る前に振り返る。

②土日は「セルフ模試」と称して、事例Ⅰ~Ⅳを本試験と同じスケジュールで処理して、晩御飯食べた後に振り返り。

③疲れ果てた時やモチベーションが減退している時は「お気に入り事例Ⅰ~Ⅳ」でセルフ模試を行い、高得点を獲得してニコニコする。

 

■成果

①計算ミスや処理ミスがなくなり、得点が安定する。

②本試験で緊張しなくなる。

③モチベーションも維持される。

 

まさに事例漬けです。ふぞろい9メンバーも伝えている通りこの時期に新しいことを行うのは得策ではありません。多年度受験生であれば知識は十分お持ちですし、ストレート受験生はまさに「1次知識の塊」の状態です。知識を獲得するよりも本試験できっちり力を発揮した方が合格に近い。そう判断して、私は「事例100本組手」を実施いたしました。

 

では一つひとつ見ていきましょう。

 

【直前対策:平日編

<やったこと>

①平日は早朝に事例Ⅳ1事例を解き、計算ミスをメモして会社の昼休みに振り返る。会社終わった後に事例Ⅰ~Ⅲのうち1事例を解き、同様に処理ミスをメモして寝る前に振り返る。

 

詳細をお伝えすると、出勤2時間前に起床して事例Ⅳ1事例を処理します。事例Ⅳは得意科目だったのですが、計算ミスをなくすことができれば極めて安定した点数が獲得できる実感がありました。そのため他事例よりも多めに毎日1事例を処理することで、計算ミスをすべて洗い出して記録に残す。そして通勤時や昼休みに見直して間違えた問題のみ昼休み時間中にもう一度処理して定着する、などを行いました。

 

また、帰宅後は事例Ⅰ~Ⅲをひたすらに回しておりましたが、たとえば事例Ⅰの助言問題がまだ苦手だなぁと思えば、事例Ⅰを3日間連続で行い克服するなどある程度柔軟さを持たせました。

 

日々事例を解き続けることで、ミスが徐々になくなり、これまで蓄積してきた知識や解答プロセスを安定的に発揮できるようになります。

 

なお、こうした平日の事例100本組手で得られた処理ミスや計算ミスを転記・集約することで、結果的にファイナルペーパーになるので時間のないこの時期には一石二鳥でしょう。

 

直前対策:土日編

<やったこと> ②土日は「セルフ模試」と称して、事例Ⅰ~Ⅳを本試験と同じスケジュールで処理して、晩御飯食べた後に振り返り。

 

土日はまとまった時間が確保できるので、「セルフ模試」と称して本試験と全く同じスケジュールで事例Ⅰ~Ⅳを処理いたしました。9:50から事例Ⅰを開始して17時過ぎに事例Ⅳを終えるという感じですね。

 

本試験は独特な緊張感があります。いろんなことが起こります。秋セミナーでも紹介されておりましたが「受験番号を書き忘れるプロレスマニアの受験生」もいるわけであって、「本番に強いから大丈夫」と言いつつ、無意識では緊張しているものです。

 

セルフ模試を行うことでそうした緊張感の解消、想定外のトラブル対応を身に付けることができます。セルフ模試を通して私が発見したのは「昼休み後の事例Ⅲは眠さとの戦い」であり、「事例Ⅰ~Ⅲを終えてホッとしたときの事例Ⅳ計算ミス」だったりします。これって事例Ⅰから事例Ⅳまで一気通貫でやらないと気付かないですよね。

 

ぜひセルフ模試はやりましょう。勉強仲間を誘ってやるのもよし。おすすめです。

 

直前対策:モチベーション編

<やったこと>

③疲れ果てた時やモチベーションが減退している時は「お気に入り事例Ⅰ~Ⅳ」でセルフ模試を行い、高得点を獲得してニコニコする。

 

これだけ事例100本組手を行うと、とても疲れます。仕事をさぼるわけにもいかないし、新日本プロレスの未来についても考えないといけないから尚更です。そういう時は思い切って休むこともいいのですが、できれば「高得点取って、できる自分にご満悦」もいいじゃないですか。

 

事例を解いていくとお気に入りの事例が出てきます。私は下記事例がとても好きでした。好きな理由は「解くと気持ちいいし、高得点が取れるし、かつ頻出論点である」です。

 

事例Ⅰ:平成23年度 医療品メーカー

事例Ⅱ:平成24年度 酒造メーカー

事例Ⅲ:平成平成26年度 超精密小型部品製造業

事例Ⅳ:平成21年、平成19年 ディシジョンツリー&CVP

 

好きな事例を解いて、「ふぞろい」を用いて採点して高得点を取ってご満悦♪ プロレスで言うと、「88年8月8日の猪木VS藤波戦ばりに完璧じゃん!」

 

いいじゃないですか! たまには自分へのご褒美です♪

 

 

当たり前の話ばかりで大変恐縮でございます。

ただ、敬愛するアントニオ猪木氏はこう言っておりました。

 

「バカになれ!」と。

 

拡大解釈すると「直前期こそ事例」という意味ですね!

珠玉の名言でございます。

 

 

【最後に】

本日は直前対策についてお話をさせていただきました。先日の秋セミナーでも質問が多かったので今回体験記をまとめました。驚くことに次回の私の連載は10月22日、本試験の前日という大役でございます。

 

私たちも昨年は本当に苦しみ、かすかに成長を実感しては打ちのめされ、不安を覚えつつ、それでも前に進まなければならない、そうした「前向きな辛さ」を経験しております。「中小企業診断士」というのはそれだけ「過酷な道」を達成するからこそ、「価値のある資格」と思います。

 

皆様ならきっと達成できると思います。そう信じております。

 

本試験まであとわずか。まだまだ成長できますし、合格に近づけます。

ぜひ残り3週間、悔いなき道を歩んでください。心の底から応援しております。

 

明日は、さやの登場です。

 

ぜひお楽しみに!

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