どうもこんにちは!2年目生合格ナビゲーターのささKingです。
ついに試験まであと一か月を切りました。学習も終盤戦、締めの段階に入っていることと思います。
今回は、試験勉強の締めとして合格に近づく『中小企業白書の活用術』について提言致します。
診断士試験の締めくくりとして、是非、ご参考頂ければと思います。
最初に『中小企業白書』について、簡単に概要をまとめますね。
・ 中小企業庁発行の報告書、書籍。
日本の中小企業について、最新の統計情報や傾向分析、成功事例を記載したモノ。
・ 診断士二次試験の学習面おいては、以下の点がメリットとして挙げられます。
① 日本の中小企業における課題やニーズを把握でき、与件情報のスムーズな読み取りが可能となる。
② 成功事例が多数記載されており、解答時の’発想’材料として活用できる。
③ 試験を管轄する中小企業庁が重要と考えている各企業の取り組みや施策がまとまっており、試験に
おいても白書記載の施策や方向性、解決策を求められている可能性が高い。
よって、白書を学習しておくことで、’求められている’解答を記述できるようになる。
白書は、出題委員の出版書籍を除き、唯一の『模範解答』を記述している参考書と言えます。
今の時期、ガムシャラに過去問や予備校演習に取り組む事も重要ですが、落ち着いて白書を読み解く事で
『模範解答』を知り、求められている解答を記述できるようになる、と思っています。
尚、中小企業白書は、以下URL上で<無償で>公開されています(太っ腹!)。
この機会に是非、ダウンロードしておいて下さい。診断士になった後も活用しますよ!
では続いて、この時期どのように白書を活用すればよいか、以下提言致します。
① 『事例の頁』を’読書’しよう!
まずは、中小企業の成功施策が記述されている事例の頁を読書して下さい!
言わずもがな特定企業の話が紹介されていますが、中小企業庁が考える重要な事例が紹介されています。
事例を読書するだけで、最近の成功パターンを学習でき、試験の予習となりますよ。
② 事例における重要そうな施策や成功パターン、キーワードをまとめよう。
事例頁を読んでいると、本試験や予備校テキストなどで使用されているワードや施策が散見されている事に
気づくはずです。
これは、中小企業庁が重要だと考えているポイントが’意図的に’記述されていると考えられます。
ということは、このよく出てくる『ワード』や『施策内容』が、診断士試験の解答として’求められている’
ことですよね(≒正答ワード)。
ですので、上記重要そうなワードや施策をまとめ、本試験で使用できる状態となっていれば、出題者が
意図した解答が記述できるようになる、ということです。
参考までに、2016年度版中小企業白書の事例頁一覧と第3章までの私的に重要と思った内容をまとめた資料を共有致します。
ご参考頂き、学習にお役立て頂ければ幸いです。
③ 余裕のある方は、気になった事例付近記載のコラムや本文も読んでみよう。
ここまで出来れば完璧ですが、時間的にも不可能に近い事だと思います。
診断士試験に合格した後、時間が出来た際に読み込み、今後の診断士活動に役立てて頂ければ結構だと思います。
ここまでご覧頂きありがとうございます。
尚、今回提供した資料範囲の事例を読み資料をまとめるのに、大体4~5時間程度を要しました。
時間が限られている中、なかなか中小企業白書まで手が回らない方も多いことと思います。
しかし、正解が分からない試験の中、唯一と言っていい『模範解答』を掲載しているのが白書です。
勉強仲間で事例を分担し、資料にまとめ共有することで、合格が大きく近づいてくるかもしれません。
是非、本稿ご参考いただき、締めの学習にご活用下さい♪
明日は、しくじり王(A)の登場です。
本試験まであと少し、合格に直結する『しくじり防止策』について教えてくれるようですよ!必見です!!
↓ポチっと応援クリック(マークをクリック)をお願いします。
合格ナビゲーターの更新の励みになっています(^-^)/