みなさん、こんにちは。多年度合格ナビゲーターのいずみんです。
いよいよ二次試験まで1か月を切りました。昨年のいずみんは、この頃は仕事が忙しくほとんど勉強ができず、「最低限のことだけやろう!」と思い、過去問の設問解釈の練習ばかりやっていました。ここまで来たら、勉強範囲は拡げず、今までやってきたことを何度も何度も繰り返して、定着させるようにしましょう。「わかった」と「できる」は違います。
繰り返すことで、確実に「できる」ようになります。ラストスパート、がんばってください!!!
今日は、「直前期にやってはいけないこと、やった方がよいこと」について、いずみんの経験談をお話したいと思います。ご参考まで~。
1 直前期にやってはいけないこと
「 他の予備校の模試などを量ばかり解く」
直前期になると、「新しい問題を解いて、初めての問題への対応力をつけたい!」と思われる方がいるかと思います。いずみんもそうでした。なので、試験1週間前、2週間前に、これまで解いたこともない他の予備校の模試をそれぞれ1日4事例解くということをしました。
その結果、どうなったでしょう・・・。
ここのポイントは、「他の予備校の問題」という点です。
予備校によって問題や解答の作り方が違ったりするので、当時のいずみんは他の予備校の解答を見ても、「なんでこういう解答になるんだろう・・・?」「全然できなくてヤバい!!」と、対応力をつけて安心するために解いたはずなのに、逆にどんどん不安になるばかりで逆効果でした(通っている予備校の問題であれば良かったとは思いますが)。
結局、不安な気持ちを持ったまま本試験に臨み、その年は不合格となりました。
落ちたのは、これだけが理由ではないと思いますが、二次試験は、個人的にはメンタル面が大きな影響を与えると思います。不安になるような勉強はやめましょう!
2 直前期にやった方がよいこと
「 60点を取る戦略を立てる」
二次試験は4科目すべてにおいて60点を取れれば合格できる試験です。
では、「本番で60点を取る」ためには、どうすればよいでしょうか。
いずみんは、「60点を取る戦略」を立てることが必要だと思います。
具体的には、
①取れる問題を確実に取る
②難しい問題で得点を大きく落とさない(無難に点数を取る)の2つです。
それぞれをもう少し詳しくご説明すると・・・
①取れる問題を確実に取る
「取れる問題」は、一般的には、「過去問によく出る問題(出たことのある問題)」ですね。
これをもう少し、具体的にして、自分なりに、「こういう問題が出たら、絶対絶対点数を取る!」といった「問題の優先順位」をつけることが大事です。
例えばいずみんは、以下のとおり決めていました。
(いずみんの例)
【事例1】
・「組織(新たな部署の設置、権限移譲等)」「人事(成果主義、採用等)」の問題は確実に取る。
【事例2】
・「ターゲット」の問題は慎重に解く。(ターゲットを間違えると芋づる式で間違える可能性あり。ターゲットは事例2の心臓部)
・「インターナルマーケティング」「データを読み解く問題」は確実に取る。(データを読み解く問題は、難しそうに見えるが、けっこうカンタン!取りどころです!!)。
【事例3】
・「強み・弱み」、「情報系」の問題は確実に取る。
・与件文に出てくる問題点を徹底的に活用する。 など
②難しい問題で得点を大きく落とさない(無難に点数を取る)
難しい問題で得点を大きく落とさないためには、事前に、「難しい問題への対応策」を決めておくことが大切です。こうすることで、本番で実際に難しい問題が出ても、パニックに陥ることなく、無難な対応ができるようになります。
例えば、いずみんは、以下のとおり決めていました。
(いずみんの例)
・難しい問題は、とにかく戦わずに逃げる
↓
<例えば>
・設問と同じ又は似た言葉を与件文から探し、与件文の丸写しでも良いので解答欄を埋める
・とにかく、「強み」を活用して「今やっていることの充実策」を書く
・とにかく、「会社の課題を解決する方向性」で書く
・とりあえず「〇〇の体制整備」「〇〇の徹底」などを書く(改善策などを聞かれた場合)
・設問間で解答を迷ったら、ダブらせて書く(どちらに使うか悩んで時間をかけるぐらいならダブらせる) など
二次試験は、以前のブログでも何度も書いていますが
「当たり前のことを当たり前に書けば合格できる試験」です。
落ち着いて、高得点は狙わず、確実に点数を取りましょう!!そうすれば、自然と合格はついてきます。
そろそろ夏の疲れも出てくる頃だと思いますが、体調管理に気を付けて、ラストスパート、がんばってください!!!応援しています。
さて、次回は、中国人?!のモリシャスです。お楽しみに!!
↓↓↓ ぜひポチッと応援クリック(中小企業診断士マーク)お願いします^^↓↓↓