こんにちは!多年度生合格ナビゲーターのminaです。
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少しずつ秋を感じる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
あと4週間ちょっとで、いよいよ2次試験ですね。このままの調子で行きましょう!!
今回のテーマは、「事例Ⅲで安定した得点を取るにはどうしたら良いのか?」についてです。
事例Ⅲは、受験し始めの頃は苦手意識がいっぱいでした。なぜなら、工場は学生の頃にアルバイトで働いたくらいだし、仕事でも全く関わることが無かったからです。それに、毎年与件に、鋳造工程やメッキ工程、金属パネル加工業などが出てきますが、なんともイメージしにくいのがつらいところ。
・・・でも、安心してください!
ほとんどの受験生はC社のような会社で働いていたり、見学経験があったり、話を聞いたりしたことはないのです。
とっつきにくさとは裏腹に、他の事例と比べて、解き方をちょっと注意すれば合格点を取るのはそう難しくないように思います。 第1問は、高確率でSWOTですし。(笑)
ちなみに、minaの過去5年間の筆記試験の結果区分の推移は、次の結果です。
平成23年度:B
平成24年度:A
平成25年度:B
平成26年度:A
平成27年度:A
数年前くらいから安定傾向になってきましたが、一体、どんなことに気を付けてきたのか振り返ってみました。
皆様のご参考になれば幸いです。
事例Ⅲを解くときに気を付けることは、下記の3つです。
1.設問文から多くのことを想定しすぎない。
特に多年度生に注意です。minaはこれにどっぷりハマっていました。
今までたくさん勉強してきた分、あれもこれもとたくさんのこと、思い浮かびますね。
今から7、8年位前のときは、設問文から出来るだけ多くのキーワードを想定して、問題用紙の余白にメモしていました。理由は、あらかじめ想定しておけば、与件を読んだときにキーワードとマッチングしやすいからです。
だから、1問1問びっしりと問題用紙にメモしまくりました・・・
例えば、平成23年の第2問「生産計画の精度向上」について問われたときは、生産計画に関連するものを思いっきり想起してメモしていました。具体的にどんなことを書いていたかというと・・・
こちら↓
見込生産、需要予測、販売計画をもとに、月次を週次に、週次を日次に、翌月分の生産は当月中旬から当月下旬に、生産計画を直前で修正、実需との差異、基準生産計画、部門間の情報連携、柔軟な生産計画の見直し、取引先や販売状況に応じた生産計画の立案、適正在庫
という具合です。いまから思えば、完全に自己満足ですね(笑)
貴重な時間の中で、答案に書くかどうかわからないことを、こんなにも書く必要は全くありません。
なぜなら、設問にメモしても解答にならないと、意味ないからです。
安定して点が獲得できるようになってきたときは、メモがシンプルになっていきました。
問題用紙に書くメモ書きは、こちら↓
週次化、日次化、短サイクル化、全工程を組み込む、他部門との情報連携
だと思っています。これ位だと、答案に安心して盛り込めそうな量ですね。
自分で納得したできるだけ少ないキーワードで戦い抜くことをおススメします。
2.与件の中の問題点は必ず解決する!
事例Ⅲの与件文を読んでいくと、えっ、これはマズイよ、という不自然な問題点が多々ありますよね。
これは、要チェックなんです。
minaは、このような問題点が見つかるたびに、左余白に印をつけていきました。
そして、必ず解決するように心掛けました。ちなみに平成27年は、12個の印がありました。
例えば、
生産計画は鋳造工程のみが立案される・・・え、他の工程は計画していないの?なぜ?
工程担当者が加工順を決めている・・・・・それだと、全体最適になっていないからダメ。
段取り作業が非効率 などなど
これらは、必ず解決するようにしてください!
設問に紐づけして解決できたら、1つでもモレがないように消し込みを行うことを強くおススメします!
かなり得点が安定するようになりますよ。
3.書き方をパターン化しておく。
生産事例は、書き方がパターン化しやすいです。事前に練習しておくことをおススメします。
例えば、平成27年の第3問。
C社は、・・(中略)・どのように納期管理し、その際、どのような情報を活用していくべきか、120字以内で述べよ。
これは、次のような解答フレームが考えられますね。これを余白に書いておきます。
「C社は、①~情報、②~情報、③~の情報を活用し、〇〇で納期管理する。」
~情報:与件にヒントが書いてあるはず。与件から引っ張ってきます。
〇〇:これは与件に書いてありません。予めキーワードとして持って置きたいものです。
~情報をどう使って納期管理に繋げるか。このようなキーワードは、「ふぞろいな合格答案」の合格者の使ったキーワードをストックしておくと良いですね。
あと、もし120字でなくて、100字だったら、どうするか?
(対応方法1)与件文に明らかに情報が3つ書いてあったら、〇〇を一部削る。
ただし、〇〇のところで納期管理にちゃんと繋げることが大事ですので、論理の飛躍がないようにご注意を!
(対応方法2)与件文に情報が2つしかなかったら、③を削る。
与件文の記載に合わせて素直に書いてくださいね。ないものは無理に書かなくてOKです。
その分。〇〇でしっかり書きましょう!
自分が準備したフレームに合わせるのではなく、与件文の記述に合わせることが大事です。
・・・ということで、今日はここまでです。
~今日のおさらい~
1.事例Ⅲは、良く使うキーワードを覚えておく。 Ex.ふぞろいな合格答案など参考に!
2.与件に書かれた問題点はすべて解決!解決したものは、ちゃんと消し込み。
3.解答を直接書く前に解答フレームをメモっておく。中身のキーワードをフレームに埋め込む感じです。
これからの約4週間は、自分自身との戦いです。事例Ⅲが得意な方は、ほどほどの勉強時間でかまいません。事例Ⅳが苦手な方は、勉強量をドーンと増やすなど、自分の課題をどう埋めれば合格できるか、そのためには何をすれば良いかを常に考えて勉強してくださいね!!
以上、minaでした。
次回は、2.5年目生合格ナビゲーターの「のら」から、残り1か月の過ごし方です。これは必見です。乞うご期待!!
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