どうもこんにちは!2年目生合格ナビゲーターのささKingです。
最近、二次試験対策がいよいよ本格化してきた中、受験生の解答を見せて頂く機会がありました。その中で、受験二回目以上の方の解答をよく拝見するのですが、流石、よく書けているな~、と感じます(私でも書けないほど)。
ただ、設問に答えきれていない、と感じる解答が意外と多いのです。
数点を争う世界において、素晴らしい解答を書けるのにも関わらず、答えきれず失点することは非常にもったいないと思います。
是非、本連載も参考に、設問から離れない方法を体得し、合格に繋げて頂きたいと願います。
それでは、『設問から離れない戦略』第2回目いってみましょう!!
前回は、戦略の全体像と超基本的な内容をご説明させて頂きました。
今回は、
戦略③:事例毎のテーマから離れない。
戦略④:設問のレイヤーを意識する。
について提言しますね。
<戦略③:事例毎のテーマから離れない。>
事例Ⅰ~Ⅳは、皆さんご存知のとおり、テーマがあります。
事例Ⅰは「組織・人事」、事例Ⅱは「マーケティング・流通」、事例Ⅲは「生産・技術」、事例Ⅳは「財務・会計」、ですね。
例えどんなに日本語的に美しく、診断士の知識を盛り込んだとしても、事例毎のテーマを外した解答をすれば、その時点で0点です。
よく「事例Ⅰなのにマーケティングっぽい解答をしてしまった…」という言葉を耳にしますが、かなり危険なことだと思います。本番にこのような危険な状態に陥らないよう、事例毎のテーマを腹に落とし十分な対策を練っておいて下さい。
事例毎にどのような解答をすればよいのか、この点は次の戦略と合わせお伝え致します。
<戦略④:設問のレイヤーを意識する。>
事例毎にテーマがあるように、設問にも、出題者が設定したテーマがあります(このことを、設問のレイヤー、と呼称します)。
設問レイヤーを外すとやはり点数は目減りしてしまうこととなります。
その為、
「私は、出題者が設定した設問レイヤーにちゃんと答えましたよ!」
という意思表示を行う必要があり、
「お~、問いたことにちゃんと答えているじゃないか!」
と採点者(≒出題者)に伝えることができれば、 その時点で大幅な減点は阻止できます。
では、上記出題者との意思疎通をどのように取っていけばよいか。
答えはシンプルで、
・設問文から、どのレイヤーの解答を求められているか判断する(聞く)。
・与件/一次知識から、求められているレイヤーの解答を記述する(書く)。
これだけです。
理論はシンプルですが、設問のレイヤーを特定するコツや、レイヤーに対し何を答えればいいのかは、過去問やテキストなどを通じ訓練/整理しておかないと、本番では太刀打ちできません。
整理のヒントとして、事例毎のテーマ/設問レイヤーのポイントをまとめた資料(※)を提供しますので、ご参考頂き今後の学習にお役立て下さい。
(※)本資料は、ふぞろい夏セミナーで配布した資料の抜粋版です。
私が学習してきた内容を前提として作成したモノです。予備校の方針などに
よって前提は変わってきますので、あくまで参考程度にご使用下さい。
★ダウンロードはコチラ ⇒ 【配布用資料】2次概要説明(抜粋版)
次回は、残りの戦略(⑤~⑦)について提言させて頂く予定です。
明日は、しくじり王(A)の登場です。二次試験はトライアスロン、という大胆な理論を展開してくれるそうですよ!ご期待下さい★
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