【目指せ全事例60点以上】設問から離れない戦略①

同友館
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どうもこんにちは!2年目生合格ナビゲーターのささKingです。

 

先日のふぞろいセミナーに参加いただけた方々、お忙しいところ参加頂き本当にありがとうございました!

『二次試験概要』という皆さんはもう知っているネタを喋らせて頂きましたが、真剣に聞き入ってくれて嬉しく、ドンドン声が大きくなってしまいました(笑)

我々からご提供させて頂いた情報をヒントに、今後の二カ月を戦い抜いて頂ければ幸いです。

 

さて、二次試験の直前期が始まった今、私からは『設問から離れない戦略』についてお伝えしていきたいと思います。今回から全三回を予定しておりますので、息抜き程度に見て頂ければ幸いです

図:アイキャッチ

 

まずは、何故『設問から離れない』ことをお伝えしたかったか、理由を説明しないといけないですね。主たる理由は、以下三点あります。

 

【設問から離れない重要性】

 理由1:どんなに良い解答を記述したとしても、設問の題意から外れたら『0点』!

 理由2:設問を正しく使うことで、解答のスピードUPが実現できる!

 理由3:難しい問題でも設問に寄り添った解答を行うことで、他受験生と差別化できる!

 

特に、理由1は本当に重要です。

あと数点で合格に届かない方が多数いる中、0点、または、それに近しい設問があると合格が遠のいてしまう事は当然です。設問から離れない解答を書けるようになることで、大外しを必ず防止できます!そのヒントを掴んで頂ければ嬉しいです。

因みに、私は全事例60点以上をキープし合格することができました。本番では緊張などで普段のように解けなかったのに、です。成功の一つの要因は、設問から離れないことを意識し普段からトレーニングを積んでいた為、だと思っています。

 

では、設問から離れない戦略について、最初に全体像をお伝え致します。

 

 【設問から離れない戦略(全体像)】

 ①    国語的に設問を読む。

 ②    与件リンクキーワードをマークする。

 ③    事例毎のテーマから離れない。

 ④    設問のレイヤーを意識する。

 ⑤    設問から解答キーワードを想起する。

 ⑥    設問から解答の方向性(骨子)を作成する。

 ⑦    設問間の関係性を考える。

 

以上が全体像(目次)です。

 

今回は超基本である、①・②、についてお伝え致しますね。

 

<戦略①:国語的に設問を読む。>

診断士は国家資格です。そのため、出題者は解答の『方向性』や『切り口』を設問内に設定しています。これら解答のヒントを掴み損ねないコツが、本戦略です。

ポイントは、『接続詞に着目する』ことです。

具体的には、例えば『また』という接続詞があれば、『また』前後の文章に着目する必要があります。『また』前後で解答の切り口が隠されている場合も多々あります。

 

<戦略②:与件リンクキーワードをマークする。>

『与件リンク』とは、設問と与件を結び付け、与件から解答で使用する箇所を特定することです。

その際のポイントとなるのが、『時制』『独特な言い回し』です。

時制は例えば、『10年前』と設問にあれば、本文中の『10年前』の記述部分に着目する必要があります。独特な言い回しは、設問を読んでいて「おや?」と思う箇所です。別に書く必要も無いのに‘わざわざ’書かれていたりする箇所はヒントではないか、疑ってかかりましょう。

 

それでは、実際に昨年度の事例Ⅰ・第5を使用し戦略の具体例を確認してみたいと思います。

 

図:事例Ⅰ・第5問

 

いかがでしょうか。設問に解答の方向性(ヒント)がこんなにも隠されているんですね。

私は事例Ⅰで特に、設問にヒントが散りばめられていると感じます。言い換えれば、設問で与えた方向性を間違えたら0点ですよ!という設問者からのメッセージ、ですね。気を付けましょう!!

 

さて、第一回目はここまでです。

次回は、【戦略②、③】のご説明を予定しています。

 

明日は、しくじり王Aの登場です。今回は、合格者はほぼ皆やっている『型作り』のお話しです!お楽しみに★

 

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