どもども、多年度生合格ナビゲーター「しくじり王」の(A)です。
※“しくじり王”についてはコチラ
オリンピックでは日本代表が大活躍でしたね。我々の本番、2次試験日の10月23日までちょうど2か月、金メダル目指して気合を入れていきましょう!
多年度生の皆さんもいよいよペースアップの時期に入りましたので、再スタートの意味も込めて今回は多少厳しめのお話をします。
ふぞろい“夏セミナー”の相談会、懇親会でもメンバーが話していましたが、2次試験に取組む際は、やはり解答手順(プロセス)を確立させておくことがとても重要です。もしかしたら「合否」を分ける大きなポイントになっているかもしれません。“ふぞろい9”メンバーで見ても細かい手順は多少違いますがベースはほぼ同じ。
“読む”から“考える”段階では、
✔事例企業の方向性を考える。
✔設問間の連携を考える。
✔問題の“題意・制約条件”を把握する。
✔解答骨子を作る。
を実施し、それをベースとして“書く”段階に進んでいました。
※「ふぞろい」のはずなのに、この部分では意外と「ふぞろいではない」んですね…。
先日、知人の多年度受験生にこの話をしたところ、「いや~、解答骨子を作った方が良いのは分っているんだけど、作っちゃうと思ったことが書けなくなるんだよね。型にはまった解答になるし…」と言う反応が返ってきました。
バカモ~ン!!それが良いんだよ!自分の言いたいことを思う存分書いてどうするんだ!
(A)も昔はそうでしたが、多年度生は“型”を作ることを嫌う人が多いです(解答に“自分らしさ”を出せませんからね)。しかし、2次試験は「自分がどう思っているか」を書くのではなく、「作問者が答えてほしいこと」を解答する試験です。合格のためには“一定の解答品質”を確保することが絶対に必要になります。そのために、多年度生こそ“型”にこだわりましょう。
解答手順をきちんと確立することで“一貫した解答”が考えられ、解答骨子を作成することで“多面性が確保”できるのです。ここをきちんとしないと、ブレブレの解答が出来あがるだけです(当たり前ですが“型”にはまるのは解答の“形だけ”で、内容は事例企業に合わせて作らなければいけないですよ)。
あらためて言うまでもなく、既に多年度生は知識面でみると合格する実力が十分にあります。これから新しいことを覚える必要もなければ、テクニックを身につける必要もありません。しかし、昨年までと同じ事を繰り返しても、今までと同じ結果にしかなりません。
ここで、しくじりの王としてキッパリと言い切らせていただきます。
「いいですか、多年度生の皆さんに必要なのは“初心に戻る”&“基本に帰る”ことですよ。」
しくじりポイント16:当たり前のことをバカにしてやらない。
今年合格するためにも“ABC理論”を忘れないようにしましょう。
==ABC理論==
A:当たり前のことを
B:バカにしないで
C:ちゃんとやる
多年度生に必要なのは正しくこれです。例えば、同じ過去問を解いて毎回違う解答を書く(“良さそう”な答えもあれば、“だめそう”な場合もある。要は“解答の品質レベル”が一定していないんですが…)多年度生の皆さん、原因はきっと解答手順をきちんと実行していないことですよ。
2次試験は合否を決める採点をしなければいけないので、解答する側(受験生)がプロセスさえ間違えなければ、“一定レベルの品質・解答要素”を含んだ答えに集約されるように作ってあるはずです。※時間の取れる今のうちに是非“ふぞろい9”をじっくりとお読みください。合格+A答案はベースの部分では意外に「ふぞろい」でなかったりしますよ。
多年度生は基礎ができているので“ABC理論”を忘れず、正しい“解答手順”を早めに確立させることが間違いなく合格への近道になります。
今回は厳しいことを言いましたが、残りはたったの2か月です。悔いのないよう一緒に頑張りましょう!!
今日の一言:「明日は何とかする」と言う馬鹿者。“今日”でさえ遅すぎるのだ。賢者は“昨日”のうちに済ませている。 Byチャールズ・H・クーリー
ではでは、またお会いしましょう!
さて明日は、暑い夏をますます暑くする男“うみんちゅ”の登場です。お楽しみに!!
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