どもども、多年度生合格ナビゲーター「しくじり王」の(A)です。
※“しくじり王”についてはコチラ
いよいよ1次試験まで後10日となりました。1次を受験される方は、最後の追込みに入っている頃ですね。ここからは、勉強はもちろん体調管理や準備が重要になります。万全の状態で試験にのぞんでくださいね。
一方、1次受験のない多年度生の多くの方がこの頃陥りやすいのが“中だるみ”です。1次が終わってからエンジンをかけようかな、なんて思っているあなた、来週が明けたらストレート生が怒涛の勢いで追い上げてきますよ。ここは一つ、今できる事を行ってアドバンテージを獲得しましょう。
多年度生が持てる一番のアドバンテージは“事例Ⅳ=財務”を安定させることです。
勉強が“マンネリ&中だるみ”になった今こそ、“財務問題集”を徹底的にやりましょう!特に自分が間違えやすい論点に注力し、これから1次終了までの10日間、毎日“財務漬け”になってみましょう。
なお、取り組む問題集は難しいものでなくてOKです。受験校から出ている市販の“2次試験向け財務問題集”で十分だと思いますよ。
※「意思決定会計講義ノート(通称:イケカコ)」もありますが、(A)には難しすぎて無理でした。ので、できる方はどうぞ…。
今、財務を集中的に特訓するとこんなにいいことがありますよ。
①気分転換ができる。
最初にもお話ししましたが、“中だるみ”の時期なので気分転換にちょうど良いです。勉強の習慣化と8月以降に勢いをつけるための助走にもなりますよ。
②学習の手応えを感じることができる。
事例Ⅳは正誤が明確なので“良い悪い”の判断が即出せます。できなかった問題を繰り返し解くことで正解できるようになるとモチベーションが上がりますよ。
ちなみに財務は毎日少しずつやるよりも、まずは“短期間に集中”して取り組むと効果がでやすい科目だと考えています。きっと、短期間に反復継続することで“同じ失敗”を繰り返さなくなることにつながるのだと思います。
※ちなみに(A)は受験初期の頃は財務が大の苦手でした。特に計算問題がまるでだめで大変苦労していました。(A)の事例Ⅳ対策は、「計算問題は合わないから、文章で得点を取る」と言う財務会計の試験とは思えないモノでした…。もちろん、これでは合格できないですよね。
しくじりポイント14:事例Ⅳで開き直って対策を取らない。
最後の年は、この“集中特訓”+“毎日復習”を実施して試験前には得意科目になっていました。「財務に不安がない」と言うのは2次試験でものすごく大きなアドバンテージになりますよ。
③ただし、やり方に気をつけること。
財務は、答え(計算結果)が合えば良いと言うものではありません。設問を解いた時の“解答の手順”に問題はないか、後から見直した時に“計算過程”が確認できるかをチェックしましょう(本番で同じことができないと意味がありませんよね)。
また、間違えた問題の原因をきちんと追及しましょう。“数字の写し間違い”や“単位ミス”などは「うっかりミス」ではありませんよ。練習でおかした間違えは、放っておけば本番でもやります。必ず防止策を作っておきましょうね。
問題を解いた数だけ“自信”がつき、“得点”アップにつながるのは事例Ⅳ(財務)だけです。是非、この時期に集中的に取り組んで「アドバンテージ」を獲得しましょう。
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※1次試験を受験する皆さまへ
残り10日となりました。悔いを残さないように体調管理に気をつけ、十分な準備のもとで試験にのぞんでください。
(明日は完全独学で1次&2次試験を順調に一発通過したAJの“試験にのぞむ心構え”のお話ですので、ぜひ参考にしてくださいね。)
色々不安な点もあるかもしれませんが“安心してください”、皆さまの努力は必ず実を結びます。しくじり王が言うんですから“間違いない”ですよ。
今日の一言:幸運は用意された心のみに宿る。 Byパスツール
ではでは、次回は“1次合格者”の皆さまとしてお会いしましょう!
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