経営法務のすすめ

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1.5年生向け合格ナビゲーターのモリシャスです。

 

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梅雨の真っ只中勉強は進んでいますか?

梅雨が明けて気温が一気に上昇したら、リミットまであと少し。

今どれだけ踏ん張れるかが合否に影響してきます。

苦手科目を克服し一気に合格への坂道を登っていきましょう!

 

広東省は一年の半分が雨期です

しんせん!

 

それでは、今回は経営法務のすすめです。

 

2日目は暗記科目と言われますが、その中でもキーポイントとなる試験です。

それは、残りの2科目と違い、単なる暗記では最も点が取りにくいからです。

 

では、過去6年間の傾向を見てみましょう。

 

経営法務

※中小企業診断士協会より発表された科目合格者の割合です

経営法務は、運営管理と同じくこの6年間合格率10%以上の合格率を確保できていますが、ここ2年間は10%少しと低調です。

2年前は予想外の民法が多数出題されたこと、昨年度は多数の法改正のうちの一部しか出題されず、従来の論点も多数盛り込まれたのが要因と考えられます。

 

また、経営法務は法律改正に左右されます。

過去の参考書や古い過去問では法改正に対応できません。

必ず最新の情報で学習するようにしてください。

 

そして、暗記だけでは対応できません。

複数の論点を絡めた問題が必ず出題されますので、この時期にしっかりと応用力を身に着けてください。

 

対応方法としては、企業経営理論と同じく問題の正誤に一喜一憂するのではなく、全選択肢を吟味してどの知識がどのようにつかわれているのかを理解するようにしていきましょう。

 

では中身の方に入っていきましょう。

経営法務の分野は、「民法」「会社法」「知的財産権」「その他」に分かれます。

 

「民法」は、契約や期限の利益、そして相続など中小企業経営に絡む知識が良く問われますが、範囲が広く、出題されても難度の高いものが多い為、頻出部分を押さえるぐらいでいいでしょう。

 

「会社法」は、経営法務の中での出題比率が高い為、しっかりと理解して覚えておく必要があります。特に昨年度の改正部分で出題されていないところは必須です。

 

「知的財産権」は、出題比率が増加傾向です。こちらもしっかり理解して覚えることと、昨年度の改正部分をきっちりと理解しておく必要があります。

 

「その他」で近年必ず出題されているものが、英文の問題です。専門用語の英語ですので確実に得点というのははっきりいって困難です。法律用語の英単語をさっと知識に入れておいて、出たら儲けもの程度で割り切って学習しましょう。

 

中国の諺に以下のようなものがあります。

 

射人先射马,擒贼先擒王

 

人を射るにはまず馬を射、賊を捕らえるにはまずその頭目を捕らえよ。ということから、敵を攻撃するにはまずその主となるところを見極めて攻撃せよということを示しています。つまり、問題を解決するにはまずその鍵となる重要な点を把握しなければならないという意味です。

 

診断士試験の出題範囲は膨大です。合格するためには、まず各科目の重要点を把握し、そこを押さえてから範囲を広げて効率よく得点力を上げていくことが必要となります。

皆様も受験校やブログの情報を元に重要点をきっちり押さえて、合格に向けてがんばっていってください。

 

さて明日は、ゆとりの王者2年生合格ナビゲーターささKing が登場します!今回はどんな話が聞けるのか?ご期待ください。

 

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