敗因対策③ 緊張してても焦っていても…見落とさないコツ

同友館
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おはようございます。2年目生合格ナビゲーターのまなみんです。

いよいよ皆様お待ちかねの「ふぞろいな合格答案エピソード9」の発売が迫ってきました。

 

そこで今回はいきなりですが、

 

まなみんの「ふぞろい徹底活用」その⑦

 

事例問題+分析を、丸ごと物語として覚える

 

合格者がいったいどのような答案を書いていたのか、得点キーワードはなんだったのか、
それももちろん重要だし受験生にとって最大の関心事かもしれません。

しかし、

そこに至る考え方こそが追求すべき本質です。

独学だった私まなみんも、合格者の目の付け所や思考回路を辿るべく、
事例問題+分析を丸ごと物語として覚えるほど読み込んでいました。

類似問題に出会うとキャラクターたちの会話が蘇り、理解を助けてくれるほどに。

今年も皆様の印象に残るような特徴的なキャラクターたちが、本質に迫る分析を展開してくれています。

そこまで読み込むためにも、早めに入手してお手元に置いておいてくださいね☆

 

さて、敗因対策シリーズ、今回は③です。

私のどこがイケナイの?―ふぞろいな敗因分析―

敗因対策① 1次知識を使いこなすには?

敗因対策② 定義があいまいな用語が問われたら?

敗因対策③ 緊張してても焦っていても…見落とさないコツ←今ここ

敗因対策④ 解答要素って何?どう考える?

敗因対策⑤ 因果って何?―素直な解答を書くためには―

 

 

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(目立つマークがないと誰が誰やら(どこに何が書いてあるやら)すぐには判別できません…)

 

まなみんは一体何をそんなに見落としたのでしょうか?

平成26年度を振り返ってみましょう。

 

事例Ⅰの第4問

A社の主力製品である試験管の良品率は、~~横ばいで推移した。ところが近年、良品率が60%から90%へと大幅に改善している。その要因として、どのようなことが考えられるか。~~

 

ここで、多くの合格者がキーワードとした近年昇進した課長」という「近年」つながりの登場人物を、シャーペンで丸囲みしていたにもかかわらず見落とす。

 

事例Ⅱの第1問

PPMの問題。~~「2000年時点」についてはa欄に40字以内で、「2014年時点」についてはb欄に60字以内で、それぞれ記入すること。

 

ここで、2014年のもう一個の負け犬事業を見落としました。
字数が違うから2014年の方が商品が多いんだな、という設問文のヒントに合格者は気付いていた。
その視点がなかった私は、仕方なく余った升目は不要な修飾をつけた冗長な記述で埋めました。。

 

事例Ⅱの第3問(設問2)

デシル分析の問題。

「支援・介護レベルもほぼ同一の顧客を対象としている。」と設問文にしっかり書いてあるのに「ターゲットは介護レベルがやや低い層」的なことを書きましたorz

しかも、(設問1)では「顧客を、(設問2)では「顧客を問われているのに、
全く気付かずどちらも「顧客で答えるという二重の見落とし。。。

 

 

事例Ⅲの第3問(設問1)

~~部品在庫管理および受注・発送業務の移管が行われると、C社にはどのようなメリットがあるのか、~~

 

ここで、多くの合格者が当然のように書いていた「業務委託費」。
与件文にしっかり書いてあるのに華麗にスルー。
ここまでくると、むしろなぜ書かないのか?という感じです。

 

 

そして事例Ⅳでもやらかしました。

第2問では、設問文中に取得原価1000万円だの設備投資額1500万円だのと出てきます。

(設問1)のキャッシュフロー計算で、P/Lの単位(千円)を見落とし、単位を揃えずに計算してしまいます。1500万円は15000千円なのに。。

 

 

いかがでしょうか。

 

全事例モレなく、与件文・設問文・注釈と、満遍なく見落としていますね…

 

いくらもともとウッカリ屋さんで本番の緊張もあったとはいえ、やり過ぎです。

いくら地方独学とはいえ、完全に対策を間違っています。

 

試験後の敗因分析でようやく自分の致命的な見落とし癖に気付いた私は、
自分のやり方・解答プロセスをイチから見直すことにしました。

お手本は、もちろん『ふぞろい』です。

 

 

まなみんの「ふぞろい徹底活用」その⑧

 

マーキングを工夫し、見落としを防ぐ。

 

ふぞろい8の巻頭企画で、「読む」がターニング・ポイントだったけいたんが言っていましたね。
「ちゃんと気を付ければ大丈夫!」ではダメだったと。

過去ふぞろいでも、
SWOT別に色分けしてマーキングするという解答プロセスが、たびたび出てきます。
脚注コラムでもよく紹介されています。
実は私、
たくさん蛍光ペンを使うなんてなんだか必死すぎてカッコ悪い…
などという中2病を患って、シャーペン1本派を気取っていました。

でもそのやり方でうまくいっていないのだから、
騙されたと思ってSWOT社長の想い+経営課題を色分けしてマーキングするやり方を採り入れました。

設問文も「つまり何が問われているのか」言い換えたり、補足したり、盛り込む要素・視点をメモしたり、焦りの中で思考があっちこっちしてもゴールを見失わない工夫をしました。

 

また、まなみんの「ふぞろい徹底活用」 その①でもご紹介した通り、

合格者のアドバイスを素直に聞きました。

ふぞろい8で、うみの「与件文要約で見落としがかなり減った」と教わり、
段落ごとに要旨をキーワードレベルでメモするようにしました。
(BGY:B商店街概要、KK:経営課題、など)

案の定、問題用紙は超カラフルでド派手になりましたが、
マインドマップ使いの私にはカラフルな塊として視覚的に全体をブロック分けするのは合っていたらしく、
平成27年度はまさかのオールAゲット!
見落としによる惜しい失点はなかった
という手ごたえを感じています。

 

もちろん、シャーペン1本でストレート合格を果たす人もいます。2色という人もいます。
去年悔しい思いをした2年目のあなた、去年のやり方に固執せず、自分に合ったやり方を早く見つけてください。

 

「ふぞろい9」をご購入いただいた方には、
第3章合格者再現答案 執筆メンバーのナマ問題用紙PDFの読者プレゼントもあります!
まなみんのド派手問題用紙も含め、シャーペン1本派など様々なタイプのナマ問題用紙をゲットして、参考にしてみてくださいね☆

 

さて、明日はストレート生必見!さやが前回に引き続き、1次試験のMyルールについて教えてくれますよ。こうご期待!

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