「成長の程が実感できない」というあなたへ

同友館
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皆様こんにちわAJです。今日から6月ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。先週のセミナーに参加された方は、また気持ちも新たにやる気が注入されたことだと思います。

今回のテーマは「成長の程が実感できない」というあなたへということで、独学の方には是非一読いただきたいです。

 

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独学で2次試験対策を行っていると、自己採点をどうするかという問題が出てきます。

その悩みを解決することが、「ふぞろい」のテーマであったりするのですが、キーワード採点を行っているので、「1回しか使えない!!」という命題にぶちあたることになります。

 

もうすでに、総集編も沢山でており、その気になれば8年分のデータがありますから、ストレート生には十分な量がありますが、2年目以降になってくるとやはり事例が足りなくなります。

 

そこで、どのように自分の成長を確認するか。

 

一番良いのは、「前回解いた自分の解答と見比べること」です。

 

ですので、できれば1回目と2回目で2週間程度のインターバルがあるとよいですね。(直前期はこの限りではありません。あくまで7月くらいまでの間です。)

 

例えば、平成27年 事例Ⅱ 第3問

 

代表理事は、B商店街の魅力向上に向け、食品小売店の誘致が必要であると考え

ている。B 商店街はどのような食品小売店を誘致すべきか。当該食品小売店のマー

ケティング戦略と併せて、代表理事への助言内容を100 字以内で述べよ。

 

さて、この問題で絶対に答えなくてはいけないものは何でしょうか。

 

そうです。「どのような食品小売店を誘致すべきか」です。

この部分について、前回と今回で解答にどのような違いがあるかチェックしてみましょう。

 

1回目に書いた解答は、「品質にこだわりのある食品小売店」と考えたかもしれません。

もちろん、これでも不正解ではないでしょう。しかし、2回目に次のように解答できていたとしたら、実力が安定してきたと言えます。

「子育て層向けに、品質にこだわりをもち、付加価値の高い商品を扱う食品小売店」

 

なぜ、実力がアップしたかというと、ドメインの切り口「誰に、何を、どのように」の視点が追加されているからです。もちろんドメイン以外でもいいかとおもいますが、本問では、さらに「当該食品小売店のマーケティング戦略も併せて」とありますから、こちらで4Pの視点を使うとすると、ドメインと4Pで多面性を確保できますね。

 

つまり、切り口を軸に解答を構成できるようになったかどうかで、実力の向上を実感できるのです。

ふぞろいの採点基準である、キーワードが入っているかどうか、というのは最終目標です。ここに、焦点をしぼってしまうと、キーワードだけを羅列する解答になってしまい、2次試験合格に必要な本当の実力はつきません。

 

①与件文を読解し、情報を整理する。→②出題者が意図する切り口(1次知識)を活用する→③キーワードを導き出す。という手順が必要です。わりと、②の手順が抜けてしまうことがありますので、ご自身の解答プロセスと照らし合わせてみてください。

 

もちろん全てにおいて与件文の情報が最優先なのは間違いありませんので、①の手順での対応力も、じっくりつけていきましょう。

 

また、できれば客観的に自分の解答を見てもらう機会を作れるといいですね。

受験校以外では、勉強会への参加やンターネット上でのコミュニティに参加してみてもよいでしょう。

 

さぁ明日はセミナーでも大活躍、ロジックのカリスマうみんちゅです。どんなノウハウが飛び出すかお楽しみに!

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