おはようございます。2年目生合格ナビゲーターのまなみんです。
世間はもうすぐGW、10連休なんていう、うらやましい方もいらっしゃるのでしょうか。
もちろん受験生のみなさんにとっては勉強の追い込み時!
普段なかなかまとまった勉強時間を確保できない方も、ここはスキマ時間では対応しづらいことにじっくり取り組むのもいいかもしれません。
それぞれ違った課題があることでしょう。思い切って気分転換が必要な人もいるでしょう。
ただし。
どんな計画を立てるにせよ、2年目以降の方は誰でもまず必ずやるべきことがあります。
それは、
なぜ自分は2次試験を突破できなかったのか、敗因を分析することです。
それこそ、その答えは1人1人ふぞろいだと思います。
(平成26年度のまなみんの結果は…Ⅰ52点、Ⅱ57点、Ⅲ50点、Ⅳ69点 計228点でした)
去年ふぞろい8のメンバーだったヨッシーもみほみほも敗因分析を勧めています。(ヨッシーの記事はコチラ)(みほみほの記事はコチラ)
合格者のアドバイスを素直に聞く。
独学生は、予備校講師のアドバイスを受けたり勉強仲間と議論するような機会はありません。
私もふぞろい等の書籍や受験生支援ブログなどが主な情報源でした。
特にふぞろいシリーズは、再現答案の分析だけでなく、合格者の解答プロセスや勉強方法など等身大の姿が様々に紹介されています。そういったアドバイスもしっかり読み込み、自分に合いそうなものはどんどん取り入れていきました。
そのひとつが「敗因分析」です。
これはじっくり取り組むべきことなので、GWなどうってつけではないでしょうか。
私は、ありがたいことにふぞろい8の執筆に関わったため、たくさんの再現答案に触れ、担当事例についてメンバーと何度も白熱した議論を戦わせることができました。そんな中で、平成26年度の試験に敗れた原因が見えてきたのです。
以下、平成26年度の試験を振り返りながら、まなみんの敗因を見ていきましょう。
①1次知識の想起不足
たとえば事例Ⅲの第2問
C社の切削工程で問題視されている加工不良率の増加について、その改善を図るために必要な具体的対応策を100字以内で述べよ。
受験された方、覚えていますか?
与件根拠は明確で、「設備オペレーターが故障対応に主眼を置いて、それぞれの経験で行っている自動旋盤のメンテナンスについての対策が必要となっている。」という部分を捉えて対応できました。
それぞれの経験 → 標準化・マニュアル化 という解は私も引き出せました。
しかし、故障対応に主眼 → 予防保全 という1次知識の想起ができなかった。
ここが“勝負の分かれ目”だったのです。
1次のマークシートには対応できても、2次でその知識を使いこなす力が不足していたのです。
②用語の理解不足
たとえば事例Ⅰの第3問
2度のターニング・ポイントを経て、~~、A社にとって組織管理上の新たな課題が生じた。それは、どのような課題であると考えられるか。~~
組織管理上の?
平成26年度のまなみんはここでしばしフリーズ。。特に事例Ⅰの「組織的要因」といったような定義があいまいな用語の理解がおぼつかなかった。問われていることが分からないのに、的確に答えようがありませんよね…
③見落とし
たとえば事例Ⅲの第3問(設問1)
業務移管のメリットを答える問題では、「業務委託費」と与件にバッチリ書いてあるにもかかわらず華麗にスルーしました。。
④解答要素の想起・整理がニガテ
たとえば事例Ⅰの第1問
~~その背景には、どのような経営環境の変化があると考えられるか。
こう問われただけで、きっと予備校生などは「機会と脅威」という切り口が条件反射のように浮かぶのでしょうが、独学まなみんは、「えー何だろう?与件に書いてあることをうまくまとめなきゃ。」とアワアワしてました。
⑤素直な因果関係を抜き出せない
たとえば事例Ⅲの第3問(設問1)
C社がX社の唯一の国内調達先となり、部品在庫管理および受注・発送業務の移管が行われると、C社にはどのようなメリットがあるのか、~~
実はまなみん、去年のふぞろい8ではこの設問の分析担当でした。A評価答案にはどんなことが書いてあったと思います??
「唯一の調達先となるため、受注が増加する」「売上が向上する」
「業務移管するため、業務委託費が見込める」
などなど…
え?
そんなバカな!? そのまんまじゃん!小学生の国語のテストか!
もちろん、どの設問で何点獲ったかは分かりませんので、A答案がこの設問のこの解答で高得点を獲得しているかは分かりません。しかし、
与件に忠実に、素直な因果関係を抽出する
まずはそこから、という大きな気づきを得ることが出来ました。
このことは、最後まで自分の中で大きな柱となり、その後の勉強にも大きな影響を及ぼすことになるのです。
「2次試験あるある」のオンパレードで情けないのですが、1つや2つ、みなさんにも思い当たる節があったのではないでしょうか?
次回から、これらの敗因にどう立ち向かっていったのか、そのためにどんな勉強法をとったのか、など掘り下げていきたいと思います。
さて、明日はストレート才女さやが、春セミナーの詳細を告知してくれますよ!乞うご期待!!
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