こんにちは!多年度生合格ナビゲーターのminaです。
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4月になって早10日ですね!
今まで何かと慌ただしくて、「勉強が思うように出来ていないよ~」という人も、そろそろ勉強時間を確保できるようになってきたころでしょうか。
「よしっ、勉強再開するぞ~!」と鼻息荒くなるところですね。
でも、その前にちょっと一呼吸おいて、考えてみましょう!
「これからやる勉強は、自分を合格に導いてくれるために必要なの?」
「その勉強を続けていれば、本当に合格できるの??」
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2次試験は勉強時間に比例して実力は高まっていきます。
でも、合格できる確率もどんどん伸びていく、という試験ではないですよね。
どんなに緻密な計画を立てて一生懸命に勉強したとしても・・・、残念な結果になってしまうこともあるのが現実。
だからこそ、ときには勉強の振り返りをして、合格に繋がる勉強をして欲しいのです。
今回は「2次試験勉強の振り返りのススメ」がテーマです。
勉強の振り返りポイントは、下記の2つです。
<勉強の振り返りポイント>
・今まで何が失敗だったのか? 失敗の原因はどんなことか?
⇒今やっている勉強は、自分の失敗原因を克服できるものになっている??
・今までうまく出来たことは何か? 上手くいった原因はどんなことか?
⇒今やっている勉強は、自分の上手くいったことが確実にできるものになっている??
例えば、次のようなケースを考えてみましょう。
<ケース>
過去5年間の得点開示請求をしてみたところ…
・毎年、事例Ⅰ、事例Ⅲの得点が安定して点が取れていた。
・事例Ⅱの得点が安定しておらず、年度によっては足切りだった。
・事例Ⅳは思ったほどに点が伸びていないことが分かった。
という結果だったとします。
このケースでの「課題」は、
・事例Ⅱ、事例Ⅳの得点を安定させること。
・事例Ⅰ、事例Ⅲの得点を維持すること
となりますね。
では、そのためには、どう勉強したらよいでしょうか。
それを勉強の「量」と「質」の両面から考えてみます。
◆勉強の量・・・事例Ⅰ~Ⅳの勉強配分
今まで、受験指導校のカリキュラムに従い、事例Ⅰ~Ⅳをすべて同じ時間をかけて勉強していました。でも、本当に自分にとって必要なことは合格に向けて課題を解決すること。
だから、勉強量を改めて、
ことが重要になってくると思います。メリハリが大事です!
◆勉強の質・・・事例Ⅱの得点の安定化
まず安定しない原因を考えてみましょう。
(原因①)
設問をちゃんと理解して読んでいなかったので、設問の条件を思いっきり見逃してしまい、題意を大きく外してしまった!
(原因②)
与件文を読んだが、設問で何を書いてよいか分からなかった。 与件文にヒントが書いてあるのに、全然気がつかなかった!
(原因③)
助言問題が出たのだが、どう解決できればよいのか想定できず、
焦ってしまい、頭が真っ白になってしまった!
では次に、それぞれの対策を具体的に考えてみましょう。
(対策①)
設問で問われたことをしっかり答えることが大事。
問われていることを見落とさないよう、黄色マーカーで色を付ける。
設問の制約条件を見落とさないように、オレンジマーカーで目立たせる。
(対策②)
与件文の不自然な記載(書いてなくても意味が通じるのにわざわざ書いているところ、出題者の想いが強そう)をチェックする。 そして、与件文の段落やセンテンスを、どの設問で使えばよいかを考える。
(対策③)
受験生があらかじめ準備できる助言内容は過去問にある。だから、過去問の助言問題のみをピックアップしてみて、どんな助言問題が過去に出て、どのように解答をすればよいのかチェックする。そしてエッセンスをまとめてみる。
⇒ここでは、「ふぞろいな合格答案」が非常に役立ちました!!
このように自分の失敗原因を明らかにして、その原因を克服するための自分なりの対策を打っていくことが重要になります。
2次試験は、80分間の中で、しっかりと題意を把握して自信をもって解答するのは、非常に難しいです。でも、自分の課題を明確にして、どんな事例が出ても、毎回60点の解答を書くことを目指すのであれば、達成できないことはありません!
ぜひ、失敗原因を明らかにして、それを克服する勉強を続けてください。
自分を信じれば、必ず乗り越えられます!
では、またお会いいたしましょう。
多年度生ナビゲーターminaでした。
次回は2.5年目生合格ナビゲーターの「のら」の登場です。
「のら」が、「モチベーションを維持する」心構えについて、教えてくれるようです。
自由人「のら」のモチベーション維持の方法、とても気になりますね!乞うご期待!!
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