まなが多年度受験になった理由<2次試験編>

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おはようございます。

多年度生合格ナビゲーターまなです。

※前回の記事「まなが多年度受験になった理由<1次試験編>」こちら、自己紹介はこちら

実務補習も2社目に入り、15日間のうち7日が終わったところです。

2月4日から平日の日中は会社の仕事、夜は報告書作成、土日は実務補習や資料収集と、休みなく過ごしてきました。さすがに身体に疲れが貯まってきていますので、リラックスタイムを入れながら、最後まで頑張っていきたいと思います。

今回は、まなが多年度受験になった理由<2次試験編>」をお送りいたします。

失敗談を入れながら書いていきますので、少しでも目に留めていただけると幸いです。

私は次のように診断士の2次試験の勉強を行ってきました。

 

 

 

<受験0回目> 平成23年度

2次試験の勉強に興味を持ち始めた年。

 診断士の勉強を始めて2年目。1次科目が6科目も残っているにもかかわらず、2次試験の勉強がしたくてT予備校の2次本科を受講する(当時は2年で最終合格するつもりだった)。結果、1次科目を3科目残し、平成23年度は2次試験を受けられず。

 

<受験1回目> 平成24年度

1次試験の残り科目に集中した年。

何としてでも1次試験に合格して2次試験を受験するため、8月上旬まで1次残り3科目に集中して勉強。結果、1次試験に合格。

8月中旬からT予備校の演習や過去問で2次試験対策するもPDCAサイクルが回せず、本番をむかえる。結果、本番では事例Ⅱの解答字数の多さ、事例Ⅲの一見生産とは結びつきにくい食肉加工業の事例に対応できず、撃沈。

 

<受験2回目> 平成25年度

あれこれの予備校に手を広げた年。

 T予備校の演習に慣れてきて、M予備校の通信講座や2次対策をしている個人の先生の講座を受講する。

M予備校で習った各事例の多面的な切り口、個人の先生が教えていたSWOTごとのマーカーの色分けは、「なるほど。」と思いましたが、結局、使いこなせず。

 

<受験3回目> 平成26年度

事例を解くのに慣れてきて、目の前にある事例を大事にしなかった年。

この年は、土曜日にT予備校の演習、隔週日曜日に先輩診断士がファシリテーターを行う過去問ディスカッションに参加していました。

過去問では、比較的良い解答が書けていたようです。何度も解いている過去問は解答の方向性が何となく分かっていたので、自分の力で解けた気になっていました。しかし、これだと本試験の初見の問題には対応できないです。

また、私は与件に印を付けるのに、強みが青、弱みや問題点がピンク、課題が緑、という具合にマーカーで色分けしていました。しかし、初見の問題を80分で解く時に、色分けした与件をどこまで意識して見ていたか微妙です(あくまでも私の場合です)。おそらく、マーカーひきなどの作業をこなすことで事例を解いた気になっていました。

さらに、心のどこかに「2次試験って模試で上位の人でも不合格になるよく分からない試験だから、それなりに読んで書けば、上位20%に入れるかも。」という甘い考えを持っていました。結果、不合格。

そして、この頃の私は「与件が読めない」病に陥っていました。読んでも読んでも頭の中にストーリーが入ってこない、フワフワした状態でした。「どうしたら元気な自分を取り戻せるのだろう。」と悩んで考えついたのが、翌年に行ったことです。

 

<受験4回目> 平成27年度

目の前の事例と向き合った、自分と向き合えた年。

保険としての1次試験は受けないことに決め、2次試験に集中する環境を作りました。

教材は、あれこれ手を出さずに、やるものを絞りました。(T予備校の2次本科の演習・模試、中小企業診断士 2次試験合格者の頭の中にあった全知識、過去問)

作業も、マーカーの色分けを止めて1色にし、目的を持って、解答に使った与件をピンクのマーカーで消していくのに使用しました。(与件の使い漏れチェックのため)

T予備校の仲間との勉強会では徹底的に解答プロセスをディスカッションし、自習では負荷をかけて80分の問題を70分で解く練習をすることで、解答の精度と処理スピードを上げていきました。

 事例への取り組み姿勢としては、目の前にある事例のストーリーを掴むために、与件や設問の1単語、1文を、丁寧に、大事に見ていきました(舐めるように)。よく分からない試験でも、目の前にある事例に誠意を持って真剣に取り組むことが大事だと気が付きました。(当たり前ですね)

おかげで、自分を見つめ直し、自分と向き合うことができました。

結果、大外ししない解答ができるようになり、合格

去年、不合格だった受験生の中には、知識のインプット・アウトプットが不足していた、タイムマネジメントができなかった、設問ごとの論点を読み間違えたなど、様々な原因があるかと思います。

多年度受験生の皆さんが自分と向き合い、至らなかった点を克服することで、今年合格されることを祈っています。

 

あさっては、2.5年度合格ナビゲーター&独学合格 のらが登場します。のらが語る「読むスピードの上げ方」とは?お楽しみに!

 

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