ラストメッセージ:「多年度受験生」だからこそ発揮できる「強み」がある!

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多年度生合格ナビゲーターのみほみほです。1月ももうすぐ終わりですね。昨年の2月に、初めてふぞろいブログを書かせていただいてから約1年。今回がみほみほの最後のブログです。今日は多年度生のみなさまへ、みほみほからのラストメッセージをお届けしたいと思います。

 

みほみほの職場には、「国の産業を育成していくにはどうしたらよいか?」といったことを考える部署があります。みほみほはその部署に行きたいと思っており、そのためには資格を持っていると良いのかなあと考えたのがきっかけで、診断士の勉強を始めました。資格を取ったあと、実際に中小企業を支援するようなことはその時点では考えておらず、ペーパードライバーならぬペーパー診断士になる気満々でした。

「目標はストレート合格。それがムリなら長くても2年間で合格」。そう思って勉強を始めました。ですが結局、1年目も2年目も残念な結果となってしまいました…。それまでも、高校や大学受験、他の資格試験など、試験を受けたことはたくさんありました。希望の結果が得られなかった試験もありました。けれど失敗したときはいつも「勉強が足りなかったからしょうがないな」と、自分でもその理由が分かっていました。診断士試験については、全力で取り組んだにも関わらず合格できなかったので「一体どうすれば良いのか…」と、と途方に暮れてしまいました。

 

そして迎えた受験3年目。悩みながらも、何とか合格をつかむことができました。3年目をどんな風に過ごしてきたのかの詳細は、1年間ブログに書いてきました(みほみほの過去の記事は  こちら )が、今でも強く思うことは以下の3つです。

 

○診断士試験は「絶対合格!」は狙えない。

合格レベルに達するには、一定の努力は必要です。でも、そこから本当に合格するには、運の要素もけっこうあるなあと思います。特に2次試験は、実際のコンサルティングの場面でもそうであるように、絶対的な正解があるかどうか明言しにくい試験です 。「Aも正解だけど、BもCも成り立つよね」、といったこともあるかもしれません。加えて、解答が公表されておらず、採点方法も分かりません。どんな採点者に巡り合うかで、結果が違ってくる可能性もあります。 このような特徴がある試験ですので、たとえ結果がすぐに出なくても諦めず、「運が向く時を待つ」という姿勢も必要になってくると思います。

 

○診断士試験は「絶対合格できる方法」もない。

万人に通用する「これをやったら絶対合格」という方法もないと思います。人によって向き・不向きもありますし、ボトルネックになっている問題も違うからです。このブログも含め、診断士試験は、合格体験記などの情報が充実していると思います。自分に何が合っているのか、何がボトルネックになっているのかなどを見極めて、上手に取捨選択できると良いのではないでしょうか。

 

○そのうえで、淡々と、努力を続ける。

合格レベルに入れれば、あとは淡々と続けるのみです。続けていれば、きっといつかは受かると思います 。

 

そして最後に。

ペーパー診断士になる気満々だったみほみほですが、診断士1年目となる今年度は、様々な活動に参加させてもらいました。「ふぞろい8」の書籍制作やブログ執筆、東京&大阪でのセミナーや販売促進活動。ふぞろい以外では、研究会やプロコン塾、診断士協会関連の活動への参加。企業や商店街の支援活動…等々。

恐らくストレートで受かっていたら、予定どおりペーパー診断士となっていたと思います。こんな風に色々なことに挑戦したのは、受験期間が長くなる中で「合格したらこんなことをしてみたい。だから絶対合格したい!」という想いが強くなったからだと思います。多年度受験の副次的効果として、「苦労したからこそ、この資格を活かしていきたい」という想いが強くなる点が挙げられるのではないでしょうか。その想いはきっと、合格後の世界を広げる原動力となり、診断士としての強みとなると思います。

 

皆さまが、合格を勝ち取られることをお祈りしています!

1年間どうもありがとございました。

またどこかでお目にかかることができれば幸いです。

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(ありがとうございました!)

 

次回は、2年目生合格ナビゲーターのむらっちです。むらっちからのラストメッセージをどうぞお楽しみに。

 

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