伝えることは難しい!~オカンに電話しても通じるか?

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こんにちは。多年度生合格ナビゲーターのすぎっちです。

昨年の1月から合格ナビゲーターみんなで受験に役立つ情報をお届けしてまいりましたが、今週がラストWEEKとなります。というわけで、すぎっちブログも今回がラストとなります。毎回つたないイラストにお付き合いいただき、ありがとうございました(笑)。受験勉強の合間の一服の清涼剤になっていれば望外の喜びです。

ラストということで何をお伝えしようか、いろいろ考えたのですが、いつも通り行こうと思います。突然ですが、2次って難しいですよね。2次試験の難しさはいろいろあると思います。例えば、対応付けミスで大外しや想定外のサプライズ問題など、いろいろ考えられそうですね。では、「1つだけ選んでください!」と言われたら、あなたはどう答えますか?

すぎっちは、「伝えることは難しい」からだと、回答します。そんなの当り前だと、はりせんを食らいそうな気もしますが、「伝えることは難しい」からだと、回答します。なぜか? 診断士試験の勉強を始めると、いろいろな知識を手に入れます。同時に専門用語も。いわゆるテクニカルタームですね。こういったものを仕入れると人の性なのか、ついつい使いたくなってしまいます。その結果、「難しいこと」を余計難しくし、「オレって、スゲーだろ」的な自己満足に浸ってしまい「裸の王様解答」が大量生産されてしまう、という痛い状況に陥ります。かつて、すぎっちにも、勉強し始め期にあったような気がします。昔の答案を見返すと、「当時、いったい何を言いたかった」んだか、さっぱりわかりません・・・。勉強会にこういう「痛い人」がいると思います。おそらく今でも・・・。

それ後、「伝えることは難しい」という大前提に立ち、すぎっちは、難しいことをなるべく原型をとどめたまま、いかに相手に伝えるかについて力を入れるようになりました。例えば、専門用語を使う際は、具体例とともに、例えを入れる。例えを引き出すのが難しいのですが、これができると実務の場面で大変役に立ちます。社長さんは大変忙しいので、ワンセンテンスと例え、の2つで説明できることが究極の姿かもしれません。

誰かに何かを伝えるとき、ホントに伝わるかを検証するいい方法があります。しょーもない方法ですが、

「この説明でオカンに電話して通じるか?」 ということです。

ついつい、難しく話をしてしまう、オラオラ解答になってしまう、という方はぜひ、お試しください!オススメです!

オカン

ラストは伝えることの難しさについてお伝えしました。最後に、劇作家・井上ひさしさんの言葉で、すぎっちが文章を考えるときに根底にしている言葉でラストブログを締めたいと思います。

むずかしいことを やさしく

やさしいことを ふかく

ふかいことを ゆかいに

ゆかいなことを まじめに書く

 

あなたの答案は「相手へのやさしさ」がありますか? その「答案」、「痛い答案」になっていませんか?

伝えることは難しい! だからこそ、やさしく、でも、誤解ないように伝えられる人でありたいと思います!

 1年間ありがとうございました。受験生の合格に貢献できていたら幸いです(^^)

イラスト、どうだったのか(笑)、ご感想をお待ちしています。

 

明日は、2年目生合格ナビゲーターのヨッシーです。独学受験生の方は、ヨッシー必読です。ラストはやはり、独学受験生に向けての熱いエールが込められているはず!

 

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