負けに不思議の負けなし!

同友館
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こんにちは。2年目生合格ナビゲーターのむらっちです。

 

お正月気分も抜けて、そろそろ平成28年度試験に向けて始動していかないといけない時期です。

前回の記事で書いたように、平成28年度試験の最終合格に向けた計画を立ててみたでしょうか。

特に、受験経験者の方はより具体的な計画を立ててみるとよいと思います。

 

さて、むらっちのふぞろいブログも残るところ、今回を含めてあと2回です。

残る2回も受験勉強を頑張るみなさんに少しでも有益な情報、やる気がみなぎる記事を届けられればと思っています。

今回はむらっちが思う、合格に向けて進んでいくための注意点をお伝えしたいと思います。

また、ストレートで合格を目指される方には、こういう勉強をすると不合格に近づいてしまうかもしれないなと思って読んでいただければと思います。

1マーク、1点を大事にしましょう!

2次筆記試験の得点開示が可能となった今、2次試験にも当てはまることですが、正解不正解がはっきり自分でわかる1次試験では特に心がけて欲しいなと思います。

合格発表の時に、よくこんなことを聞きます。

あと1マークだけ、運悪く足りなかった。

あと1点取れていれば合格だったのに。

こういう人に対して、あえて厳しい言葉を掛けさせていただきます。

試験は結果がすべてです。合格基準にあと1マーク、1点足りなかったからと言って、不合格は不合格

こういうことを言い続けていては、次年度の合格可能性はあまり高くないと思います。

なぜならそれは、合格に向けて間違った対策や解答プロセスを踏んだ結果だからです。

まず、自分は解答をなぜ、どのように間違ってしまったのか?を徹底的に振り返りましょう。これは、普段の対策においても同様です。

間違いの原因は、問題文の意図を読み違えたのか、それとも意図そのものを理解できていなかったのかなど。その原因をあぶり出せたら、同じ間違いをしないようにするには、どういう対策をしなければならないか、どういう点に注意しながら問題に取り組まなければならないのか、と次のステップに移れると思います。

 

問題を解く順番や、確実に得点すべき問題を見極めましょう!

これは試験合格の鉄則ですし、試験の時間配分などにもつながることです。

ほとんどの受験生が難しいと感じる問題に対してかなりの時間を割いたところで、正解や高得点を取ることができる可能性はそれほど高くないと思います。

これは特に、得意科目で起こりやすいことです。

「自分はこの科目(事例)は得意だから、何とかアドバンテージをとらないといけない。この難しい問題も何とか正解して他の受験生と差をつけよう。」

このような気持ちが生じて難易度の高い問題に執着してしまい、他の受験生の多くが正解している問題が手薄になり、結果的に得点が思いのほか伸び悩んでしまうのです。

半数以上の受験生が正解できるであろう問題については、優先的に解くべきでしょうし、そうした問題で得点を取りこぼさないことが大事です。

むらっちが考えるイメージでは、攻める姿勢は一切と言っていいほど不要です。守りの解答に徹することです。

試験勉強を頑張ってきた方は、その成果を存分に発揮したいと思うかもしれませんが、はやる気持ちを抑え込む必要があると思います。

 

プロ野球界の名将野村克也監督が、試合後のインタビューで言った言葉があります。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

不合格に至るには何かしらのミスが発生していて、そのミスの発生原因をしっかり詰めておかないと同じ過ちを繰り返す可能性は高くなると思います。

ミスを振り返る作業は精神的に苦しいかもしれませんが、毎日地道に努力を積み重ねていきましょう!

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再現答案をご提出くださった皆さま、ご協力ありがとうございました。

おかげさまで、「ふぞろい8」よりも多くの再現答案をお寄せいただいております。

「ふぞろい9」プロジェクトはすでに始まっています。受験生の皆さんの合格に少しでも役立てるよう、新たなメンバが真剣に分析に取り組んでいますので、書店に本が並ぶ6月頃にはぜひ、いち早く入手してくださいね!

次回のブログは、多年度生合格ナビゲーターのガックンの登場です。

振り返りの重要性について教えてくれます。ガックンといっしょにご自身のこれまでの行動を振り返ってみましょう!乞うご期待!

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