【実録:合格後の1年間】ヨッシーが この1年を 振り返る

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ちわっす! 会社が体育会系のヨッシー@2年目生&独学生合格ナビゲーターです。ちなみに、会社では川柳は詠んでません。ブログ更新に向けて、こっそりと作ってはいますが(笑)
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すぎっちの前振り(無茶振り?)に答えるのもあと数回 。「ふぞろいな合格答案エピソード8」編集メンバー有志によりお届けしてきたこのブログも、年が明けてしばらくすると、新しい執筆陣にバトンタッチします(予定)。年内はヨッシーの当番はこれが最後です。
そこで今回は、合格1年目の個人的な振り返りをしてみたいと思います。
2次筆記試験を通過されて最終合格がほぼ確実な状態で新年を迎える方も、次年度以降の2次試験に捲土重来を期する方も、診断士活動の参考やモチベーションアップにご一読いただければ幸いです。

さて、体育会も会社も、そして実は診断士も、1年生は「無茶振りに答えてなんぼ」の精神が大切だとヨッシーは思っています。

無茶振りかどうかはさておき、与えられたチャンスには「ちょっと無理かな?」と思っても積極的にチャレンジしてみることで道が開けることもありますし、そもそも、「自分がやりたい」と思う仕事より、「あなたにやってほしい」と誰かが思ってくれる仕事の中にこそ、自分の真価が眠っている可能性が高いからです。

とりっちも先日「山登りと筏下り」に例えて同様の記事を書いていました が、それに加えて、いま言った「無茶振り上等」精神を併せ持って合格後1年目の急流へと乗り出しましょう!

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ここからは、ヨッシー(企業内診断士、職種:財務・経理、東京都在住)の具体的な活動実績(主に「ふぞろい」プロジェクト以外)の振り返りになります。個人的な話になってしまい恐縮ですが、何かのお役に立てば幸いです。

【実際の中小企業支援活動】
ヨッシーはいわゆる企業内診断士ではありますが、中小企業診断士の本来の使命を考えても、個人的関心からも、診断士活動として最も重視していたのは、とにかく実務経験を積むことでした。
結果的に(カウント方法により若干差異が生じますが)今年は12件の支援活動に携わることができました(進行中のもの含む)。
内容は、窓口相談、商工会からの受託調査、商店街支援、イベント補助、新規事業コンサル等々多岐にわたっていますが、ルートとしてはヨッシーの所属する地元地域の診断士協会および地域診断士会経由によるものが過半となっています 。
協会や地域診断士会は、どちらかというと独立診断士中心で、入会金・年会費もそれなりにかかるため、企業内診断士が加入するメリットはないという意見もありますが、ヨッシーのようにとにかく実務を経験したいと思っている場合、加入した方がチャンスが広がると思います。地域に密着した活動をしたいという思いも強かったので、その点からも、居住地域やその近隣を活動エリアとする協会(支部)、地域診断士会に加入してよかったと思っています。

【研究会活動】
企業内診断士にとっては、一般的には研究会が活動の中心になる場合が多いのだと思います。
ヨッシーは実務経験優先の方針なのと、平日夜の研究会には業務時間の関係上なかなか参加できそうにないため、土日中心に活動している研究会の中から、「実務経験にもつながりそうなもの」「先輩や同期から誘っていただいたもの」という基準でいくつか加入しています。
実務が入る日は実務を優先しているのと、今年は休日出勤が多めだったのとで、せっかく加入している研究会への参加率が低くなってしまっているのが悩みです。

【受験生支援活動】
ふぞろい」プロジェクト以外の受験生支援活動に携わるつもりはあまりなかったのですが、「筏下り」の結果(笑)、1次試験:模試の作問、本試験模範解答・解説作成、2次試験:演習・模試の採点・添削、本試験模範解答・解説作成、口述試験対策等々、いろいろ担当させていただきました。
本試験の模範解答・解説を書くためには、受験生として時間内に合格ラインに到達するための勉強とはまた異なった観点が必要となり、やってみると想像以上にハードでした。
直接的な中小企業支援ではありませんが、診断士1年目としては入っていきやすい活動ではないでしょうか。同期合格者や合格からあまり年数の経っていない若手診断士との共同作業になることも多く、友達づきあいのできるような仲間づくりという点でも魅力があるように思います(協会や地域診断士会は、かなり年配の方が多い印象です)。
せっかくできた縁なので、次年度以降の試験対策も担当していければと思っています。

【執筆活動】
目標としては、(受験対策書以外の)一般向け書籍・雑誌に記名で原稿を執筆することを目指していたのですが、年内の達成は難しそうです。
チャンスがなかったわけではないのですが、納期を守れるかどうか不安のある日程だったことなどから、今年は見送ることとなりました。
ちなみに、受験対策書については共著者として氏名を載せていただくことができたものがあります。性質上、毎年加筆修正が必要になるので、次年度以降も継続して携わることになりそうです。

【講演活動】
初年度の活動としては積極的に狙っていたわけではないのですが、地域診断士会として受注した創業塾で会計・税務の講師を担当させていただく機会に恵まれました。専門分野ではありますが、「わかりやすい」という意見をいただく一方、質問に完全には答えきれなかった部分もあり、まだまだ勉強が必要です 。
これを機に、自分に強みがありそうな幾つかの分野については、セミナー向けのコンテンツ開発や講師としてのトレーニングもやってみようかな? と思いはじめています。
また、「ふぞろい」の夏セミナー、所属する支部のスピーチ大会で100名近い聴衆の前でプレゼンしたのも貴重な経験となりました。

【スキルアップ】
診断士以外の資格取得を目指していたわけではないのですが、所属する支部が短期集中講座を開いてくれたおかげで、事業再生アドバイザー試験に合格することができました。
参加する研究会でも事業再生を勉強していますし、ヨッシー自身、事業再生が必要なくらい苦境に陥った企業に在籍した経験もあり、この分野にはひとかたならぬ思い入れもありますので、最終的には実務で活躍できるレベルを目指したいと思っています。

こうやって振り返ってみると、月並みな言い方ですが「この資格を取ることで世界が変わった」1年だったと思います。

勤務する会社(中小企業だが上場企業の子会社)には診断士のことは何も言っていなかったのですが、診断士登録が終わった頃、社長にだけは「受かったっす!」と(笑)報告しました。
その影響もあると思いますが、来年からは、複数のグループ企業(基本的にすべて中小企業)を、主に財務・経理の立場から支援することになりそうです。

本業の方でも、より多くの中小企業経営に携わることとなりましたので、来年はもっと多くの中小企業とそこで働く人々を幸せにできるよう精進したいと思います。

それでは、よいお年を!

このたび2次筆記試験に合格された方に向けて一句

事例Vの 始まりの日が ついに来る by ヨッシー

明日は「こちらふぞろい情報局!」。何やらこの時期ならではのネタを仕込んでいるとかいないとか? お楽しみに!

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