苦手科目の乗り越え方!おかなつ編 ~“苦手”は思考停止ワード~

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どうも、自称パワー系勉強家の「おかなつ」です。

(なんのこっちゃという方は、前回の一次試験勉強法のページをご覧ください)

今日も今日とて、前回とは別の意味のパワー系な一次試験勉強法をお送りいたします。

文学部系出身、本当は哲学の勉強をしてみたかった私が、本気で「苦手」という言葉と向き合った軌跡をご笑覧ください。

前半パートがあまりハマらない方も、後半の勉強法は多少役に立つかもしれません。

精神論:そもそも苦手って何?

「苦手」ってそもそも何でしょう(哲学)

分解してみると、苦手と感じる根源もいくつかある気がしています。

・なかなか点数が上がらない

・勉強しても頭に入ってこない、そもそも参考書読んだり講義を聞いたりしても理解が出来ない

・シンプルに面白くない、好きじゃない

・「好き」「得意」な科目と相対化したときに「苦手」と感じる

などなど…

他にもありそうですが、皆さんが「苦手」と感じる科目があれば、それはもう少しブレイクダウンするとどのような心情・事象に起因しているでしょうか?

「苦手」って抽象的で、気付きにくいけど思考停止ワードです

私自身の話をすると、それは「経済学」でした。

経済学って実体がなくて、だからこそロマンがあって面白いんだけれども、とはいえ現実社会に当てはめて考えづらく手触り感がない。

私にとって経済学は、「Interestingで嫌いじゃない。だけど掴みどころがなく、成果(得点)に繋がらない…」という何だか恋する乙女みたいな意味での“苦手”意識がありました。

そう、私は恋する乙女だったんです(は?)

半分冗談、半分本気です。

経済学自体が嫌い/アレルギーがあるわけではなく、差し詰め射止めづらさ(=得点を稼げない)にモヤモヤを感じていました。

こうなってくると、絶対に振り向かせたいんですよね。経済学を。

意地でも私のモノにするため、時間を掛けるのは勿論、あの手この手でアプローチしました。

詳細は次章です。

つまり何が言いたいかと申しますと、「あなたの苦手はどこから?」です(パ○ロン?)

ここの言語化からあなたとアイツの物語が始まります。

「どこがと言われても苦手なモノは苦手なんじゃ!」と逃げないでくださいね?

きっとどこまでもニガテなアイツに掌で踊らされますよ。

高校生の頃も数学が“苦手”だったのですが、各単元を脳内で擬人化しては「彼はツンデレなんだ」と思って楽しんでいました。我ながら感受性豊かですね。多分拗らせてます。

具体的な勉強法:流動性抜群!「付箋ノート」

先に少しだけ前段の続きです(ちょっと飽きてきましたよね、すみません)

そんなこんなで経済学に恋している設定になった “おかなつ”ですが、実はこれが結構理に適っていました。
「足切りにならない程度の点数をとりにいく」という戦略で必要最低限の時間で勉強する方向性もありつつ、結局、苦手科目ほど時間かけた方が良いことも、嫌でも時間がかかることもあるものです。

そんなときに、「私は彼を振り向かせるんだ!」と思うと急にやる気が出たりするのですよね(合う・合わないはありますが)。

というわけで、「可能な限り時間を掛けた」がやり方(?)の一つ目です。

パワー系おかなつの真骨頂ここにあり。

さて、そろそろプラクティカルな話にしましょう。

前回のブログでは、通信講座や『まとめシート』などをメインに勉強法を纏めましたが、今回は趣向を変えて私のノートを公開してみます。

やや見づらくて恐縮ですが、「小さめのノートにオレンジペンで一部書かれている付箋が貼ってある」ということだけ分かれば大丈夫です。

ノートの取り方も様々で、「大学ノート」にコツコツ書く派、ルーズリーフ派、テキストに直接書き込む派…と個性が出るところだと思います。

私の場合は、「とにかく自由度の高いノートにしておきたい。ニガテなところをピンポイントで勉強しながら「攻略」できるノートにしたい」というニーズがありました。上述の通り、経済学と仲良くなるために相応の時間を費やしたわけですが、その中でも特に翻弄させられる単元や要素もあったんです…。

しかも大体そういう単元って、概念的には結構近かったりするんですよね。

それなのに、テキストの中では大人の都合で(?)50ページくらい離されていたり…。

それが気に食わず、「これとこれは一緒に居させたい!」と思ったものがあればすぐに近づけられるよう、柔軟性の高さを追求した結果たどり着いたのが写真の「付箋ノート」です。

頭に入ってこないと感じている箇所を付箋に書き、暗記したい部分はオレンジペンで記入します。赤シートで隠せるので、このまま自分の苦手がピンポイントで詰まった暗記用ノートになります。

「今日はこのグループを覚えよう」「この要素は別の要素とも似ているから、後で貼り替えて勉強しよう」みたいなことを気軽にこのノートでやっていました。

暗記目的としては、「覚えたら付箋をはがしておく(別ページにする)ことが出来る」のも魅力です。

最終的に、点数に繋がらないと悩んでいた単元ばかりがこのルーズリーフに残っていき、試験前には付箋がほとんど剥がされ、見事ニガテだった「経済学」の攻略に成功しました(当日70点強)

めでたし、めでたし。

その後の私と経済学との関係性ですか?私の次のターゲット💘は事例Ⅲにシフトしたのでもはや経済学の試験問題には興味がないですね。(一次試験後の私より)

終わりに

長々ポエティックに書いてきましたが、おかなつ的な苦手克服策は、

  • 「苦手」の本質を言語化する
  • 具体化した「苦手」要素にピンポイントでアプローチする

の2点がポイントでございます。

普通に書くと、普通ですね。笑

勉強方法が十人十色なら、感じ方は千差万別。

一次試験まで残り日数も少なくなってきましたが、皆さんご自身にとってフィットする勉強法と出会い、合格点に届きますように。

さて、明日は私と正反対のド理系”りょちょ”の登場です!

理系ならではの勉強方法を知ることができるかも…!

属性が彼と近い方は特に要チェックですよ!

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