3週間でできる! すぎっち式 プレゼン力MAX化! 2次試験に合格する書き方!~プレゼン力の強いものが評価される!?~

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おはようございます。月曜に登場する多年度生合格ナビゲーターのすぎっちです。

まだ先の話にはなりますが、ふぞろいでも「2次口述対策セミナー」を開催します。ふぞろいブログを読まれている受験生のみなさま、ぜひご参加ください。

 

気が付けば10月。2次試験まで残り20日となりました。残り3週間の学習プランは立てましたか? 多くのことはこなせないので、例えば、事例4の計算練習やプレゼン力を高める答案作成、などでしょうか。まだ過去問にふれていない受験生は過去問どっぷり生活にするのも必要です。わずか3週間ですが、過ごし方によって大きく差がつく勝負所です!

 

これまで3回連載で「すぎっち式 リスクを回避して2次試験に合格するヒケツ!」を大公開しました。直前にやっておきたいことをお話ししましたので、ぜひ一度ご覧ください。なにか、ヒントになるものがあるかもしれません。

【すぎっち式 8割が陥るリスクを回避し2次試験に合格するヒケツ!ドバー】

●模試を活用して2次試験の本番感をつかむ

●予備校病を回避して本試験モードに

●2次試験のパニック対策

 

今回は「3週間でできる! すぎっち式 プレゼン力MAX化!2次試験に合格する書き方!~プレゼン力の強いものが評価される~」をお伝えします。

予備校の演習や模試など、多くの問題を解かれた受験生が多いと思います。これにより、80分の解答プロセスが固まったり、事例企業の特徴などを漏らさない読み方ができるようになってきている頃でしょうか。これらを確立し、高めることは合格直結するので、非常に重要です。しかし、最終的に合格するには採点者に評価される必要があります。ふぞろい8を執筆する際に、180枚以上の再現答案を分析しましたが、合格答案・A答案は、B答案・C答案に比べて圧倒的にわかりやすく(一読しただけで言いたいことが伝わる)、かつプレゼン力も高いものでした。他方、受験生はこのプレゼン力を高める対策をされている方が少ないように思います。残り3週間でプレゼン力を高めて、8割を抜け出し、2割に入る答案作成力を身につけたいところです。

 

【3週間でできる! すぎっち式 プレゼン力MAX化!2次試験に合格する書き方!】

●与件のワードと1次知識の組み合わせで伝える!


プレゼン力MAX

 

ワンセンテンスでいうと、「与件のワードと1次知識の組み合わせで伝える!」ということになります。

 

B答案・C答案は、合格答案・A答案に比べて大きく2つの差がついています。

●一読しただけで言いたいことが採点者に伝わらない

●与件文の抜き出しに終始し、つまりがない

くわしく見ていきましょう。

 

●一読しただけで言いたいことが採点者に伝わらない

2点とも重要ですが、こちらは致命的です。この時点で8割入り確定です。たとえ正しい方向性の答案であっても、一読しただけで採点者に伝わらないと、答案の第1印象が悪くなります。減点またはゼロ点のリスクが高い答案ともいえます。みなさん、大丈夫でしょうか? 採点者へのプレゼンを意識して文章を書いていますか?

これを避けるには、「構文を考えてから答案を作成する」というのがコツです。例えば、環境分析の設問であったら、「●●や▲▲な脅威があるものの、■■な機会があるため、A社の○○力を活用して~」といった具合です。これを決めてしまえば、あとは●●や■■を与件文から持ってくればいいわけです。簡単ですね。よく問われる代表的な設問の構文をすぐに作ってしまうのがオススメです!

 

●与件文の抜き出しに終始し「つまり」がない

こちらは一読したときに言いたいことは伝わることはクリアしている答案の課題です。与件文にあることは抜き出して書かれているが、ただそれだけという答案です。思わずだからなに?と突っ込みを入れたくなりますね。仕事でいうと、つまり何が言いたいの?と突っ込まれるのに似ているかもしれません。要素をとにかく入れることだけを考えているとこういった落とし穴に嵌ってしまうのかもしれません。採点者に突っ込みを入れたくさせていませんか?

これを避けるためには、与件のワードと1次知識の組み合わせで伝えるのがオススメです! 与件文には事例企業の事象が書かれています。

例えば、「この清掃、洗浄、消毒の作業は、作業者によってその方法が異なり、所要時間もそれによって変動する」とか、「近年昇進した中途採用者が~課長を務めている」などといった感じです。これを因果の因また果として活用します。その次に、1次知識を果または因として適用します。先の例でいえば、設問文で仮にリードタイムを短縮するための対応策を聞かれており、かつ上記の問題点(「この清掃、洗浄、消毒の作業は、作業者によってその方法が異なり、所要時間もそれによって変動する」)を活用する場合は次のように解答が作成できます。

「対応策は、清掃、洗浄、消毒の作業が作業者によって方法が異なり、所要時間も変動するため(与件文を因)、マニュアル化等による標準化を行う(1次知識を果)。」

このような形で与件のワードと1次知識の組み合わせで伝えます。いかがでしょうか。何をやるかに答えた答案になります。

 

このように「プレゼン力を高める」ためには、構文を確定させたら、与件のワードと1次知識の組み合わせで伝えることが重要になります。ぜひ、過去問を活用して「与件のワードと1次知識の組み合わせで伝える」練習を繰り返してください! 慣れれば、割と簡単にできるようになりますよ(^^) 3週間もあれば十分です

 

最後に、2次試験の各事例の特徴を押さえることも得点を安定させるためには重要です。各事例の特徴についてご紹介してきましたので、ぜひ、ご参考にしてください。

【事例別の特徴をワンセンテンスで言うと】

事例1⇒課題対応(環境変化に対しての内部の課題対応がメイン)の事例

事例2⇒明らかなマーケ知識を問う&ニーズ対応の事例

事例3⇒現象・問題点対応(社内で発生している問題点を解消)の事例

事例4⇒経営比率分析をベースに諸問題を財務会計手法で解決する事例

いかがでしょうか? 各事例の特徴をとらえるとこのようになると思います。ニガテな事例があっても事例の特徴を押さえておけば、パターン化できる(想定しやすい)上に、対応策も立てやすくなってきます。

そして、ふぞろいブログは続く!

 

明日は独学受験生の強い味方、2年目生合格ナビゲーターのヨッシーです。最近はやり取りさえ川柳で語るヨッシー、今回はどんな川柳が飛び出すのか。

 

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