こんにちは! やさぐれ2年目合格ナビゲーター、けいたんです。
先日、2次試験の受験が初めてだという受験生の方から「問題用紙にはどの程度メモを書き込んでいましたか?」というご質問を受けました。
2年目以降になると、「問題用紙に何を書き込むか、下書きはどこまでするか」の自分なりの感覚が掴めてくるようになります。ですが、経験数の少ない初年度生にとっては、まだ自分の型をつくるまでには至っていないかもしれません。
今回の記事では、一例として、けいたんがどのように問題用紙に書き込みをしていたかを、ご紹介します。
(1)試験開始! ⇒ 問題用紙のホチキスを外して三つ折り
目的:メモがごちゃごちゃにならないよう、まずは陣地を確保する。
慣れている方にはお馴染だと思いますが、まずは冊子のホチキスを外して表紙を剥がします。けいたんは、さらに表紙を三つ折りにして、紙の上に設問ごとのスペースを作っていました。各スペースの左上に、設問番号、字数、配点を記入しました。
(2)設問文を読む ⇒ 「問われていること」と「制約条件」をチェック!
目的:設問要求を見失わないようにする
けいたんは先に設問文をチェックする派でした。後で見た時に設問の内容が一瞬で分かるように、「問われていること」は□で、「制約条件」は△で、ついでに配点と文字数は〇で囲むようにしていました。
(3)与件文を読む ⇒ 設問の材料候補をチェック!
目的:大事なワードの見逃し防止
直感で「これは設問の材料では?」と思ったものには下線をひき、余白に対応する設問番号を記入していました。また、重要そうなところは文節ごとにスラッシュを入れ、少しでも「怪しい!」と感じたワードには二重下線、「怪しすぎる!」と感じたワードには□、時系列や組織体系を整理する際のキーとなるワードには〇をつけていました。
(4)解答を作成する ⇒ 文章の骨組みをつくる
目的:問われていることから離れない!
けいたんが予備校の演習でよくやってしまったミスが、「解答を作っているうちに、だんだん答えるべき方向とずれてくる」ことでした。初めに設問を確認しているにも関わらず、あれこれ考えているうちに、問われていることとは違うことを答えてしまっていることがあったのです。そうならないために、解答を考える前に骨組みを作っておくことにしました。
例えば、事例企業の強みと形成要因について問われている問題であれば、「A社の強みは___である。なぜなら___してきたからである。」という構文だけ先にメモしておきます。次に、さきほど与件文でチェックした材料候補を書き出して空欄に当てはめてみて、解答になりそうなら〇、しっくりこなければ×を記入して、解答を作るというやり方をしていました。
(H25の本試験です。漢字を間違えてますね…ご愛敬ということで^_^;)
以上、けいたんが実践していた問題用紙への書込みプロセスでした。
ここまで読んで、「そんなにいろいろ書いていたら、やっぱり時間が足りなくなっちゃうよ~」と思ったあなた、まさにその通りです(^^;
☆仕上げ☆ メモの手順を習慣化 ⇒ 慣れてきたら作業を省略!
目的:80分以内にきっちり終わらせる!
この記事を書くにあたって、けいたんも昨年の本試験で使った問題用紙を見返してみたのですが、特に手順(4)については、本試験では書込みはあまりしていませんでした。
書込みのルールを決めて、習慣化していると、だんだんメモする要素が絞られてきます。例えば(4)の解答の骨組みづくりにあたっても、徐々に段階を省けるようになっていき、最終的には、メモするのは「骨組み+どうしても気になることだけ」にとどめ、解答要素の〇×判断は、いちいち書き出さずに与件文上で判断するようにしていました。
問題用紙への書込みは、ひとそれぞれ、合うやり方が異なると思います。が、大切なのは、問題を解くことと同じく、書込みのプロセスを予め決めておくことではないかな…とけいたんは考えています。
本試験まであと1か月をきりましたが、まだ時間はあります! メモについて迷っている方は、これから演習や過去問を解く際には、書込みのプロセスを固めることも意識してみましょう!
明日はセリフさんが、解答づくりの秘伝の技(!)を披露してくれるようです。お楽しみに!
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