多年度生合格ナビゲーターのガックンです。
ラグビーワールドカップが始まりましたね。途中ブランクがいっぱいありますが、ガックンは小学校の頃からラグビーをやっていたラグビー好きです。最後にプレーしていたのは、地元のクラブチームで5年位前、そう、中小企業診断士の試験勉強を始める時まででした。ちなみに、今は見る専門で、しかも最近はそちらもおろそかになっていて、にわかラグビーファン状態ですが……。
でも、ラグビーワールドカップは第1回から欠かさず見ていました。だからこそ、日本代表が南アフリカ(スプリングボックス)に勝った先日の試合は、驚きと感激でいっぱいでした。サッカーとかオリンピックと違って、興味がある方は少ないと思うので、勉強より観戦を優先するなんて人は少ないとは思いますが、ぜひ勉強を優先してくださいね。
さあ、2次試験まで残り4週間、まだあと28日(9月27日時点)もあります。全力で頑張りましょう!!
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今回のお話はピークコントロールです。
スポーツの世界ではよく言われることですが、いかに本番をピークの状態に持っていくかをコントロールすることです。
そう、ラグビーワールドカップでも日本代表は予選リーグを突破するために、南アフリカ戦をピークに体調とメンタルを整えていたのだと思います。逆に南アフリカは、初戦の日本をピークにするのではなく、予選リーグ後の決勝ラウンドをターゲットにピークコントロールをしていたのだと思います。
今回の勝敗がピークコントロールの成否で結果が左右したかはわかりませんが、2次試験ではピークコントロールの成否で合否が大きく左右するとガックンは考えています。
スポーツでも直前に激しいトレーニングをすると、試合当日のコンディションが悪くなり、身体が思い通り動かないことがあります。逆に直前期にあまり流しすぎると身体のキレが悪くなることがあります。
中小企業診断士の2次試験は、直前にどんな勉強をしたかで本試験で書く答案が大きく異なってきてしまう可能性があります。
例えば、平成26年度の事例Ⅳの設問3でガックンは大きな間違いを犯しました。たまたま直前に解いたセールスミックスの問題が線形計画法で解く問題であったため、シンプルなセールスミックスの解法ではなく、直前に解いた解き方で取り組んでしまいました。結果、なかなか解くことができず、大幅な時間ロスをしてしまいました。その結果が、予備校の演習などではもうずいぶんやっていない空白の設問を作る結果になりました。
皆さんも今までにそんな経験はありませんか?
「たまたま直前に解いた事例と同じ業界だから」
「たまたま同じ生産上の問題だから」
「たまたまよく似た事例だから」
等々、ついつい過去の事例の解答に思考が引っ張られて、今、目の前にある事例企業と向き合えず、過去の経験から答案を書いてしまって大事故を起こしてしまう。
ガックンも度々、事故を起こしていました。
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では、どうしたら良いのか?
ガックンの答えは簡単です。
もう合格するだけの力が十分に備わっていると勘違いしているわけですから、直前期には事例を解かなければいいのです。
そんな乱暴な!と思う方がほとんどだと思います。
全く解かないのは乱暴だとガックンも思います。
ではどうするのか?
直前期に事例を解く目的を明確にすることです。
ガックンは、直前期に解いた事例はほとんど復習していません。知らない知識などあればへぇ~っという感じで 抑えてはいましたが、基本的には自分の解答手順を身体に染み込ませることだけを意識していました。
ちなみに、直前期に事例を解いても復習をしないのは、あくまでもガックンの場合です。人それぞれ仕上がり具合は異なるでしょうから、事例を解いてガッツリ復習するのも一つの方法です。
ただ、これだけは分かったうえで直前期の勉強をしてください。
2次試験は直前にどんな勉強をしたかで、自分が書く答案が変わってきてしまう可能性がある。
今は十分に合格レベルにあった者が、直前期の勉強次第で合格レベルから脱落してしまう可能性がある。
だからこそ、直前に何をどのように勉強するのか、目的を明確にして計画を立てる必要があります。
そう、それが2次試験の本番に向けたピークコントロールなのです。
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2次試験の本番に、自分の100%の力を発揮できるよう、今から直前期に“やるべきこと”と“やってはいけないこと”を明確にして、計画的に取り組んでいきましょう!!
合格ナビゲーターは皆さんを応援しています!!
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次回は、多年度生合格ナビゲーターのキッラーンの登場です。どんな【ドロ沼脱出法】がキッラーンから聞けるのか楽しみですね。
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