こんにちは! やさぐれ2年目合格ナビゲーター、けいたんです。
台風一過の9月12日(土)に、東京にて「ふぞろい8東京秋セミナー ~アタマひとつ抜け出す『書き方』のコツ~」を開催しました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
今日のブログでは、その時の内容をちょっとだけチラ見せしたいと思います(^^)
今回のセミナーでは、「採点者にアピールできる答案を書いて、点数アップを狙おう!」という目的のもと、2部構成でお送りしました。
【第1部】 実例から学ぶ! ココで差がつく「得点できる解答」「得点できない解答」
第1部では、ふぞろいブログでは実年ナビゲーターとしてお馴染の、「因果の求道士」リンフから、平成26年度の事例Ⅲを題材にして、「得点できる解答」についてレクチャーさせて頂きました。
本セミナーで紹介する「得点できる解答」の書き方のコツは、ズバリ「伝わりやすいフレームワークで、得点の4要素をアピールする」ということです。
得点の4要素とは…
1.妥当性のある因果
2.因果の「因」は与件の言葉
3.因果の「果」は1次知識
4.期待効果(提案)
この4要素を、採点者に伝わりやすい構成で解答に起こしていきます。
その作成手順は…
①設問分析: 出題者の意図(聞きたいこと)と制約条件を理解する
②構文(フレームワーク)決定: 出題者の意図に応える構文を選択する。
<「分析」問題の場合> ⇒ 「理由・要因」の列挙
<「提案」問題の場合> ⇒ 「結論」先出し + 「理由・具体」列挙
③文字数配分: 要求文字数に対応し、文字数を配分する。(因果1個につき40文程度が目安)
④論点抽出: 反映すべき論点を与件に探しに行く。(与件の言葉、因果、一次知識選択)
構文に反映する。
セミナーでは、参加者の方には事前に解答を作って持参して頂き、レクチャー後にご自分の解答を上記のフレームに当てはめて見直して頂きました。「自信を持って書いた解答だったけれど、因果の『果』の部分が抜けていた」など、新たな気付きを得て下さった参加者の方も多くいらっしゃいました。
事例Ⅰ~Ⅲの記述問題で点数が伸び悩んでいる方は、上記の要素、手順に当てはめて、ご自分の解答を見直してみてはいかがでしょうか。
今まで気づかなかった、ご自分の弱点を発見できるかもしれません。
【第2部】事例Ⅳ対策 得点につながる「計算過程」の書き方
第2部では、2年目合格ナビゲーターで本職は公認会計士、ふぞろい8の書籍では事例Ⅳを担当したむらっちから、事例Ⅳの「計算過程」の解答の書き方についてレクチャーさせて頂きました。
計算過程を書くように求められる問題、ここ数年、ほぼ毎年出題されていますが、みなさんはどのような書き方をしているでしょうか?
計算過程の問題の攻略ポイントは2つ!
1.言葉で何を算出しようとしているのかを示す
2.計算要素を分解して部分点を狙う
計算過程は、計算メモではありません。
採点者に対して、「解答を導き出すための計算の流れを理解していますよ」ということをアピールすることが必要です。
セミナーでは、平成26年度のキャッシュフローを求める問題(第2問-設問1)を題材として、「限られた時間の中で、何を優先して書くか」についてお話させて頂きました。
また、NG解答例として、「最終解答の数値のみを記載している」「計算式のみがずらずらと書かれており、それぞれの数値が何を現しているのかわからない」などの例を紹介しました。
事例Ⅳの問題では、どうしても「正しい数値を算出すること」に集中してしまい、「結果を伝わるように記述する」ことについては疎かになりがちだと思います。
しかし、採点者が見るのは、枠で囲まれた解答欄の中のみ。限られた枠の中で、いかに「出題者の意図が分かってますよ」とアピールできるかが勝負です!
以上、セミナーのご報告でした。
ふぞろいプロジェクトでは、2次試験結果発表後の12月中旬に、「ふぞろい冬の陣@東京」にて口述対策セミナーを開催予定です。
ふぞろいブログ読者のみなさん、秋セミナーに参加して頂いたみなさん、必ず合格を勝ち取ってください! そして、次回のセミナーにもぜひお越しくださいね!
ふぞろいメンバ一同、心よりお待ちしております!
明日のブログはセリフさんです。「模試の活用」をテーマに語ってくれるようですよ。お楽しみに!
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