SVO? SVOO? SVOC? 英語の勉強は2次試験にプラス?

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多年度生合格ナビゲーターのガックンです。

先日、仕事で財務分析の資料を作成していて、キャッシュフローの計算をしていたのですが、数字が合わず1時間以上なんでだろうと悩んでいました。プラスとマイナスを間違えている? 何か漏れている勘定科目がある? といろいろ見ている間にずいぶんとムダに時間を費やしてしまいました。結論は1つの勘定科目を二重で計算していたのですが、エクセルだと気付き難くて、2次試験とは違う難しさを感じた一日でした。

さあ、2次試験まで残り6週間、まだあと42日(9月13日時点)もあります。全力で頑張りましょう!!

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本題に入る前に、少しガックンについてお伝えしておいた方が、今回のブログが分かりやすいかと思うのでお付き合いください。

実は、ガックンは平成26年3月に仕事を辞めて、4月から1年間の全日制の英語の学校に通っていました。というのも、平成25年度の2次試験で残念な結果を受け、ガックンはいろいろと考えていました。また1年間、同じ生活をするのか? いや、2次試験を合格できるだけの力は十分に備わっているはずだ! これからの1年間をもっと充実した意味のある1年にすることはできないか?

そして行きついた答えが、「仕事を辞めて、仕事の時間を英語の勉強に置き換える」という答えでした。ちなみに、英語の学校に入った当初、ガックンの英語の実力は、TOEICで265点でした。恥ずかしながら、たぶん中学1年生でも同じくらいの点数は取れるレベルです。

そんなガックンは、今の時期の平日は大体、朝の9時半から夜の9時半まで英語の学校にいました。たいして英語ができるようになったわけでもなく、なんか日本語もおかしくなるみたいな感じでした。

そんな中で、全く関係なさそうだけど英語の勉強が、実は2次試験に役に立った? と後から考えると思うこともあるので、今回はその話をお伝えしようと思います。
でも、けっして、だからガックンの様に英語の勉強をしましょう! というわけでは無いですからね。

よく英語は、日本語に比べて論理的な言語だと言われます。言語学者によると、「いやドイツ語の方が論理的だ」とか、「日本語の方が英語より論理的だ」とか、いろいろと諸説あるようですが、そこは今回の論点ではないので、つっこまないでくださいね。

今回の論点は、以下の3つです。

① 主語が必ずある
② 動詞の後に目的語などがつづく
③ 5文型と言われるように、文の形が決まっている

① 主語が必ずある

我々が日本語を話すときは、よく主語を省略して話してしまいます。でも、英語は必ず主語があります。命令語には主語が無いじゃないか! なんてつっこまないでくださいね。もちろん例外もあります。

英語の勉強をしていると、まず始めに主語を言わないといけないので、すごく主語を意識するようになりました。

2次試験で例えると、だいたいは設問で問われていることが主語になります。

だからガックンは2次試験では、理由が問われていれば「理由は、~」と、戦略が問われていれば「戦略は、~」と、設問を読んだときに、必ず主語をはじめにメモで書きだすようにしていました。

改めてふぞろい8で多くの答案の分析をしていて気づいたのですが、合格者やA判定の答案に比べて、B・C・D判定の答案には、主語がない答案が案外多かったのです。答案を読んでいて、多分こういうことを言いたいんだろうなと思うのですが、意地悪して読むと違う意味でも取れる、そんな答案になっていました。

もう一つ多かったのが、1つの文で主語が違う内容を複数書かれている答案です。考えながら書いている間に、文章がねじれてしまったんだと思うのですが、主語を意識していないとついつい書きがちな答案です。

英語を勉強する必要はありませんが、2次試験の答案では、主語は何なのかを強く意識して書くことを、ガックンはお勧めします!!

② まず動詞がきて、後に目的語などがつづく

英語の場合は、主語が決まれば次は動詞です。ガックンは単語力が無いので、ここで言葉が詰まります。まぁ、ガックンがどこで詰まるかは、別に関係ないのですが、主語が決まれば次に動詞を決めないといけないのです。

2次試験の場合は、主語が「理由は」なら述語は「だからである。」「戦略は」であれば、「することである。」という様に、主語に対応した述語を選ぶ必要があります。
ガックンは、述語も主語と同じように設問を読んだ際に、メモ書きをします。

これもふぞろい8で多くの答案を見ていると気付くんですが、「理由は、~することである。」「戦略は、~だからである。」みたいな答案が実は結構あったりしたんです。そんなバカな!と思うかもしれませんが、ガックンもメモ書きをする前は、よく書いてました。

述語を決めずに文章を書き始めると、ついつい主語に対応しない述語を書いてしまいがちです。

英語を勉強する必要はありませんが、2次試験では、主語に対応した述語を決めてから答案を書くことを、ガックンはお勧めします!!

③ 5文型と言われるように、文の形が決まっている

英語は、SV・SVC・SVO・SVOO・SVOCの5つ文型があり、基本的にはその文型に合わせて順番に単語を置くことで文章が出来上がります。しかし、日本語はうまく助詞を使うことで、同じ単語を使っても、違う順番にして複数の文章を作ることが出来ます。

皆さんは、2次試験の答案で書く自分なりの文章の型がありますか?
ガックンは、例えば理由であれば、「理由は、(与件に書いてある事実)より、~~~からである。」や、戦略であれば、「戦略は、(誰に:与件に書いてあること)、(何を:商品)、(どのように:環境分析で導いた強みを活用して)することである。」という様に基本的に答案に書く文章の型を決めていました。

ガックンが初めて2次試験を受けた際は、正直、再現答案を作ることが出来ませんでした。でも、自分なりの文章の型が出来ると、再現答案を書けるようになりました。
もちろん再現答案を書けることが目的ではありませんが、再現答案を書けるということは、自分が書く答案のバラツキが小さくなることを意味します。

ガックンは答案のバラツキを無くすために、文章の型も設問を読んだ後にメモ書きをしていました。

英語を勉強する必要はありませんが、2次試験では、答案の質のバラツキを減らすためにも自分なりの文章の型を作ることを、ガックンはお勧めします!!

 
ふぞろい8の購入者特典で、ガックンの2次試験の実際の問題用を見ることが出来ます。実際にどんなメモ書きだったのか、参考にしてみて下さい。字が汚くて読みにくいとは思いますが、イメージはつくかと思います。

1年通ったガックンの英語のレベルは?というと、残念ながら英語をビジネスで使えるようなレベルとは程遠いですが、ぼちぼちと引き続き勉強しています。

ちなみに、現在のガックンは? と言うと4月から中小企業診断士の方がされている会社に就職し、診断士として修行中です。弁護士事務所に雇ってもらっている新人の弁護士のことを『いそ弁』と呼ぶのにならい、ガックンは勝手に自分のことを『いそ診断士』と名付けています。

独立診断士、企業内診断士、ガックンのような『いそ診断士』になるか、いずれにしてもまずは2次試験を合格することが通過点です。

合格ナビゲーターは皆さんを応援しています!!

次回は、多年度生合格ナビゲーターのキッラーンの登場です。昨日の秋セミナーでも大活躍?のキッラーンからどんな話が聞けるのか楽しみですね。

 

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