(ペナルティエリアでのラフ・プレーとオラオラ解答はダメ、絶対!)
多年度生合格ナビゲーターのポンポロです。
2次試験まで、あと6週間半となりました。そろそろ本番前の最後の模試も終わって(もしくは最後の模試が控えて)いる頃だと思いますが、ラストスパートに向けての計画はでき始めているでしょうか?直前期をどう過ごすかは、本番のコンディションをも左右する重要なファクターとなりますので、しっかりと計画を立ててくださいね(ここで失敗して涙を飲んだ人は山ほどいることを4回受験をやって来た中で嫌というほど見てきたので…)。
前回は、事例Iについてマジメに記載してみました(書けるのは酔拳勉強法とかだけじゃないぞ!という意味合いも含めて…w)。じゃあ今回は事例IIだな、ということで受験生の皆さんの役に立つことはないかな…と考えてみたら、ありました。
————————————————————————————————————–
本試験の前日に仕事をするべからず!
ポンポロ:本試験の前日には仕事を入れてはいけない!これがなければ2年前に受かってたかも。
あすか:疲労で力を発揮できない?
ポンポロ:前日に朝7時から立ち仕事で帰りは23時。それでも不安になって休憩時間に見直しとかはしてたけど…。
あすか:当日どうなりました?
ポンポロ:その仕事、今思うとイベントで「コーズリレーテッド・マーケティング」に出くわしていたんだけど、それにも気づかず翌日の本試験(平成24年度)で答えられなかった。しかも、その事例ⅡだけDだった…。これがなければ受かっていたはず。(以下略)
(緊急増刊号! これをするべからず! ふぞ8ブログメンバ会議 より抜粋)
————————————————————————————————————–
先日、ふぞろいブログの緊急増刊号で、2年前の本試験で事例IIで敢えなくD評価となり、不合格となってしまった時のことが白日の下にさらされてしまったわけですが、今回はこの、
「記述式で判定が難しい事例I~IIIで、なぜII(マーケティング・流通)だけD評価が出やすいのか」
について記載するとともに、Dを避けるために最低限心掛けた方がいい内容を述べたいと思います。
★
この、「事例IIでDとって撃沈」、確かに「2年前のポンポロが不甲斐なさ過ぎた」という側面もありますが、この事象は決して特異なものではありません。受験生の皆さんも色々聞いたことがあるかと思いますが、
「事例IVの次にD評価をもらいやすいのは事例IIらしい」
とウワサされるくらい、事例IIには地雷が潜んでいます。
ポンポロは2次試験を4回経験していますが、IとIIIについてD評価をもらった人の話は聞いたことがありません。ただ、事例IVは予想通りとして(ポンポロも平成25年度で身を以て体験しましたし…)、意外に聞くのが事例IIなんですね。実際、ふぞろいメンバにも平成24年度の事例IIで同じ地雷を踏んだ人がいます(ねぇ、す◯っち)。こんな身近にいるくらい、◯ぎっちはこんな記事を書いています⇒スト生に差をつけるなら今! ゆでガエルすぎ◯ち式 事例別ニガテ克服のコツ!~事例IIでD一発退場を避けるコツ!~
「事例IIは、一歩間違えるとD評価をくらいやすい」
ということになります。
★
なぜ同じ記述式の事例I~IIIの中で、事例IIだけこの様な現象が起こるのか?ポンポロなりに考えてみました。その理由としては、
→だから、自分の世界に無意識のうちに照らし合わせてしまい、気がついたら向こう見ず解答となっている
→だから、気がついたら向こう見ずな解答となっているのにもかかわらず「よっしゃ、完璧な解答が書けた!」と思ったら実は大事故
この2点に集約されるのではないでしょうか。
ポンポロも含め、受験生が誰しも一度は思うのが、
「事例IとIIIは、実体験がなくてとても書きづらいけど、事例IIはなんと書きやすいのだろう!」
ということだと思います(経営者やってますとか、人事部ですとか工場勤務ですとかいう受験生は除く)。
目次
というのは、書けてしまうが故に、向こう見ずな方向に書いてしまって「よし、満足いく解答が書けたぞ!」と思っているけど、実は与件文の大事なトコロを見逃してしまった…ということがとても起こり易いのではないかと思うからです。
特に、マーケティング・営業系の職歴が長い方は、成功事例も多いでしょうし、その時の成功体験を基についつい書いてしまうことが多いのではないでしょうか。
事例IとかIIIは、事例II的な仕事に比較すると実際に業務に就いた方は少ないのでよくわからないが故に、「わからないから与件文を頼りに解答しよう!」となる一方、マーケティング関連はどの仕事にもつながる項目なので、いつの間にか自分の世界に入り込んでしまい、気がついたら大事故=D評価で一発退場!となり易いのではないか、と思います。
一方、「自分の世界には入らないぞ、ちゃんと与件文を読んで、出題者が期待しているストーリーを解答に表現するぞ!」という意識があれば、形勢は一気に逆転。こんなに武器になる事例はない!!と思います。
是非とも、「自分の世界に入り込んだオラオラ答案(byすぎ◯ち)」にならないよう、そしてD評価を身を以って体験したポンポロやすぎっ◯のようにならないよう、与件文から離れない解答を作成できるよう心掛けてくださいね。
次回は、ストレート生合格ナビゲーターのとりっちの登場です。この時期、やることいっぱいなストレート生にも関わらず仕事が繁忙期になってしまったとりっちはどのように「勉強しにくい環境」を克服したのかを語るようです、お楽しみに。