すぎっち式 8割が陥るリスクを回避し2次試験に合格するヒケツ②!~予備校病を回避して本試験モードに!~

同友館
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おはようございます。月曜に登場する多年度生合格ナビゲーターのすぎっちです。

 

「ふぞろい夏セミナー」にてご要望いただいた「合格ナビゲーターのべからず対談」を土曜日に公開しました。ぜひ、ご参考にしてください。勇気がわいてきますよ(^^)

 

さて、1次試験が終わり1カ月が経ちました。先週末には某大手予備校の2次模試も行われており、2次対策一色ですね。模試前に立てたシミュレーションは行えましたか? 模試を受けて、残りの期間のリプランニングをすることが重要です。まだ模試を受験される方は、修正点を明らかにして再度本番シミュレーションに臨んでください。また、自分なりの80分の解答プロセスを確立させておきたいところです。9月はトライ&エラーです!

 

前回から「すぎっち式 リスクを回避して2次試験に合格するヒケツ!」を大公開しています。3回連載のあとに「伝わる答案の書き方のコツ」もお届けします。

 

【すぎっち式 8割が陥るリスクを回避し2次試験に合格するヒケツ!ドバー】

模試を活用して2次試験の本番感をつかむ←前回ご紹介

②予備校病を回避して本試験モードに←今回ご紹介

③脇汗ドバーを回避する2次試験のパニック対策←次回ご紹介

 

今日は「すぎっち式 8割が陥るリスクを回避し2次試験に合格するヒケツ②! 予備校病を回避して本試験モードに!」をお伝えします。

 

この9月は予備校で2次試験対策の模試が多く実施される期間です。それに照準を合わせて勉強を進められている受験生を多いと思います。とくに、予備校に通われている受験生の方は予備校の演習もバリバリ解かれていると思います。そろそろ、設問文がこう問うているから与件文にはああ書いてあるだろう、とか、与件文にこう書いてあるから第○問に使える、等が見えてくる頃ではないでしょうか。いわゆる熟達化ですね。この熟達化、勉強が進んできている証拠ですが、ホントに熟達化すべき問題をとらえていますか?

 

ホントに熟達化すべき問題は本試験です。今年度の問題には熟達化できないので、いわゆる過去問に熟達化すべきというコトになります。なぜ、このようなコトをお話するかといいますと、予備校の演習と本試験(過去問)は目的が違う(問題の性質が異なる)からです。予備校の演習は2次対策を目的としていますが、本試験(過去問)は1次合格者をふるい落とすことを目的としています。つまり、予備校の演習は2次対策が目的なので、実力を養うために与件文に問われていることの根拠がふんだんに散りばめられています。一方、本試験(過去問)は1次合格者をふるい落とすことが目的なので、与件文に根拠が少なく、場合によっては書かれていないことさえあります似ているようでいて、非なるものです。予備校の演習に熟達化し過ぎてしまうと、本試験の問題に違和感を感じることになります。実際、すぎっちは予備校の演習に熟達化し過ぎてしまい、演習では良い点数を取れるようになりましたが、本試験当日本試験に違和感を感じ敗退しましまた・・・。今回のヒケツの真意はおわかりいただけましたか。

スイッチ

 

【すぎっち式 8割が陥るリスクを回避し2次試験に合格するヒケツ】

●予備校病を回避して本試験モードに!

ワンセンテンスでいうと、予備校の演習と本試験(過去問)での目的を明確化して対策する!ということになります。

・80分の解答プロセスの構築や答案作成⇒予備校の演習を活用

・本試験らしさの体感(根拠の少なさや独特の言い回し)⇒本試験(過去問)

このように目的を明確化しておけば、間違った方向に熟達化することを避けることができますし、それぞれの教材を有効活用できます!

9月の後半ないしは10月に入ったら、本試験になれるという意味で、ほぼ過去問だけでよいと思います。 本試験らしさ(根拠の少なさや独特の言い回し)に慣れてくると、本試験でもあわてず対応できるようになります。ぜひ、予備校病を回避して本試験モードに!

今回は「すぎっち式 リスクを回避して2次試験に合格するヒケツ②!予備校病を回避して本試験モードに!」についてお伝えしました。次回は「すぎっち式 リスクを回避して2次試験に合格するヒケツ③!脇汗ドバーを回避する2次試験のパニック対策」を大公開します。

 

最後に、2次試験の各事例の特徴を押さえることも得点を安定させるためには重要です。各事例の特徴についてご紹介してきましたので、ぜひ、ご参考にしてください。

【事例別の特徴をワンセンテンスで言うと】

事例1⇒課題対応(環境変化に対しての内部の課題対応がメイン)の事例

事例2⇒明らかなマーケ知識を問う&ニーズ対応の事例

事例3⇒現象・問題点対応(社内で発生している問題点を解消)の事例

事例4⇒経営比率分析をベースに諸問題を財務会計手法で解決する事例

いかがでしょうか? 各事例の特徴をとらえるとこのようになると思います。ニガテな事例があっても事例の特徴を押さえておけば、パターン化できる(想定しやすい)上に、対応策も立てやすくなってきます。

 

秋セミナーではふぞろいコンテンツを大活用した「頭一つ抜け出す書き方のコツ」「ニガテ克服!事例Ⅳの計算のコツ」を開催します。楽しみにしていただけるとうれしいです(^^)

そして、ふぞろいブログは続く!

 

明日は独学受験生の強い味方、2年目生合格ナビゲーターのヨッシーです。実務従事でも川柳で診断しているという噂のヨッシーですが、今回はどんな川柳が飛び出すのか。

 

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