残り10日!合格可能性を上げるより、不合格の可能性を下げることを!

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こんにちは!けんとです。
2次試験までいよいよ残り10日となりましたが、試験に向けた準備は順調でしょうか?
これまで、「合格の可能性を少しでも上げよう」とたくさんの準備をされてきたことだと思いますが、ここからは少し考え方を変えて、「不合格の可能性を下げていく」準備をしてみるのはいかがでしょうか?


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どうぞお楽しみに!

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“不合格の可能性を下げる”とは!?

試験の結果は「合格」か「不合格」しかないので、「合格の可能性を上げる」と「不合格の可能性を下げる」って結局やっていること一緒じゃない?と思った方、その通りです!
その通りなのですが、合格の可能性を上げようと一生懸命になるあまり、大事なポイントを見過ごしてしまっていることはないでしょうか?確実に対応していくことでより合格の可能性を上げられることがいくつかあると思いますので、「不合格の可能性を下げる」という観点でやれることを考えてみましょう。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

松浦 静山(まつら・せいざん=1760年3月7日~1841年8月15日)

皆さんはこの明言をご存じでしょうか?野球で有名な野村克也氏が座右の銘としていたことでこの明言をご存じの方も多いかもしれません。
もともと、この言葉を残した松浦氏は肥前国平戸藩の藩主で、「心形刀流(しんぎょうとうりゅう)」と呼ばれる剣術流派の達人だったとのことです。

「勝負は時の運とはいうものの、ひとつだけはっきり言えることがある。偶然に勝つことはあっても、偶然に負けることはない。失敗の裏には、必ず落ち度があるはずなのだ。」ということを端的に表している名言です。

採点方法や採点基準が公開されていない2次試験にはこの言葉がまさにぴったりであると個人的には思っています。
合格するために何をすべきかが不明瞭であるからこそ、「それをしてしまったら確実に不合格となるだろう」ということ徹底的に防いでいく。この考え方で結果的に合格の可能性を上げられると思っています。

“不合格の可能性を下げる”ために準備すること

じゃあ2次試験においては何を防いでいけばよいのか。

  • 遅刻や体調不良で受験ができない
  • 寝不足や腹痛、頭痛などの体調不良で試験に集中できない
  • 受験番号を書き忘れる
  • 時間配分をミスして取れる問題を取りこぼす
  • 聞かれていないことを回答する
  • 準備してきたことと違うことをやる などなど

ほんとに当たり前のことなのでそんなこと言われなくても…と思われるかもしれませんが、これらを完璧に防ぎきることはかなり難しいことだと思います。これまで一生懸命準備されてきた方ほど、当日の緊張や疲労からまさか自分がそんなことを…という状況になってしまうと思います。

私自身も昨年の2次試験で数値の”四捨五入”と”切り捨て”を誤ってしまい、まさか自分がそんなミスをやらかすとは、、、となっておりました。

さいごに

毎年、約18%が合格する2次試験。個人的にはこれはもうほぼ運ゲーだと思っています。当日の体調や座席の座り心地、試験問題作成者との相性、問題文が頭に入ってきやすいかきにくいか、など、ほんと些細な運要素で合否が変わるような試験だと思っています。正直、合格者が再度受験しても大半は不合格となってしまうのではないかと思っています。もちろん、中には何回受験しても絶対合格できる!という方もいらっしゃるかもしれませんが、そこまで言い切れる人はかなり少ない試験だと思います。だからこそ、絶対にしてはいけないことを再度自分の中で確認をし、少しでも不合格の可能性を下げていただければと思います!

1次試験に関しては徹夜をしてでも最後に詰め込め派の私でしたが、2次試験は体調優先で無理のないよう準備を進めていただければと思います。

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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