みなさんこんにちは、けーしです!
最近「試験勉強の進捗をどうやって図ればいいか?」という質問をよく受けるので、2次試験の理解度を図るのに有益(だとけーしが考えている)な「再現答案作成」について書いてみたいと思います!
目次
試験本番で記入した解答用紙は回収されてしまいます。しかし、予備校の判定サービスを受けるには自分が試験の際に書いた解答を提出する必要があります。そう、試験後に解答を「再現」しなければいけないのです。この作業が再現答案作成となります。
我々のふぞろいな合格答案も皆様から提出いただいた再現答案のおかげで分析が出来ています。
こう書くと予備校の判定サービスを申し込まない方にはメリットがない様に見えてしまいますが、再現答案は実は非常に有益です。
①万が一試験が思うような結果にならなかった場合、再現答案は翌年の試験に向けた最高の教材になる。
②合格発表までに勉強仲間と議論するネタになる。
しかし、試験本番で初めて再現答案を作ったという方も多いのが事実です。
演習は80分ギリギリまで使う前提で実施していると思うので、「解答を問題用紙に書き写す時間なんてないよ」という声が聞こえてきそうです。
ちょっと待ってください、それは「再現」ではありません。試験中に一字一句解答を書き写している時間はありません。持ち帰る事が可能な問題用紙に書いてあるメモと、与件文・設問文に引いた下線から自分の解答を「再現」するのが再現答案なのです。
そこで、私のやっていた再現答案の作成方法をご紹介したいと思います。
私は以下の手順で再現答案を作成していました。
【手順】
①与件文をそのまま使用する部分にマーク(自分は赤丸)
②付け足すワードをメモに書く
③①②を文章にする
①②までを試験中に行い、③を試験後に自宅でやっていました。文章の構成や使用する接続語は事前に決めているので、①②があれば10回やったら10回同じ文章になるという算段です。
自分はこの方法でほぼ100%の精度で再現答案を作成できました。そして試験後に気付いたのですが、演習での再現答案作成は試験対策になるのです。どういう事かというと、①②が残っていないのに解答を作成していると当然再現答案が作成できません。これは厳しく言うと、思い付きで解答を書いているということなのです。
再現答案を100%の精度で作成できるという事は、正解かどうかは別として、80分の中で全ての解答を根拠を持って書けているということなのです。一度演習で再現答案を作成してみて勉強仲間と議論してみると、勉強の進捗(どの程度根拠を持って書けているか)が見えてくるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。勿論ふぞろい16に再現答案を提出してほしいという想いもありますが、試験勉強のためにもなると思いますので、是非一度再現答案の作成にチャレンジしてみてください!明日はもっちゃんの登場です!