採点者目線のお話 part2

同友館
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診断士受験生の皆さん、こんにちは!

再現答案&事例Ⅱ担当のみほです。

6月4日は虫歯予防デーです。
私は最近ウォーターピックを買いました。歯がツルツルになって気持ちいいですよ。

さて前回は、採点の経験を生かして「読みやすい字」について記事を書きました。
今回はその続きで、計算問題の採点のお話をしたいと思います。


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ふぞろい16メンバーのブログは2月20日スタート!

どうぞお楽しみに!

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気付いたことはただ1つ

計算問題を採点して思ったことは、ただ1つです。それはずばり……

ケアレスミスが多い! 思っていたよりずーーーっと多い! です。

もちろん診断士試験の採点をしたわけではないので、診断士受験生の方は違うかもしれません。
しかし、思った以上に人は間違いやすいということを意識して、損はないと思います。

さて、ミスがどのようなときに発生しているかと、どのようなミスが多いかをご紹介したいと思います。

 

ミスが発生するとき

 ミスが発生するパターンは2つあります。

 1つ目は「設問文から数字を書き写すとき」です。「15,000万円」を「1,500万円」と書き写すようなパターンです。

 2つ目は、「自分の解答を書き写すとき」です。下記のようなものです。
   (計算過程略)=156.43百万円
   (計算過程略)=87.99百万円
   156.34百万円+87.99百万円=244.33百万円

 

 計算問題でのミスは計算間違いだと思っていませんでしたか?
 実は電卓の打ち間違いによる計算間違いはほとんどありません。おそらく電卓の打ち間違いには既に皆さん気をつけているので、あまり発生しないのだと思います。

 ミスが多いのは上記のような「写し間違い」です。
 最初に写す時点で間違っていたら、その数字で検算しても写し間違いのミスは発見できません!
 見直しの際には解答用紙を見るだけでなく、もう一度問題用紙と照らし合わせて写し間違いがないか確認することをおすすめします。

 

間違いのパターン

 ①の例で使いましたが、間違いが多いのは次の2つのパターンです。

  ・「0」が1つ少なくて単位が異なってしまう。

  ・なんだか似たような別の数字になっている(例:1,320円→1,230円)

 また、書き写しとは違いますが、とても簡単な計算で間違える人もいます。例えば「85-60」のような計算です。おそらく簡単なので電卓を使っていないのではないかと思われます。

 試験中はいつもと違う精神状態ですので、普段なら絶対に間違えないような計算でも電卓に頼ることをおすすめします。

 

おわりに

 計算ミスで減点されてしまうことほどもったいないことはないのではないでしょうか。
 私は、試験のときには、画面を見てゆっくり確認しながら電卓を叩いていました。それでも時間が足りないようなことはなかったので、速く叩かなくても大丈夫だと思います!

 明日は、PCのブラインドタッチが速すぎて見えなさそうな「けんと」の登場です!お楽しみに!

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