採点者も人間だもの

同友館
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診断士受験生の皆さん、こんにちは! 再現答案&事例Ⅱ担当のみほです。

GWも終わり、いよいよ勉強にも本腰を入れないと、という気持ちになってくる時期ですね。実は私もこの夏、別の試験を受けることにしました。一緒にがんばりましょう!

さて、実は私、とある試験の採点業務を行ったことがあります。今回はその経験から少しお話をしたいと思います。


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ふぞろい16メンバーのブログは2月20日スタート!

どうぞお楽しみに!

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読みやすさは「きれいさ」だけではない

「解答はきれいに書いたほうがいい」という話を聞いたことはありませんか?

採点をしてみて実際にそうだな、と感じます。もちろん字のきれいさで得点が変わってはいけないのですが、読みやすいと頭にすっと入ってきて、よく書けている印象を受けます。人が採点するものである以上、その印象で1、2点変わることはあり得るかも……というのが正直な感想です。

「そうは言っても、自分は字が下手だし、きれいになんて書けないよ」と思う方、いらっしゃると思います。しかし、採点をしていて思うのは、読みやすいというのは決して「きれいさ」だけではないということです。

私が思う読みやすさのポイントは、①濃さと太さ②大きな文字、です。

 

大事なこと①濃さと太さ

正直なところ、薄すぎると読むのに疲れます。適度な濃さがあったほうが読みやすいです。

しかし、HBなどのもともと薄い芯で濃く書こうとすると、手が疲れますし、消すときになかなか消えません。濃い芯を使うことがおすすめです。私は2Bを使っていました。

なお、芯が丸くなった鉛筆で書いたような太い字も読みにくいので気を付けましょう。

試しに、濃さの違ういくつかの芯で書いた字を、周りの人に見てもらってはいかがでしょうか。自分の字や筆圧に合った芯が見つかるのではないかと思います!

なお、人から聞いたこわい話ですが、解答の字が薄すぎたため、白紙だと思って0点を付けそうになったというものがあります。そのときは間一髪で気が付いたそうですが……。

 

大事なこと②大きな文字

字が小さすぎると読みにくいと感じます。なかにはとてもきれいな字の答案もあるのですが、多少クセがあっても大きいほうが読みやすいくらいです。

2次試験の解答用紙にはマス目があるので、大きくなりすぎる心配はないですが、マス目に対して小さすぎる場合は改善の余地があるかもしれません。

 

終わりに

学校で習うようなきれいな字でなくても、丁寧に書かれた字は読みやすいものです。

「採点者へのラブレターだと思って丁寧に書きましょう」などと言われることもありますが、あながち間違いではないと思います。

今回の話は私の個人的な考えで、実際に得点につながるかはわかりませんが、よかったら試してみてください。

なお補足ですが、1次試験のマークシートの塗りやすさ、間違えたときの消しやすさも、芯の太さで変わります。私は鉛筆派です。マークシート用の鉛筆も売られています。

さて明日は、鉛筆は絶対使わなさそうな「けんと」の登場です!

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