【まずは1事例解いてみよう】2次試験対策のすすめ

同友館
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みなさんお久しぶりです、けーしです!

4/1付で診断士登録(されたはず)です!



昨日のさとの記事で「とりあえず問題を見てみましょう」と提言がありました。今回は、昨日の記事を受けて、私が昨年の2月頃に1次試験対策をしながら「とりあえず2次試験を一回解いてみた」結果を公開したいと思います。最終的に9か月後の試験で合格レベルになりましたが、あらためて見返すと全く勉強方法が確立されていません。

この状態からどうやって合格レベルまで持って行ったのかは次回の記事で書こうと思いますが、まずは私の初答案とそこから見えてくる課題について考えてみたいと思います。

初答案

始めて解いたのはH29年度事例Ⅰでした。なぜこの事例なのかというと、たまたま古本屋でこの年度の参考書『全知識&全ノウハウ』を買ったからです(笑)。設問は省略して自分の回答だけベタ打ちします。実際は写真の様なルーズリーフに解答を書いていました。

第1問
前身であるX社時代から当該商品の認知度が地元で高く、ステークホルダーからの協力を得ながら、主力商品に絞って経営資源を投入した。

第2問
特徴は、①自社店舗や製品開発部門などをもたず、主力商品の製造に絞ったスリムな組織体制と、②社長・専務への権限集中。

第3問
以前より広い工場で製造効率を高め、急激な売上増進に対応できる生産能力を獲得するという戦略的メリットを生み出した。

第4問
リスクとしては、①全国展開するための営業人員が不足する事、②自社店舗の運営実績がなく、首都圏への出店に不安がある事、独自の主力商品がなく、新商品を開発する部門も有していない事、が可能性として挙げられる。

第5問
組織的課題は、①定年したベテランに代わる新しい人材の採用、教育が必要だが、人事は経理を兼務しており、充分なリソースが確保できていない事、②社長の後継者を育成する必要があるが、社長に権限が集中する組織構造になっており、経営者となる後進育成が進んでいない事。

課題

いかがでしょうか。文章はこなれていないですが、解答の内容はそこまでひどくないかも。
しかし、2次試験にとって大事な事ができていないのです。それが以下。

①何字の解答なのか、カウントしていない。
②90分ぐらいかかってる。
③点数を雰囲気でつけていて、出来てるのか出来てないのか自分でもよくわかっていない。
④③の状態なので振り返りが甘く、勉強の方向性が見えていない。

なんとなくは書けているけど、本番の80分&指定文字数という制約の中で合格点レベルの解答はできなさそうですね。更に、何をどう勉強すれば合格点が取れる様になるのかもこの勉強方法では見えてこなさそうです。

2次対策に早期にとりかかる理由

これが、私が「早期に2次対策にとりかかるべき」と考えている理由です。1次試験が終わって2次試験まで2~3か月というタイミングで上記の状態だと厳しくないでしょうか。「えっ、どうすればいいの?やばくない?」ってパニックにならないでしょうか。

山の高さを知るには登り始めるのが一番です。登る時間がないのであればせめて目視で高さを確認しましょう。2次対策をいつまでも始めないのは、人から聞いた話だけを頼りに登山の計画を建てるようなものです。

次回は、2月にこの状態だった自分がどうやって合格点レベルまで点数を上げられたのか具体的な勉強法をお伝えしていこうと思います。

明日は、事例Ⅱの分析に没頭した結果、豆腐に詳しくなったと噂のまさひろ(事例Ⅱリーダー)の登場です!


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ふぞろい16メンバーのブログは2月20日スタート!

どうぞお楽しみに!

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