1次試験はチャレンジするが吉!

同友館
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受験生の皆様。日々の勉強お疲れ様です!
ふぞろいな合格答案第2章、分析チームのコーリです。
1次試験の申込が締め切られてしまいましたが、皆様無事申込されたでしょうか?
2次組の方などは、「念のため1次を受けておこう」という方や、「いや、1次は二度と受けない!何故なら今年確実に2次に受かるからだぁ!」という方など、様々いらっしゃったと思います。
私は予備校には行かず、ねくすと勉強会というところで、勉強していたのですが(今でもよく顔出してますけど)、身の回りの受験生を見た経験からすると、2次試験の受験資格がある方でも、1次試験は受けた方が良い事が多そうですね。
例えば、以下のような理由があります。
?基本的な事が本当に分かっているのか再確認する為。
?本番慣れをする為。
<?について>
まず、2次試験の受験資格があると言っても、本当にその実力があるか再確認できます。企業経営論、運営管理などは60点、財務は最低70点は取れる実力が2次受験者の目安のように思います。
受験申込をしなかった方は、1次試験を制限時間内に解いてみて、上記レベルに達しない場合、2次試験でも基本的な論点で失点する可能性が高いと思います。
たとえば、昨年の2次試験で言うと、事例?第4問の見込生産と受注生産の違い(10点)や事例?第3問設問1のCVP(10点?)、第4問の為替、オプション(20点)で、点数を稼ぐ事が怪しくなると思います。
ふぞろいの分析でも、上記のような基本的な設問で失点しているのは、不合格者に多かったです。逆に、合格者は上記のような基本的論点でしっかり点数を稼いでいます。
他の国家試験の例ですが、論述試験での採点において、不合格者が余りにも多くなるような場合や、人数を調整したい場合、設問によって採点に重み付けをする事があるようです。例えば、多くの人が正解の設問は採点を重くし、ほとんどの人が不正解の設問は採点は軽くする、というように。
つまり、2次受験資格を持つ多くの人が理解しているであろう、基本的な論点(1次試験で60?70点が取れるレベル)で失点するほど、不合格に近づくと言う事です。
だからこそ、2次試験を受ける前に、その土台に乗れているのかをチェックすべきだと思います。
<?について>
本番には魔物が潜んでいるといいますが、「2次試験の受験中、頭が真っ白に!」・・・こんな心配ありませんか?
その点、「試験会場の緊張感を乗り越える事」、大げさに言えば「自分を乗り越える事」も試験で隠れ採点項目なのだと思います。
話はそれますが、去年の1次試験直前期にテニスのウィンブルドン決勝がありました。
(1次直前期のあまりの緊張から現実逃避でボーっとテレビを見ていて^^;)
そこでのロジャー・フェデラーの試合が見ものでした。まさしく、精神力の戦いで、 最後は「自分との勝負」という事を教えられた気がしました。
特に、注目すべきは、フェデラーは「精神面の戦い」という事をよく考えて試合に臨んでいたことです。試合後フェデラーは「確かに、僕はウィンブルドンの決勝のファイナル・セットでどう戦うべきかを知っていた」と話しています。
また、2007年のドバイ・オープンで4度目の優勝を手にした後は、次のように話しています。「以前は、大切なのは戦術と技術だけだと思っていました。でも最近は、たいてい精神面や肉体面の方を重視するようになっています。もっと動きを良くするように、イライラしないように、そしていつでもポジティブに考えるようにと心がけています。これが今までで一番進歩した点ですね。今ではプレッシャーがかかっていても、物事をはっきりと見極められるようになりました」。
参考↓
・Sponichi Annex
・物書き冥利に尽きるまで
回りくどくなりましたが、「1次試験を受けて合格している」、そんな経験が自信となり、2次試験会場でも気持ちの上で役に立つ気がします。あのピリピリとした会場の緊張感、体で感じて、乗り越えるしかないですよね^^;
6月14日発売の「ふぞろいな合格答案エピソード3」では、合格者たちがどのように試験に臨んだのか、そんな生々しいエピソードもたくさん載っています。是非参考にしていただければと思います。
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