知らないうちにかかっていませんか? 「予備校病」にご注意を。

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多年度生合格ナビゲーターのみほみほです。5月も終わりに近づきました。5月の終わりといえば…インフルエンザの季節です。え・・・。「この時期にインフルエンザ!?」と言う声が聞こえてきそうですが、実はみほみほは去年の5月の最後の1週間、インフルエンザにかかってしまいました。いつもの風邪とは違った悪寒を感じて病院に行き、「もしかしてインフルエンザではないでしょうか?」と訴えたのですが、お医者さんは「はあ~?こんな時期に?」という冷たい反応。なんとか検査をしてもらったところ、予感は的中。やはりインフルエンザ陽性でした。あの1週間は本当につらかった…。

 

と、前置きが長くなりましたが、今日のテーマは「病気」です。病気と言っても、風邪の話でも、インフルエンザの話でもありません。コツコツ真面目に予備校に通う受験生が発症する可能性のある「予備校病」についてです。

 

ストレート生として受験した平成24年度の試験に落ちたとき、みほみほは「やっぱりストレート生だと学習期間が限られていて、2次対策を満足できるレベルまでできなかったからしょうがないなぁ。来年は腰を据えて、みっちり2次対策をやろう!」と思いました。そして、平成25年度は、予備校の2次試験専門のコースに通うことに決めました。

予備校で教えてくれるテクニックは、「いかに点を取るか」というポイントに特化して組み立てられていて、とても効率的でした。「これを極めれば合格できる」という説得力がありました。予備校の演習を中心に、毎日ガリガリ勉強を続けるうちに、だんだんテクニックを使いこなせるようになりました。テクニックを使うと、演習を解くとき、与件文の一部が「ここがヒントだよー」とピカピカ光って見えるようになるのです!そこを使って解答を作成すると、点数がさくさく入る。毎日勉強するのは大変でしたが、手応えがあって楽しかったです。

cat-56923_1280(有頂天~♪だったのですが…。)

ただ、その頃みほみほは、「予備校病」にかかってしまっていたのです。

「予備校病」とは、予備校の演習を解く力は非常に高く、その一方で予備校の問題に慣れすぎてしまって、予備校の問題以外が解けなくなってしまう病気す。みほみほは、正にコレでした。

試験直前期の8月頃になると、予備校の先生から「そろそろ予備校の演習だけではなく、頭を過去問モードにしていきましょう」と言われるようになりました。そうか過去問か、と思い、いくつか過去問を解いてみたとき、「あれ…?過去問だと、与件文の中のヒントがピカピカ光って見えない」と、気が付きました。おかしいなと思ったものの「でも、テクニックをきちんと習得できているんだから大丈夫!」と思い直し、とりあえずひととおり過去問を解いて、本番を迎えました。しかし、本番でも与件文のヒントがピカピカ光って見えることはなく、結局、平成25年度も不合格となってしまいました…。

 

この失敗を受け、みほみほは「予備校の演習と本試験は、やはり似て非なるもの。本試験に対応するためには予備校の演習だけではなく、過去問対応力も身に付ける必要があるんだなあ」と痛感しました。3度目のチャレンジとなった平成26年の初めにやった敗因分析では、自分の弱みの一つとして「過去問対策が足りない」を挙げ、平成26年度は過去問を中心に勉強しようと決めたのです。

 

 

ここまで読むと誤解されそうですが、みほみほは、予備校のテクニックを学んだことが無駄だったとは思っていません。与件文の中の何が得点ワードなのかを見抜く方法や、力を入れて点を取るべき問題・深追いせずにさくっと切り上げる問題の見分け方など、みほみほにとっては、合格するために必要なスキルだったと思っています。

ただやっぱり、本当に試験に出題された過去問は重要。「予備校病」から「過去問マニア」になれるよう、過去問対策もぼちぼち進めていきましょう。

みほみほがどうやって「予備校病」を脱したかについては、次回以降に書こうと思います。良かったら参考にしてみてくださいね。

 

さて次回は、2年目生合格ナビゲーター公認会計士のむらっちです。そろそろ仕事のピークは抜けたかな?仕事が一区切りして(たぶん)元気になった、むらっちブログに期待☆

 

 

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