ストレート生がこの時期、1次試験に集中すべき理由とは?

同友館
doyukan_logo

 

こんにちは。ストレート生合格ナビゲーターのとりっちです。

GWもほぼ終わり、いよいよ1次試験までは後3カ月ちょっとですね。

カレンダーを眺めるたびにプレッシャーが高まるなど、精神的にも辛い時期が続くとは思いますが、この辛さを乗り切っていくことがストレート合格のためにはどうしても必要です。

合格した自分と、その先に広がる未来」をイメージして、頑張っていきましょう!

 

さて、私は先月末、某受験生向けブログの1次試験対策セミナーにスタッフとして参加し、ストレート合格を目指す多くの受験生のお悩みを伺ってきました。

そのお悩みとしては、これから8月に向けたスケジュールの立て方苦手科目の克服方法など1次対策のことで頭がいっぱいで、まだとても2次試験のことまでは想像できない、という声が多かったことが印象的でした。

また予備校などに通われている方も、「GWから8月までは、2次試験のことは一旦忘れて1次試験に集中するべき」という指導を受けることが多いのではないでしょうか。

 

しかしその一方で、5~6月は各予備校で2次試験の模試が行われる時期でもあり、1次と2次の勉強バランスや両立方法がどうしても気になってしまうという方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

そこで今回は、

ストレート生はこの時期から8月まで、1次試験対策に集中するべきか?

をテーマにしたいと思います。

 

 

その答えを考えてみる前に…

皆さんは、今の時点で1次試験と2次試験、どちらがより「大変そう」「難しそう」だと感じられていますか?

 

おそらく、それぞれに質の異なる難しさを感じていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。

 

1次試験の難しさや大変さについては、ストレート生の方は今まさに身に染みて感じている頃だと思います。

 

1次試験は広く浅い知識を問われる試験」とはよく言われますが、7科目という膨大な試験範囲であることに加えて、「浅い」と言われつつも、財務会計や経済学など理解に時間のかかる科目、経営法務や中小企業経営・政策など暗記を強いられる科目…と攻略が一筋縄ではいかないところが、1次試験の難しさ、大変さではないかと思います。

さらに、選択問題であるという性質上、ひっかけ要素や難解な表現も多く、そうした出題傾向への対応力を磨くことも同時に求められる試験です。

 

一方、2次試験においては難しさの質が全く異なり、「何をどうすれば合格できるのかが今ひとつつかみにくい」と感じる方が多いのではないでしょうか。

『1.5次知識』の身に付け方」という記事でもお伝えしましたが、2次試験は1次試験とは問われ方が明確に異なります。

与件文で描かれている具体的な事象に1次試験の知識を対応付けながら、「つまりそれはどういうことなのか」と抽象化する思考プロセスを経て設問文で問われていることを正しく解釈し、正しく解釈しているということを採点者に分かるように伝える力が求められる試験です。

 

以上を踏まえて、私は、それぞれの試験に求められることを

 

・1次試験は、「膨大な試験範囲の基礎知識をインプットし、設問対応力を鍛える」こと

⇒攻略の課題は「知識の定着と、問題に対応する力を養うためのトレーニング」

・2次試験は、「与件文と設問文を正しく理解し、採点者に伝わるように書く」こと

⇒攻略の課題は「正しく読み、伝わるように書くためのプロセスの確立」

 

と捉えていました。

 

単純に、1次試験そのものが上記のような難しさを備えているということもありますが…

「1次試験と2次試験で求められるものが異なる」、ここに、「ストレート生はこの時期に1次試験に集中すべき」と言われる理由があるのではないかと思います。

 

実際に、私の場合は、4月から8月の間は1次試験のみに集中し、2次試験のことはまったく考えずに過ごしました。

1次試験は、ひたすら問題を解くことを重ねる中で知識のインプットと対応力を鍛える「量的」なトレーニング、2次試験は自分の解答と「ふぞろい」の合格答案をじっくりと見比べ、自分に足りないものは何かを分析し、正しく読み分かりやすく書くための解答プロセスを構築する「質的」なトレーニング、という、まったくアプローチの異なる勉強方法をとったため、並行してではなく、それぞれに集中して行ったことが結果的に効率が良かったと感じています。

また、2次試験で求められる1次知識をこの時期に徹底してインプットしたことで、2次試験に向けては「正しく読み分かりやすく書く」ということに特化して対策できた点も良かったと思います。

さらに、知識面だけではなく、この時期に必死に集中したことで1次試験を乗り切ることができたという経験は、その後の2次試験に向かっていく上で、精神面でも大きな支えになってくれました。

 

あすか先輩が先日のブログで「泣いてもやる」と語っていましたが、1次試験は決して楽な試験ではなく、2次試験と並行してやれる余裕がない、というストレート生が大半だと思います。

2次対策ができないことを不安に思ってしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、私は上記のような理由から、今、1次試験に集中することは決してマイナスにはならないと思います。

 

まずは1次試験を突破し、その成功体験をもって2次試験に向かっていくことをイメージしつつ、万全を期して8月を迎えましょう!

 

 

次回は、多年度生ナビゲーターのみほみほが登場します。

多年度生の場合は、1次試験と2次試験、どちらに集中すべきなのか?

多年度生でお悩みの方、必見です。

 

—————————————————–

ふぞろいな合格ナビゲーター達による、春セミナーを開催します!

 

ふぞろい8東京春セミナー

~絶対今年合格したい人のための、今から差をつける2次対策~

 

<日時>

5/16(土)10:00~

 

【ふぞろい流セミナーのPointはココ!】

◯ 2次試験対策、実は1次試験攻略にも有効!

◯ ふぞろいブログでおなじみの合格ナビゲーターに直接お悩み相談できる!

◯ 今から2次のコツを知って差をつけよう!

 

 

セミナーでしか手に入らないオリジナル特典も用意しています。

※現在多くの方の参加申し込みをいただいています!先着順なので、お申し込みはお早めに!

 

 

↓ポチっと応援クリック(マークをクリック)をお願いします。

合格ナビゲーターの更新の励みになっています(^^)/

 

 

 

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする