【実践には要注意！】酔っても問題が解けるか？　酔拳学習法

6 5月, 2015 １次試験, ２次試験, 多年度生向け, 試験全般, 名言

多年度生合格ナビゲーターのポンポロです。

本日はGW最終日、旅行に行かれた方、ここぞとばかり勉強に精を出した方、過ごし方は人それぞれかと思われますが、この連休が終わると診断士受験対策も本試験に向けていよいよ本格的になっていきます。後悔のないように計画的に学習を進めていきたいですね。

★

さて、タイトルを見て「なんだこれは！？」と思われた方も多いでしょうが、打ち間違いではありません（笑）。ちょっとふざけたように見えるかもしれませんが、今回はこの「酔拳学習法」についてマジメに書いてみたいと思います。

【受験生当時からの夜のポンポロのイメージ図】

昨年度、なんとか勉強時間を確保して合格までたどり着くことができたポンポロですが、その中でどうしても勉強時間を取る妨げになったのが「飲み会」でした。プライベートな飲み会であれば断って勉強時間にあてることもできるのですが、仕事関係となるとなかなか断ることが難しいというのは、特に営業関係をされている受験生の方だと共感していただけるのではないでしょうか（ポンポロは経理関係ですが…）。

お酒が結構（かなり？）好きなポンポロは、そこでついつい飲んでしまい、帰ってくると「もう勉強できないな…」とサボってしまった時期がありました。

そんな悩みがあった時に、当時交流があったある予備校の講師の方に相談したところ、思いがけない反応をいただきました。

「お酒を飲んでまともな判断ができない時こそ、例えば事例Ⅳの計算問題とかやってみたらどうだい？それできちんと解答できるようになったら本物だよ！」

「この人はいったい何を言っているんだ・・・」と聞いた当初は思いましたが、よくよく考えてみるとこれは診断士受験と向き合っていくために非常に有用な話でした。

以前ポンポロの記事でも書いた内容ですが、本試験はどうしても緊張感が半端ではないため、まともな精神状態で受験に臨むのは難しいです。

「普段の勉強ではできるのに、本試験では解くことができなかった。なんであんな問題が解けなかったんだろう・・・」という言葉をよく聞きますが、原因はシンプルで、通常の精神状態でしか勉強をしていなくて、さまざまな環境で問題を解くという経験が不足していたのではと思います。

一方、お酒で酔っている時は、当然ですが通常の精神状態ではありません（少なくともポンポロはそうでした）。この状態って、形はちょっと違いますが、いつもの精神状態ではないという面では本試験時と共通していると思うのです。

ポンポロが相談した予備校の講師は、もしかしたら、飲み会で時間が取れないという言い訳に甘えないで勉強しなさいという至極真っ当なことを言いたかったのかもしれません。ところが、言葉通りマジメに捉えてしまったポンポロは、このアドバイス！？をヒントに、飲み会の後に事例問題（計算問題など）をやってみることにしました。

最初はさすがに厳しくて、計算ミスなどのオンパレードでしたが、それでも続けてみると人間の慣れとは大したもので、段々とミスが減り、ある程度満足のいく解答を書けるようになってきました。

効果は通常の精神状態時にも現れ、今までよりもさらに余裕を持った状態で解答ができるようになり、計算問題の正答率や模試での評価も上がりました。

ある模試で、仕事の関係で午前３時まで飲み会だった後、二日酔いで挑むことになった経験がポンポロにはあるのですが、それでもある程度の評価をいただけたのは、きっとこの学習法が功を奏したのだと思っています（笑）。

本試験でも、緊張でまともな精神状態ではなかったにもかかわらず何とか乗り越えることができたのは、こういった訓練が少しは役に立ったのだと信じています（笑）。

ただ、この方法は今までポンポロ以外にやってみたという話をあまり聞いたことがないので、もし興味を持っていただけた場合であっても、よく考えてから試してみてくださいね。

★

今回は、かなり砕けた感じで書いてしまいましたが、きっと次回はストレート生合格ナビゲーターのとりっちが空気を戻してくれると思っています。お楽しみに！

—————————————————–

ふぞろいな合格ナビゲーター達による、春セミナーを開催します！

■ふぞろい８東京春セミナー■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

～絶対今年合格したい人のための、今から差をつける２次対策～

＜日時＞