アンキパンは無いので、、、「音読×運動」で覚えました

同友館
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オールドルーキーの心の友、くろひょうです。

例年より早い梅雨入りで残念ではありますが、テニス好きの私には心躍る全仏オープンの季節がやってきました。錦織圭選手もここ数試合、ナダル選手やズベレフ選手等の上位ランクといい勝負をしてますし、復調しつつあるようで楽しみです。ちなみに、私は2次試験の各事例は、テニスの4大大会に出場することを勝手にイメージして、本番でも緊張感を持って臨みました。

  • 事例Ⅰ=全豪:最初の大会で意気揚々、明るいメルボルンの雰囲気。張り切っていきましょう。
  • 事例Ⅱ=全仏:得意不得意がはっきり、イレギュラー(テニスだとボールのイレギュラーバウンド、試験だと想定外の事例企業)に心折られることもあるので気を引き締めていきましょう。
  • 事例Ⅲ=全英:「サーフェースが土から芝へ」。休み時間短いのに、マーケティングから生産管理って、内容が急に変わりすぎで対応が難しい。。。
  • 事例Ⅳ=全米:シーズン終盤で疲労溜まるが途中棄権は避けたい、集中力切らさず頑張れ。

「個々に得意不得意はあったとしても、各大会通じて体調整えて満遍なくこなさないと、ランキングが下がって予選(1次試験)からの参加が必要になるから要注意!」というようなイメージです。テニスに興味の無い方にはマニアックですみません。。。

 

さて本題ですが、本日は「音読×運動による記憶定着」についてご紹介させていただきます。2019年の1次試験で不合格になった経営情報システムと経営法務については気が向いた時にスタディングの問題を解いていたのですが、同じ問題を何度も間違い、自分の記憶力の無さに愕然としていたのが去年のこの時期でした。テキストを開いたところで、のび太君状態ですぐに眠りに落ちることが目に見えていたので、「アンキパン食いてえ」と無駄なことを考えてばかり。。。そんな時、財務会計の1次試験対策で購入した「財務・会計」速答テクニックで「語学学習メソッドの応用」というコラムに出会いました。シャドーイングやリピーティングなど音読の効能を謳っており、「これは眠くなる暗記系科目対策に使えるかも」と思い、試してみたのがきっかけです。(この本は記憶法についてのコラムが多いのですが、他にも「1次試験での問題用紙の使い方」など、ちょっとしたテクニックもあり楽しめました)。

記憶の方法(音読×運動の組み合わせ)

方法は、Apple Watchに音声を入れて、ブツブツとシャドーイング(聴きながら復唱)やリピーティング(音声を止めて復唱)を行うという内容です(公共の場で独り言が怪しそうな時は、頭の中で行いました)。英語学習の際にシャドーイングの効果は実感していたものの「わざわざ家で時間を取ってシャドーイングするのもなあ」と思い、私は主に通勤や公園でのウォーキング中に行いました。ながら学習で時間の節約になりますし、眠くならないのが大きなメリットです。最初はランニングも試したのですが、ランニングでは記憶がぼろぼろこぼれていく感じで頭に入りませんでした。イメージ的には「おっさんが子供の運動会のピンポン玉運び競争に参加して、無理して走ってピンポン玉落としまくる感じ」です。。。

使用したグッズ

私は、AirPods ProApple Watchの組み合わせにしました。運動時に極力荷物を減らしたい私には、この組み合わせは最強でしたし、「さっき聞いた内容何だったっけ?」というような時、手軽に「巻き戻し」ができるのが便利でした。他にも、気になったり調べたくなったことをボイスメモできることも便利でした。もちろん、携帯電話とイヤホンの組み合わせでも全く問題ないと思います。

録音方法

覚えたい内容について、自分の声で録音して、Apple Watchに同期させます(私は、「ハヤえもん」のアプリで録音したファイルをiTunesへ入れてました。ITにさほど詳しいわけではないので、もっと効率的な方法があるのかもしれません)。

経営法務での取り組み例

(1)過去問等を解く中で、どうしても覚えられない項目をピックアップ。

(2)その項目の説明内容やポイントを吹き込む。

(3)できれば語呂合わせも加える(例えば、「持ち分会社」=「合名、合資、合名会社」→「名刺どう?」など)

経営情報システムでの取り組み例

(1)過去問等を解く中で、どうしても覚えられない項目をピックアップ。

(2)「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典で調べ、できるだけ用語とイメージを結びつけることを先に行う。

(3)その項目の説明内容やポイントを吹き込む。

(4)どうしても覚えられないものは強引な語呂合わせを加える(例えば、画像ファイルで「可逆ファイル=PNGとGIF、非可逆=JPEGとBMP」を覚えたかった時は、標語っぽいリズムで「ペン、ジブ可逆、JPEG非可逆BMP」と入れるなど)

  *イノシの記事「経営情報システムの略語の覚え方」の略語を吹き込むのもいいなあと思いました。

語呂合わせですが、自分の恥ずかしい声で吹き込んだくだらない内容を聞くと、恥ずかしくて特に記憶に残りやすい感覚がありましたので、最終手段としては効果的だと思いました。そのような方法を取り入れながら、1次試験の2週間前からは過去問完全マスターを解き、間違った問題を繰り返し解くことで総仕上げを行ったというのが、私の経営法務と経営情報システムの勉強方法でした。

以上、今回は1次試験対策として私が行った「音読×運動による記憶定着」について紹介させて頂きました。2次試験については2次対策校で教わった「場所法」を使いました。こちらについてはまた次回以降で適宜紹介できればと思います。

明日は、おっさん世代が夢中になった「キン肉マン」も詳しいたまちゃんです。たまちゃん、診断士っぽい超人は誰かな?ミート君?   お楽しみに!

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