こんにちは。アヤカです。
本日の写真はドイツの街並みです。
さて、本日は試験勉強の効率UPにつながった気がしているおすすめの本を紹介しますー!
久我谷亮さんの「最高の休息法」という本です。
仕事や勉強を含め日常の疲れが取れないときや、心配で勉強が手につかないときにおすすめです。
本日はこの本の中で、私がなるほど~と思った内容を簡単にご紹介します。
目次
脳には、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)というものがあるそうです。
DMNは脳回路の一つであり、意識的な活動をしていないときに働くベースライン活動です。
DMNは1日の半分以上稼働しており、脳の全エネルギー消費の60~80%を占めると言われ、無意識状態の雑念が脳疲労の最大要因の一つのなのだそうです。
過去の出来事に対する後悔や未来への心配事などが、無意識に頭の中をぐるぐるしてしまうことがありますよね。
そういったネガティブかつどうにもできないことを考え続けることは、特に脳を疲れさせるそうです。
ではどうしたらいいのか・・・
本書では、瞑想をおすすめしていますが、初心者にはなかなか難しいので、まずは‘今‘を意識するところから始めるといいと思います。
例えば、ご飯を食べていて「このイチゴおいしいな」とか、通勤していて「風が気持ちいいな」とか、街歩きしていて「この店、めっちゃいい匂いするな」とか、‘今起きていること’に着目できれば何でもいいです。
あら不思議、今を意識すると、雑念が消えます。
私が通勤時にやってみたところ、いかに自分が無意識に通勤していて、通勤経路の景色を見ていなかったのか、気が付きました。
これまでの私は、通勤時間でひたすら脳を疲れさせていたようです。
「また間違えた・・・。それなのに、まだ未着手の論点がまだこんなにある。どうしよう・・・!」
勉強するしかないとわかっていても、ぐるぐる考えてしまうこと、ありますよね。
そんなときは、電車に乗ったたくさんのサルを思い出し、以下を想像してみてください。
サルは雑念を具体化したものです。キーキーわめいています。
サル(雑念)がたくさん乗った電車が、プラットフォーム(自分)を通り過ぎます。
どんなに雑多な(サルがキーキーわめいている)電車が入ってきてもプラットフォーム(自分)は変わりません。
「雑念」と「自分」を切り離し、「雑念」に対して傍観者になることがポイントです。
「雑念」と「自分」はイコールではないことに気付くことで、「心の余裕」を取り戻しているのです。
なんだか心配なときや心に余裕がないときに試してみてくださいね。
ちょっと心が軽くなった気がしますよ。
今日は、「最高の休息法」のごく一部を紹介しました。
本にはもっとちゃんと詳しく書いてあるので、良かったら試験が終わったら読んでみてください。
診断士試験は長期戦なので、メンタル的にきつくなることもあるかもしれませんが、そんなときは、‘今’を見つめて、サルを思い出して、リフレッシュしてくださいね。
明日は、事例Ⅲの流行語を多々生み出しているミナトです。