こんにちは!花粉症の症状が出始めて家にこもりがちなブログリーダーのしょーたです。
他のメンバーもブログに書いていたと思いますが、2月に実務補習を受講しました!
「参加メンバー最年少です!」と自己紹介する予定が、参加者の方の中に学生で診断士に合格した方がいました。
議論も提案もそつなくこなしておりとても驚くとともに、若い世代の診断士を増やして盛り上げていきたいと思いました。
そこで今日は、20代で診断士資格を取得するメリットについてお話ししたいと思います。
目次
入社した時に行われた全体研修で「自分の収入の1割でもいいから自分に投資しよう」と講師の方が仰っていました。
当時の私は「自己投資って言われても何をすればいいんだろう??」と思い、とりあえずわかりやすく資格を取ることを一つの目標にしてみようと考えました。
ここで中小企業診断士試験を3年以内に取得しようと目標を立てました。
中小企業診断士を選んだ理由としては
・企業に関する基本的な知識を幅広く学習することができるから
→社内SEという仕事は会社の業務を整理したうえで、仕組みを提案するので適合していると思った。
・コンサルティングの仕事に多少興味があったから
→実務補習を通してどのような仕事なのか経験することができると考えた。
次に実際に試験に合格してみて感じた取得のメリット、デメリットをまとめます。
①自己啓発としてお勧めできる
まず、この試験では企業に関する基本的な知識を幅広く学習することができます。
とはいえ、「法務はビジネス実務法務検定、システムは基本情報技術者試験などそれぞれで取得すればいいのではないか?」という疑問を持たれる方もいると思います。
自己啓発としてお勧めできる点としては
・実際にある企業をモデルにした問題を解くことでより実務に近い内容の試験である点
→ただ知識を暗記するだけの試験ではないです。
→合格後も実務補習を通して実際の診断業務を行うことができます。
・合格すると年齢も業種もばらばらの方々と関わる機会ができ、刺激を得ることができる点
→本業を行いながら、診断士試験の勉強をされた熱量のある方ばかりです。
→私の場合は実務補習、ふぞろいの執筆活動など多くの先輩方と関わる機会を得ました。
ちなみに上記の資格(ビジネス実法務試験や基本情報試験)は中小企業診断士受験前にマイルストーンとして受験することも効果的だと思います。私は基本情報試験を取得していたので経営情報システムの勉強量が減りました!
②試験取得の上でアドバンテージがある
・学ぶ内容が新鮮に感じる
ほとんどの内容を知らない状態から勉強をスタートすることから新鮮な気持ちで勉強できたので、興味も長続きしたと感じています。
・二次試験で与件文に忠実な回答を作れる可能性が高い
知識がないというビハインドは二次試験ではむしろメリットになる可能性があります。本業で得た知識がない分、与件文から情報をかき集めることになるので出題意図から逸れた解答を作る可能性が下がります。
・勉強時間が確保しやすい
合格者を見てみると子育てをしながらの受験など、本業に加えてプライベートも忙しい方も多くいらっしゃいます。本当に頭が上がらないなと思う一方で、裏を返すとまだ家庭を持っていない若いうちに取得することはそれだけで勉強時間を確保しやすいというメリットがあります。
早めに取得することは様々な経験を積んでいく機会を得るだけでなく、そもそも資格を取得しやすい状況であるということは重要な視点であると思います。
参考までに今年度の合格率について見てみると
全平均:16% 20代合格率:26%
となっており、20代の合格率は全年齢区分の中で最も高い合格率でした。
①とにかくお金がかかる
20代という収入が少ないときに1次2次のテキスト代、高額な受験料、実務補習代金などとにかくお金がかかるのがつらかったです。
私の会社は基本的に副業禁止なので資格を取ったからと言って収入が増えるわけでもないですし、、、(笑)
とはいえ、「独身の自由な時の方がこの出費はしやすかったかな」と感じてます。
②2次試験は採点基準が不明確
記述式の試験がある資格で共通して言えると思いますが、何を勉強すれば合格するのかわかりにくいのはデメリットだと思います。
合格できる見込みができるまで受験していることを職場に公表しにくかったで
同じ独学でも勉強会などに参加して人脈を広げるなどしてもよかったな、と今更振り返って感じています。
個人的には時間とお金に少しでも余裕があってなにか自己研鑽、資格取得をしてみたいという方にオススメの資格といえるでしょう。
長くなったので伝えたかったことをまとめると。。。。
①若いうちのほうが取得しやすい可能性がある!
②時間とお金に多少の余裕がある方は自己啓発としておすすめ!
明日は頼れる事例Ⅰリーダーのきくっちが登場します!お楽しみに~