2回目の投稿となりました。事例Ⅱ分析チームのひろまてぃです。
今回から内容は自由ということなので、自分が苦労した「文章力」というテーマでいこうと思います。
2次試験では、制限文字数に従って説明や助言などの文章を書く必要があります。
『ふぞろい』は基本的にキーワードで採点するようになっていますが、
あくまでも私個人としては、文章力が大切なのではないか、と考えています。
今回は文章力強化について、紹介したいと思います(あくまでも個人的な意見です……)。
目次
自分が2次試験の採点者になったとしましょう。
何通もの答案を採点しなければなりません(終わるまできっと帰れません)。
そんな中、1回読んでスッと内容がわかる答案と、
何回か読んでやっと内容がわかる答案と、ではどちらに点数を与えたくなりますか?
きっと1回読んですっと内容がわかる答案ですよね。
採点者も人間です。
国家試験ではありますが、採点者の心証がきっと影響すると思っています。
どうしても 心証は入っちゃうよね 人間だもの byひろまてぃを
だからこそ、1回読んでスッと内容がわかる答案を記載できるような文章力が必要なのです。
普段から読み手の頭を使わせない文書を書く意識を持ちましょう。
修飾語の位置を意識するだけで、だいぶ変わってきます。
次の文章はどちらがパッと見てわかりやすいですか?
例1:私は一番、A君とBさんとCさんとでX島のハーブティーを飲んだことが印象的だった。
例2:私は、A君とBさんとCさんとでX島のハーブティーを飲んだことが一番印象的だった。
どちらも同じことを言っています。
しかし、例1の文章では、一番なんなのか、ということを探しながら読むことになります。
それに対し、例2の文章では、一番なのは印象的ということがすぐわかります。
というより、そう読むしかないのです。
続いて、以下の場合はどうでしょうか。
例3:A君は、他の火曜日に集まる必要があるグループに呼びかけた。
例4:A君は、火曜日に集まる必要がある他のグループに呼びかけた。
これは、書き手としてはどちらも同じことを言っているのかもしれませんが、
読み手によって異なる解釈になってしまうこともあります。
例3の文章は、「他のグループ」とも読めなくもないですし、「他の火曜日」とも読めてしまいます。
一方、例4の文章は、「他のグループ」としか読めません。
このように、例2と例4の文章では、読み手の頭を使わせないようになっています。
では、このポイントはなにか……
それは、修飾語は直前に入れる!
ことです。
今日からは、このことを意識して答案を記載してみてください。
また、自分の書いた答案を読み返し、他の読み方ができないか、
もっと良い言い回しはないかなど、文章について検証してみてください。
自分自身、2次試験本番も、書いて消してを解答用紙が破れそうなくらい繰り返しましたが、文章を意識したことが合格につながったと思っています。
さて、明日はアフリカから、ドミーが象に乗って登場です!
おたのしみに~~