いざ口述試験へ!直前対策三選【中小企業診断士2次試験】

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こんにちは。独りで頑張るあなたの心、整えます。独学サポーターのタニッチです。

我々ふぞろいな合格答案プロジェクトでは、先週の土日でオンライン口述セミナーを開催しました。

2日間で60名を超える令和2年度2次筆記試験合格者の方々にご参加いただき、模擬面接と懇親会を無事実施できました。

合格者の方々と交流する中で、私自身昨年の経験を思い出し初心に戻って地に足付けて日々を過ごさねばと痛感させられました。

さて、明日は口述試験本番です。今日は、おすすめの直前対策記事をまとめました。是非ご一読ください。

王道の対策:想定問答作り

想定問答の作り方~例題付き~【2次口述試験対策】

まずは我らが事務局長、うえちゃんの記事です。

「口語体」「2分で話せる」「型で話す」ことを意識してください。※明日本番当日もうえちゃんの記事です。乞うご期待ください。

小手先?に見えて即効、当日行動

当日にできる口述試験対策

先代のぁっさんのこの記事、昨年私も参考にしました。
特に、面接室に連れて行かれるまで先導してくれる診断士の先生に話しかけて打ち解けるのは緊張をほぐすのに効果的でした。

今年は会場で話すことが禁じられているかもしれない(禁じられていなくても憚られるご時世)ですが、直前に声を出すのはおすすめです。

緊張がちな人は、お手洗いや会場外で電話するなどして緊張をほぐしてみてください。

口述試験の目的とは?

2次口述試験は、「社長との面談」と考えてみる

最後は、だいぶ先代の記事。タイトルが粋で、とてもいいですね。

ほぼ全員が受かる口述試験にどんな意義・目的を見出し、行動できるか。そのような意識の積み重ねが大きな差となると思います。

合格者の方は、2月や7〜9月の実務補習に臨まれる方も多いかと思います。

実際の経営者を前に、これまで血肉にしてきた知識、断片的な経営資源情報、社長の想いを聞いた上で、どのように分析助言できるか。

今回の口述試験がその直前演習だと考えると、以前より準備に身が入りますよね。
実務の現場でのヒアリング・提案はもっとスリリングで楽しいですよ(その分、準備や分析がしんどいですが・・・)。

読者の方々が、口述試験・実務補習等を乗り越えて、現場でご一緒できる機会が来ることを心待ちにしております。

最後に:仮説思考で口述試験と実務補習を乗り越えよう

うえちゃんの記事でもあるように、万全の準備を整えても、用意した質問は出ない時は出ないものです。
想定問答を多数の予備校分必死に集めるより、妄想力を働かせて、限られた情報で事例企業の今後の課題を予想してみましょう。

最後に、私が昨年末に読んで、口述試験前に読んでおけばよかったと後悔した本を紹介して終わります。(それを試験前日に紹介するな、という批判は甘んじて受けます・・・)

それでもこのタイミングで紹介したのは、12月22日(火)に申し込み開始となる2月度実務補習に非常に役に立ったからです。

※実務補習申込は中小企業診断協会のHPをご確認ください

仮説思考―BCG流 問題発見・解決の発想法 内田和成の思考

指導教官によっても実務補習の進め方は異なりますが、たいてい事前に社長インタビューや企業概要、財務諸表等の情報は回ってくるので、それを基に当該企業が置かれている状況、今後の方針とその課題に関する仮説を立て質問事項を出していきます。その際に、本書が役に立ちました。

読んでみると当たり前ですが、下記のようなポイントが挙げられます。細かい方法論は本書を是非ご覧ください。

  • 情報が多すぎると意思決定は遅くなる。網羅思考は非効率。情報コレクターではアクションに繋がらない。
  • 全体を俯瞰的にみて、限りある情報からストーリーを組み立てる。
  • 仮説をぶつけてフィードバックをもらったりディスカッションする中で検証と再構築を繰り返す。

読者の方々も恐らく日常生活やビジネスにおいて、仮説思考を使っていると思いますが、本書はその方法論が体系的にまとまっており、思考の整理や実行に有効に働くと思います。

結論:事例与件文を読み込んで状況を整理するだけでなく、右脳を使って、当該企業に予想される課題を仮説立てしましょう。

さて、明日はうえちゃんです。

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