2次口述試験は、「社長との面談」と考えてみる

同友館
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ストレート生合格ナビゲーターのとりっちです。

2次筆記試験を突破した皆様、おめでとうございます!

合格を知った瞬間は、目の前の景色が大きく晴れ渡るような気持ちになったのではないでしょうか。

私も昨年はそんな気持ちでした。

2次筆記試験の合格発表日は仕事で出張していたため、その移動中にスマートフォンで協会のホームページを見て合否を確認しました。

自分の番号があることを確認したその瞬間、目の前の何気ない山手線の風景がひときわ輝いて見えたことを今でも覚えています。

全く受かっている自信がなく、与件文を読み返すことさえしていなかったので、感動に浸る間もなく口述対策に追われることになったのですが…。

皆さんも今まさに、口述試験対策を必死で進めていらっしゃる頃かと思います。

そこで今回は、この超短期間でも、不安や焦りに負けずに口述対策を進めるための考え方についてお伝えしたいと思います。

2次筆記試験は、「読む」「考える」「書く」といったプロセスを通して診断士としての知識や思考力を問う試験です。

しかしそれはあくまでもペーパー試験で試される力であり、診断士として実際に社長と面会するときに必要となる、「聞く」「話す」力までを確認することはできません。

その確認できない点を補うためにあるのが口述試験と言ってよいと思います。

つまり、「診断士として、きちんと相手の話を聞き、誠実に答えることができる人かどうか?」を問われる試験だということです。

そう考えると、口述試験とは、「診断士として中小企業の社長と面談するシミュレーション」です。

12月20日に会場で待っているのは試験官ではなく、筆記試験を見事クリアし事例企業のことをよくわかっているあなたに期待し、会えることを楽しみにしているA社、B社、C社、D社の社長なのです。

あなたが今、診断士として、4社の社長と週末に面会する約束をしていたとしたら、何を準備しますか?

想定問答集などを読み込んで、どんなことを話すかイメージしておくことももちろん間違いではありません。

ですが、4社の状況について再度資料(=与件文)を読み込み、診断士としての知識(=一次知識)を駆使して論理的に、4社の課題や向かうべき方向性について説明できるようにしておくことが何よりも大事ではないかと思います。

事例企業をよく理解し、社長の立場に立って誠実に問われたことに答える姿勢を見せれば、例え緊張して声が震えても少し言い足りない部分があっても、社長はあなたのことを診断士として不適格だとは思わないでしょう。

あなたに診断士としての知識が十分に備わっていることは、すでに筆記試験で実証済み。

焦りや不安に負けず、自信を持って、社長とのコミュニケーションを楽しんできてくださいね。

皆さん一人ひとりの健闘を心よりお祈りしております。

明日は多年度生合格ナビゲーターのみほみほから、今年残念な結果となってしまった方へ向けて、「がんばらない戦略」というヒントをお伝えします。

~あなたの再現答案をぜひ、「ふぞろい」にお寄せ下さい!~

来年の「ふぞろい9」を作るのは、今年2次試験を受験された皆様の再現答案です。

ぜひ作成した再現答案を、「ふぞろい」までお寄せください。

詳細な添削が返ってくる特典(合格者は除きます)や、「ふぞろい9」にお名前が載る特典(ご希望者のみ)がありますよ。

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