本業とのバランス

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地方在住受験生の味方、RYO@九州福岡です。自己紹介はこちら

本日も、よろしくお願いします。
まもなく二次筆記試験の合格発表ですね。
コロナ禍での特殊な状況の中で、二次筆記試験を最後まで戦い抜いたことを誇りに、自信を持って合格発表に臨んでいただければと思います。
そして、二次筆記試験合格発表の後すぐに、口述試験が行われます。
ふぞろいでは、オンライン口述試験対策セミナーを予定しております。
詳細が決まり次第お知らせいたします。

さて、本日は、「本業とのバランス」についてです。

本業を大切にする

前回の記事同様、今回も、本業=会社勤め、と単純化します。
診断士試験合格後も、これまで通り本業に精を出しつつ、空いている時間に診断士活動を行おうという方も少なくないと思います。
そのような方にお伝えしたいのは、本業を大切にしてほしい、ということです。
本業を辞めずに、余暇時間に診断士活動を行うということであれば、あくまでも優先順位は本業の方が高くなります。
診断士活動で得られる知識や経験、人脈などは有難いものではありますが、診断士活動が本業を圧迫することのないように注意が必要です。

 

診断士活動に関する勤め先の社則を確認する

本業とのバランスで重要なのは、そもそも本業で勤めている会社が、診断士活動を認めているかどうか、という点です。
副業を認める企業も増えてきていますが、その場合でも、何の制限もなく副業OKというところは少ないと思われます。
よって、診断士活動を始める際には、勤め先の担当部門に、活動の内容や報酬の有無などを予め報告し、会社側からの反応を見てみましょう。
「報酬が発生するものはNG」
「個別案件で事前承認したもののみOK」
「活動内容について都度報告書の作成が必要」
「労務管理のため、活動による拘束時間の報告が必要」
など、会社によってルールは様々です。
「これくらい会社に言わなくていいだろう」と思っていたことが、実は社則違反になっていて、ふとしたきっかけで処分されてしまう、といったことがないように、会社が定めたルールとその運用について、事前に熟知しておくことをお勧めします。

 

社則にはない不文律に注意

理論上は、社則に書かれていることを守れば、診断士活動は自由に行えるはずです。
しかし、社則には書かれていない不文律があり、そこに触れてしまった場合は、様々な理由を付けて、会社から活動を控えるような指示が入ることがあります。
例えば、
「あるプロジェクトに参加したら、同様のプロジェクトを勤め先の別部署が進めていて、競合関係になっている。」
「参加したプロジェクトのメンバーに競合他社の人がいることが判明した。」
「参加したプロジェクトで関係を持った企業が、勤め先の別部署とトラブルを起こしたことがあり、勤め先のブラックリストに載っている。」
など、個別案件ごとの特殊事情でNGを出されることもあります。
このようなことを避けるためにも、勤め先には、できるだけ詳しい活動内容を事前に伝えておきましょう。
そこでOKをもらっておけば、心配することなく、活動を行えます。
合格後に、本業も診断士活動もバランスよく行えるよう、準備しておきましょう。

本日も、お読みいただき、ありがとうございました。
明日は、ヌワンコが担当します。
よろしくお願いいたします。

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