とある研究者の人体実験から学ぶ、“失敗の法則“

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こんにちは、前回は診断士資格の効能(用法容量は守ってお使いください)を書いたいけぽんです。


今回もまた斜め上から怪しい話を展開していきます。


今回は、”失敗の法則”。
一見関係ない話の様で、実は診断士合格にも関係していると思います。

とある研究者の人体実験

とある研究者は、加齢に伴い前頭部がM字に薄毛になってきました。
薄毛になってきたことは残念ですが、加齢に伴っての現象なので過剰に抗(あらが)っても自分を苦しめるだけです。
また、遺伝的な要因が強いことは先祖を見れば明らかだったので、
遺伝子に抗うのも厳しい戦いになることが予想されました。
そこで、ここは薄毛を楽しんでやる!と発想転換。

左額はコントロール(無処置)右額はミノキジジル処置で、本当にミノキシジルに発毛効果があるのか調べてやる!
と意気込んで、効果が出るまでの4ヶ月分のミノキシジル配合医薬品を購入しました。
(数万円。お小遣い制の彼にとってはデカい出費。

人体実験、楽しいですよね!
意気揚々と発毛剤を塗り込む研究者
結果が出るのは4ヶ月後



さて、その結果は。。。

結果

彼は、2週間で発毛剤を塗るのを辞めました
その結果、発毛効果を確認することは出来ませんでした
つまり、試験不成立です。
そして、薄毛のままです。(むしろ加齢に伴い増悪化)
さらに、使わない発毛剤が残りました
(医薬品のため売ることも、人に分与することもできずにタンスの肥やしとなりました)
以上の小咄からいくつか教訓が得られます。

失敗の法則①:「やり切らないと意味がない」

いくら効果があることが科学的に証明されたことでも、実践し、効果が出るまで続けることが必要です。
ふぞろいブログ、他の受験生支援団体のブログ予備校の授業診断士の先輩の助言など、
試験合格の方法を聞いても、それを素直にやっている人はどれだけいるのでしょうか?
知って満足し、実践していない人はいませんか?
効果が出るまで愚直に信じてやり続けていますか?
新しいことに手を出しては、「なんか違う」といって直ぐに中断したりしていませんか?
ふぞろいブログには有用で効果の高いと思われる情報がいっぱい載っています。
読んで満足せず、実践し、効果が出るまでやり切ってください。
そうしないと、とある研究者と同じになっちゃいますよ!
(余談:とある研究者は、服薬管理の重要性を学んだのでありました)

失敗の法則②:「効果が出るのが遅いと、途中でやめやすい」

法則1のやり切るを実現するのに大事なのは強い意思ですが、全員が強い意志を持っている訳ではありません。
意志薄弱人間でも、どうにか効果が出るまで意志を貫く方法はないでしょうか?
とある研究者の失敗は、「効果が出るのが遅いと、途中でやめやすい」
という失敗の法則に対して対応策を考えておかなかったことです。
診断士試験は合格まで最短でも1年弱、長ければ数年の歳月を要します。
また、2次試験の勉強は効果が出るまで時間がかかり、効果があったかどうかもよく分かりません。

いけぽんがとある研究者にアドバイスを送るとしたら、
「投薬した日をカレンダーに記載するなど見える化し、薄毛に対する効果ではなく、投薬を続けることを目標にする」
「髪を短くし、マイクロスコープで毛髪量を定量化するなど、薄毛に対する効果をなるべく早く検出できるようにする」
「一人で行わず、仲間を作って励ましあいながら続ける」

などです。

診断士の勉強であれば、

「勉強の記録を見える化し、勉強を続けることを目標にする」
「ふぞろいを使った過去問の自己採点で、勉強の成果を見える化する」 
「勉強会を開いて、仲間と競い合いながら勉強を続ける」

などでしょうか。

勉強を続ける仕組みづくりは、合・不合格を分ける可能性があります。

(余談:マイクロスコープは本当に買おうかと思ったけど、どうせすぐに飽きると思って買わなかった、ということです。)

失敗の法則③:(そもそもそんなに)興味がなかった。

とある研究者は、実は気が付いていたのです。
心の中では
「頑張って薄毛対策しても、絶対にいつかは薄毛になる
薄毛が治っても今と状況は変わらない。(薄毛になり始めのため、現状維持以上は無い)
薄毛になったとしても、大して状況は変わらない(元々モテない、出世もしない)。
ということは、薄毛を受け入れた方が、心穏やかに過ごせる
煩悩を捨て、苦しみから解き放たれよう。。。」

「てか、発毛剤に1ヶ月1万円かかると年間12万円、今後40年間で480万円。。。
自分の髪には480万の価値があるだろうか?

と思っていたのです。

興味ないことは、頑張れませんよね。

「薄毛を克服し、どうなりたいか」、「ミノキシジルへの拘り」などの明確な動機が必要だったのです。

今は「薄毛を生かしたヘアスタイルを探索」と「健康な体づくり」をしているようです!

診断士試験は長丁場の試験です。
ちょっとやって、なんか違うな~と思ったら早目に受験を辞めるのも判断ですね。
その時間やお金といった資源を他のことに使いましょう!

(余談:とある飲み会で、対面に座ったおじ様4人全員が発毛剤・育毛剤を使用していました。世のおじ様方は、意外とオシャレに気を使っているのだなぁと知り、直ぐに諦めた彼は反省したそうです。)

最後に。。。
何度も言いますが診断士試験、長丁場ですので、
①やり切る力、②モチベーションコントロール方法、③明確な動機

全てが欠けていると、結構大変です。
なので、
①明確な動機はあるか(YES/NO)→YESなら問題なし。NOでもとりあえずやってみよう。
②モチベーションコントロール法について工夫しているか(YES/NO)→YESならそのまま頑張ろう!NOなら工夫してみよう!
③後は最後までやり切るか、直ぐにやめるかどっちかです。期間を決めて取り組むのも良いと思います!自分で決めてください。
の順で考えてみてはいかがでしょうか。

法則!と題名で煽っておいて、個人的な体験談ですみません。。。

失敗の一例から、学びがあると嬉しいです。
今一度、自分の状態を見つめ直し、来年度の受験に備えてくださいね!

ではでは、明日はみずのです。
(診断士試験に関係ない内容の具体的な悩みについては医師、その他の専門家のアドバイスに従ってください。)

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