診断士資格の効能(用法用量は守ってお使いください)

同友館
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みなさん2次試験お疲れ様でした。

いけぽんも試験後は頭がクタクタになりました。

2次試験に向けて体力的に無理をされたり、ご家族やご友人、仕事関係で無理をされたこともあるかと思います。

しばらくは、体力回復や関係修復に時間を使ってみるのも良いかも知れませんね。

さて2次試験も終わり、ひと段落ついたと思います。

読者の皆さんは、どんな目的で診断士を受験されたのでしょうか?

  1. 診断士として独立したい
  2. 会社内で取得が推奨されている
  3. 自己啓発目的で
  4. 漠然とした将来への不安感から

様々な目的で診断士試験を受験されたかと思います。

今回は先輩診断士の方に聞いた、診断士の効能についての話です。

診断士資格の効能

高血圧症、動脈硬化症、切り傷、火傷…

それは、温泉の効能です。

感冒の初期、鼻かぜ、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み…

それは、葛根湯の効能です。

自律性・主体性・創造性の向上、メンタルリセット、孤独感の解消、アイデンティティの確立、などによるストレスの軽減…

それは、診断士活動で期待される効能です。(n=1なので、仮説段階です)

なぜかというと、診断士のサードプレイスとしての機能が期待できるからです。

サードプレイスとは、

“自宅(ファーストプレイス)でも職場・学校(セカンドプレイス)でもない、自分にとって心地の良い時間を過ごせる第三の居場所

“毎年多くのビジネスマンがうつ病などのストレス症状により職場を離れ、自殺や過労死によって尊い命を失っています。 しかし長年の調査によって、上京による孤立無趣味によるストレス蓄積なども大きな影響を与えていたことが分かってきたのです。 コミュニティからの孤立は大きなストレス源であり、内側へと塞ぎこんでしまう原因となってしまうため、ネガティブ思考による悪循環を生み出します。 現に都市生活者に対するアンケート調査では、男女共に20代から40代にかけて生活満足度が低く、ストレスを自覚している割合が多いという結果も出ているのです。”( 以上、BiZHINTより)

サードプレイスの効能として、

自律性・主体性・創造性の向上、メンタルリセット、孤独感の解消、アイデンティティの確立等々があるそうです。

これらにより、ストレスが軽減し、より良い人生が歩めると言われています。

最近お会いした先輩診断士の方は、長い間資格維持に必要な最低限の診断士活動のみを行ってきた方でした。

しかし定年退職が間近になるにつれ、今後の人生を考えたときに、昔取得した診断士の活動を復活させたそうです。

会社、家庭以外の場所で、自分の活躍の場を求めたときに、診断士の資格があってとても良かったと言っていました。

今は積極的に研究会やセミナーに参加して知識や経験を積まれ、さらに副業も開始して新たなコミュニティーに属することで充実した日々を過ごされているということです。

診断士としての仲間意識

診断士という共通点があるため、大企業の重役の人も、一般社員の人も、独立診断士の人も、比較的フラットに話をすることができます(人に寄りますが)。更に、診断士試験合格同期となると、より仲間意識が持ちやすくなるでしょう。

そもそも受験生支援団体がこれほど多くある資格があるでしょうか?自分達の仲間を自分達で増やす仕組みを運営しようという志を持った人が多く集まる資格なのかも知れません。もしかすると、他の資格とはちょっと違う不思議な資格なのかな〜と思っています。そんな仲間意識がサードプレイスとしての機能をより強くしているのかも知れないですね。

実体験

確かに診断士の資格を取得してから、いけぽんも多くの出会いがありました。

実際は家庭を優先したため、ほとんど診断士活動はできていませんが、積極的に活動すれば多くの優秀でやる気に溢れた老若男女に出会うことができます。

二次試験に合格された方は、受験生支援団体が行う口述試験セミナー実務補習セミナー、さらに実務補習やその後の診断士協会(人によっては士会も)、研究会、その他有志のイベントなど、様々な出会いの場があります。上記にある通り、合格同期との関係は大切にしたいですね!やる気のある方は、受験生支援団体に入ると、より深いお付き合いが出来ると思いますよ!

もちろん、クライアントさんとの出会いもあるでしょう。

来年度受験する方々は、人との出会い、そしてその先にある新たな活躍の場を目指してみるのもいいかも知れませんね。

ではでは、明日はみずのです。

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