みなさん、こんにちは。ホリケンです。
私は執筆のお仕事で、診断士試験の合格者の方に
毎月インタビューをさせていただいております。
受験生時代にどのような心構えで、どのような勉強を
されてきたかについて、お聞きしており、
私自身たいへん勉強になっています。
今回は、その中で合格者の皆さんに共通していることの
ひとつをご紹介したいと思います。
それは
「経営者の考えに寄り添うように解答を書いている」
ということです。
取材させていただいた皆さんは、実際に自分が
事例企業を診断しているかのように、経営者の考えを
親身になって聴いて、親身になって解答をされています。
先日、取材をさせていただいたNさんが、診断士について語られたひとこと。
診断士とは“中小企業”を“診”て、判“断”する“士(サムライ)”。
大企業ではなく、中小企業。
一般論や自分の知識・経験で語るのではなく、
事例企業をちゃんと“診”てから語る。
盛り込むだけでなく、整理して、優先順位をつけて判“断”する。
取材をさせていただいた皆さんが実行されていることは、
診断士に必要とされる能力としても明示されています。
“中小企業診断士業務推進指針”の
“中小企業診断士に必要とされる知識・能力”の中に
“「できる自信」を「気づかせる」”コーチング能力が求められている、
とあります。
経営者が気づかないことを整理してあげて気づいてもらい、
気づいてもらったら、励ましながらやる気になってもらうように助言する。
実務の診断でも、本当にこれが大切だと思います。
これこそが、診断士に求められるミッションでもあると実感しています。
試験は診断士の役割に合った方を選抜することが目的であれば、
そのような実務で求められる役割を、試験の中でも
感じてもらえるような解答が書けるといいですね。
試験が近付いてきた時期だからこそ、
診断士に求められるミッションを、もう一度確認しておきませんか?
日本ブログ村ランキングに参加中です。
1クリックをお願いします↓