こんにちは!
多年度生合格ナビゲーター、キッラーンです。
突然ですが、あなたは『やる気ダム』という言葉を聞いたことはありませんか?
“聞いたことがない!”という人は……
普通です。
なぜなら、キッラーンの造語だからです。スミマセン。
前回のキッラーンのブログ では、やる気が出ない中でどのように勉強を続けるかをテーマに書きました。今回は、その中の重要ポイントである「ペース配分」にフォーカスして書きたいと思います。
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■『やる気ダム』とは?
イメージしてください。あなたの心の中にはダムがあります。そして、そこには「やる気」という水が貯まっています。その水を放出するエネルギーを使って勉強を進められますが、苛酷な自然環境により水が蒸発してしまうこともあります。
さて、現在のあなたの『やる気ダム』の水位はどれくらいでしょうか?
溢れんばかりの水量の人もいれば、干上がりかけている人もいるでしょう。
もちろん、2次試験までペースをキープできるくらい、水量が満タンであるに越したことはありません。ですが、これから半年以上の勉強する間には水位が上がることもあれば、下がることもあります。
いうまでもなく、合格するには2次試験が近づく9月・10月にかけて、やる気の大放水が必要です。最悪なのは、2次試験前に渇水状態になることです。
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■毎年減っていく『やる気ダム』の水位
では、『やる気ダム』の水量はどのように増減するのでしょうか?
ブルームの期待理論によれば下記の式が成り立つとされています。
「①成果の魅力」×「②達成する可能性」
人にもよると思いますが、診断士試験において①はそれほど大きく変化することは無いでしょう。②については、勉強をスタートした頃は低く、勉強が進みコツが分かるに従って上昇します。そして、10月の2次試験に向けて「やる気の大放水」ができる訳です。
そして、12月。そのまま合格すればOK! 残念ながら不合格の場合は一度②はゼロにリセットされます。しかし、自分の課題や解決策が明確になるに従って、再び②が上昇していくのが一般的なパターンではないでしょうか。
ところが、キッラーンのように7年も受験生をやっていると(詳細はこちら )、最後は「何をすれば合格できるのか」本当に分からなくなります。『やる気ダム』の水位はゼロどころか、カラッカラに干上がってダム底がひび割れている状態でした。
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■『やる気ダム』に水をどう貯めるか
では、そんな大渇水状態だった昨年のキッラーンはどのようにして、『やる気ダム』に水を貯めたのでしょうか?
まずは、とにかくはじめの一歩を踏み出しました。(具体的には前回のブログ をご参照ください。)この時、「②達成する可能性」などは頭にありません。
そうして実際にはじめてみると、「何かを達成する」ためではなく、「純粋に勉強に向き合おう」 という姿勢で臨めたためか、何年振りかに勉強する楽しさが蘇ってきました。
「うまく要約できて気持ちイイ!」とか、「計算が合ったぞ、ヤッター!」といった気持ちを味わううちに、次第にひび割れたダム底が少しずつ潤いはじめたのです。
さらに続けていると、勉強そのものを楽しめているためか、以前と違って余裕を持って課題に取り組めている自分に気付きました。そして、「今年は今までと違うかも?」と思えるようになって、少しずつ『やる気ダム』に水が貯まるようになってきました。
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■『やる気ダム』に残された水量を有効活用するペース配分
ですが、水が貯まり始めたとはいえ、10月に大放水できるほどの貯水量はありません。では、どうしたのか。
夏までの間、勉強時間を週に1時間に制限しました。
(みなさんは自分に合った時間を決めてください。)
時には、楽しくなって「もうちょっとやりたい」と思うことがありましたが、あえてそこで止めました。その代わり「お! オレって勉強やりたいって感じるようになったじゃん!」と自分にやる気が出てきたことを素直に喜び、噛みしめることで、『やる気ダム』の水位が徐々に上がっていったのです。
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以上が昨年の今頃のキッラーンのペース配分です。
実際は、10月までの間には、今回紹介した話以外のいくつかの出来事のおかげで「②達成する可能性」に対する期待が高まっていったのですが、それらについてはまた後日紹介したいと思います。
自分の『やる気ダム』の水位に合ったペース配分で、効果的に勉強をしましょう!
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次回のブログは、多年度生合格ナビゲーターの“すぎっち”です。
合格ナビゲーターの増員を画策している事務局長からのメッセージをお楽しみに!!
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