【ドロ沼脱出法】「やる気が出なくてもとにかく継続」は力なり

同友館
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こんにちは!
多年度生合格ナビゲーター、キッラーンです。

今回は、昨年の今頃にどんな勉強をしていたかを書きたいと思っていますが、最初に注意点があります。

キッラーンは受験開始から合格まで7年かかっております。(詳細はこちら)後半は完全にドロ沼にはまった状態。でしたので、勉強方法そのものは必ずしも万人の役に立つとは限りません。ですので、自分の状況に合った勉強法を見つけるヒント。として参考にしていただければと思います。

さて、本題です。

昨年の今頃、キッラーンはモチベーションがまったく上がらない状態でした。一昨年までは、そんな時でも「やらなきゃ!」という気持ちで頑張りましたが、昨年 は方針を変えることにしました。

と書くと、戦略的に方針転換したように思われるかもしれませんが、頑張る気力もないほど、打ちひしがれていたというのが正直なところです。ただ、何年も勉強してきてここで諦めるわけにはいかないので、

「無理をしないで続ける」

という方針で勉強を続けることにしたのです。

では、気持ちが落ち切った状態でどうすれば勉強を続けられるのか?

自分の勉強生活を振り返った結果、キッラーンのモチベーションが落ちる一番の原因は「飽き」にあると考えました。

いくら過去問が大切とは言っても、さすがに7年目ともなると、「また今年もこの問題やるのかよ!」という気分になります。そこでしばらくの間、過去問や、定番の計算問題に一切触れないことにしました。

一方で、2次試験に全く関係ないことをしても意味がありません。このように考えた末、具体的には、以下の2つを約半年間続けました。

【1】中小企業白書の事例要約

前回のブログでガックンが春秋要約について詳細に紹介 してくれましたが、実は、キッラーンも春秋要約を毎日書いていた時期があります。しかし、春秋要約は毎日やることで力をつけるトレーニングなので、毎日勉強するほどの気力が残っていない昨年のキッラーンには合いませんでした。

無理をしないで続ける ことで、カンを鈍らせないことが目的なので、週1回のペースでも有益な勉強法として中小企業白書の事例要約を選んだのです。

ここで、大切なのは自分で ルールを決めるということです。事例問題のように設問があるわけではないので、自分でルールを決めないと2次試験にはつながりません。

キッラーンの場合は、以下の2つにこだわってトレーニングしました。

  • 切り口を明確にすること
  • 因果関係で 書くこと

特に、切り口については2次試験の事例問題とは違って組織や、マーケティングなどのテーマがあるわけではないので、自分で自由に考えました。たとえば「今回は事例Ⅰで考えよう」とか、「事例ⅠとⅡをミックスしよう」などです。

実際にやってみると、過去問の演習とは一味違った新鮮な気持ち取り組め無理なく楽しんで勉強を続けることができました。

無理しないが基本スタンスなので、時間も特に決めていませんでした。ただ、結果的には15分くらいで完了することが多かったです。

こうした取り組みの結果、夏以降、勉強に本腰を入れる時に、自然に事例に取り組むことができました。

【2】ビジネス会計検定試験2級

もう1つの取組みは計算演習です。それまで過去問はもちろん、簿記2級イケカコ(意思決定会計講義ノート)など事例Ⅳで有効と言われている勉強は飽きるほどやってきました。

そこで、昨年キッラーンが取り組んだのは「ビジネス会計検定試験」です。(あくまで、教材として使ったので、受験はしていません)この教材を選んだのは、単に自分にとって新鮮だからという訳ではありません。

計算問題は結構得意と自負していたのですが、実は平成23年度に事例Ⅳの出題傾向が変わって以降、事例ⅣはBしか取れていませんでした。そして、その原因のひとつが第1問の失点だと気付いたのです。

ご存知の方もいるかもしれませんが、「ビジネス会計検定試験」は財務分析を中心とした試験なので、昨年のキッラーンにはぴったりだと考えたのです。

2級・3級ともに役に立ちましたが、特に2級の総合問題がやっていて楽しかったです。(ただし、2次試験と関係の薄い問題もあるので、そうした問題は無視しました)

こうした取り組みのためか、本番では落ち着いて事例Ⅳの第1問に対応することができました。

以上、キッラーンの勉強法を紹介しましたが、これらはいろいろな合格者の話を聞いて自分に合うと感じたものを取り入れたものです。今こうして振り返ってみると、キッラーンは以下のようなプロセスで勉強法を決めたことに気付きます。

  • 自分の状況・課題を把握する。
  • 目的・方針を決定する。
  • どんな勉強法があるか情報収集をする。
  • やるべき勉強法を決める。
  • 勉強のやり方を決める。

そして、もう1つ重要なポイントとして「ペース配分」がありますが、これについてはまた後ほど書きたいと思います。

ぜひ、あなたも自分の状況に合った勉強法を探してみてください。

継続は力なりです。

次回のブログは、多年度生合格ナビゲーターの“すぎっち”です。
寒さにめっぽう弱いことが判明した事務局長からの、熱いメッセージをお楽しみに!!

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