敗因分析ノススメ

同友館
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こんにちは。多年度生合格ナビゲーター、みほみほです。

2月も半ばにさしかかりました。予備校では、平成27年度合格に向けて、対策講義の真っ最中だと思います。

 

去年のこの時期、みほみほが何をしていたか?

過去問を解いたり、知識の補てんをしたりといった勉強はしていませんでした。

ひたすら、「なぜ合格できなかったのか」という敗因分析をしていました。

ちょうど先日、ヨッシーも敗因分析について書いていましたが、今回は私も、敗因分析について書いてみようと思います。

 

平成24~25年度の2年間は、「人生の中で一番勉強した!」と言えるくらい勉強しました。

月に100時間以上勉強し、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇も、全て勉強に充てました。

それだけやった甲斐があって、予備校の成績は着々と上がっていきました。

成績は常に上位をキープし、友達にも「絶対に合格するね」と言われました。

 

しかしながら、平成25年度の2次試験は残念な結果となってしまいました。

 

この結果に、「いったいどこを目指して勉強すればよいのか」が、分からなくなってしまいました。

解答を作成する時、「現状」と「あるべき姿」を見定め、そのギャップを「課題」として抽出しますよね。

けれど2次試験は、正解は公表されません。「あるべき姿」が何なのかが、はっきりとは分からない感覚がありました。

学習時間は十分確保していたし、予備校の成績も上位に入っていました。

頑張ろうと思っても、一体これ以上、何を目指してどう頑張れば合格に近づくのか…。

 

もやもやと、何が「あるべき姿」なのかを考えていたのが、ちょうど去年の今頃でした。

迷いながら、当時みほみほがやっていたことをご紹介しますね。

 

・予備校の2次試験解説会に行く

学校によって、また、同じ学校でも先生によって、2次試験の内容をどう分析するかは様々です。1月頃から改めて、勉強仲間と手分けして色々な解説会に行って情報収集し、前回の2次試験にどのように対応すべきだったのかを考えました。

 

・合格した友達、不合格になった友達の、得意分野・不得意分野について考える。

合格した人、逆に不合格になった人、それぞれに共通する特徴や傾向があるのではと思いました。それがつかめれば、合格に近づくには、どんなスキルが必要なのかが分かるのではと思いました。

再現答案を頂けた場合は、それもかなり参考にさせて頂きました。(ラッキーなことに、私はふぞろい7の執筆に参加していたので、執筆作業をしながらかなり多数の再現答案を見させていただくことができました)。

 

・予備校の先生や友達に、再現答案を見てもらう

先生や友達に再現答案を見てもらい、コメントをもらいました。自分ではきちんと書いたつもりの解答に「意味がわからない」とのコメントをいただき、「この書き方だと伝わらないんだ」と気づくことができました。

 

・出題の趣旨を見る

正解が公表されない2次試験で唯一、正解を探る手がかりだと思います。そこで求められている視点が何なのかを考えました。

 

・「そもそも、診断士試験は何の試験なのか?」を考える

2年間の勉強のおかげで、得点になるキーワードを与件文から漏らさず拾い、解答用紙に詰め込むテクニックはかなり身に付けたのですが、自分の解答が、中小企業に対する診断・助言として妥当かどうかは、全く考えていませんでした。

中小企業診断士は、中小企業を元気にするために診断・助言できる人を認定する資格なのに、こんな解答を作る人間を、合格させたいと思うだろうか?

診断・助言としての妥当性もきちんと意識して、対策する必要があるのではと思いました。

 

それから、周囲に「絶対合格するね」と言われ続けたことで持ってしまった、変なプライドを捨てること。

考え方を変えて、素直に自分を見つめ直すことも、初心に立ち返るためには重要だったなあと思います。

 

さて、次回は2年目生合格ナビゲーター、むらっちの登場です。どうぞよろしくおねがいします!

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