1次公開模試でまさかの足切り!! 挽回するの巻

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さて、GWに突入しておりますが、予備校が実施する1次試験の公開模試を受験される方も多いと思います。
今年は、新型コロナウィルスの影響で、予備校ではなく自宅での実施に切り替えている予備校もあるようですが、公開模試を受ける方あるいは迷っている方へ、少しでも参考になればと思い、本日は1次試験の公開模試に関する話をしたいと思います。

それでは早速いきましょう!!

 

【公開模試は絶好の腕試し】

じょーきのブログで、公開模試を受ける目的・メリットが書かれていましたが、本番と同じスケジュールを体感することは1次試験でも、2次試験でも非常に重要です。

とくに、初めて1次試験を受ける受験生の方で、2日間で7科目に挑戦するイメージは湧いていますでしょうか?
試験前日はどうやって過ごす? 当日の朝は何時に起きる? 移動手段・経路は? 試験会場に持っていくものは? お昼ご飯は何にする? 休憩時間はどう過ごす? 1日目終わった後、どうする?、試験本番をイメージして、事前準備しておくことは大事です。
1次試験の公開模試を受ける目的のほとんどが、2日間のスケジュールを体感することかもしれませんが、それ以外に重要だと思うことを3つ挙げさせていただきます。

✔ 現在の自分の学習状況を客観的に把握する

✔ 本試験までの残り時間で、学習の優先順位付けをする

✔ 公開模試の正答率をもとに、確実に取るべき論点を潰していく



まず1つ目ですが、これまで学習してきたことを試す機会として、公開模試は絶好の機会だということです。
公開模試を実施する予備校側も、過去の本試験問題やトレンドを踏まえて、本試験に近いレベルの問題を出してきます。
1つの試金石として、このままの学習で大丈夫なのか、それともこのままではまずいのか、自分の学習状況を客観的に知ることができます。

受験される方は、せっかくですので、各科目で目標点数を決め、7科目で合計420点以上になるよう設定しましょう。
目標に対して、結果がどうだったかを振り返り、ギャップを埋めるためにあと何マーク必要なのか、具体的に振り返るといいと思います。

下記の表は、私が昨年模試に取り組んだ際の表になりますので、ご参考まで。

科目

目標点数

実際の得点

評価

経済学・経済政策

70点

60点

-10点

財務・会計

80点

74点

-6点

企業経営理論

60点

37点

-23点

×

運営管理

60点

65点

5点

経営法務

80点

88点

8点

経営情報システム

60点

65点

5点

中小企業経営・政策

80点

81点

1点

合計

490点

469点

-21点

※評価は、目標達成○・目標未達成△・目標大幅未達成×の3段階評価

 

2つ目は、前回のブログでも書きましたが、残り時間がだんだんと限られてくる中、学習の優先順位付けが重要になってきます。

模試の自己採点結果を見て、得意科目・分野、苦手科目・分野を改めて認識することができますので、残り時間をどのように配分し、どう学習するかの指針としましょう。

 

3つ目は、公開模試実施後の正答率を活用することです。
模試の良い点は、まわりの受験生と比較できることです。
正答率が高い(みんなが出来ている)問題で、自分が正解できていない場合は、真っ先にその問題を潰すようにしましょう。
逆に正答率が低い(みんなが出来ていない)問題は、後回しにしてもいいかもしれません。

ただし、正答率が出るまで少し時間がかかるかもしれませんので、その点には注意しましょう。

 

【得点より内容を気にしよう】

先ほど目標の得点を決めて、実際の得点との差を確認し振り返りましょうと言いましたが、必要以上に、結果に一喜一憂するのは少々危険です。
模試の得点は高かったのに本試験では不合格になったという話を昨年よく聞ききましたので、点数は参考程度ぐらいが丁度なのかもしれません。

と言いつつも、昨年企業経営理論で37点を取り、まさかの足切り状態で、大変ショックを受けました。
模試だったからよかったものの、本番だったらとぞっとした記憶があります。
落ち込んだままでは前に進めないため、どこを間違えたかすぐに確認しました。すると、「企業ドメイン・事業ドメイン」「ポーターの競争戦略」「PPM」「ブランド」「消費者購買行動」など、基本的かつ超頻出問題をミスしていることが分かりました。模試を受けた後は、過去問の正答率A・B問題を確実に解けるように繰り返し学習しました。

模試は、ついつい何点得点できたか、順位は何番だったか、判定はどうだったかという結果に目が行きがちです。それだけ「結果」というのは強力な要素ですが、間違った問題を中心に振り返ることで、今後に向けてやるべきことが明確になりますので、得点よりも内容に着目しましょう。

 

【挽回は十分できる】

さて、模試を受験されて、仮に思わしくない結果になっても焦る必要は全くありません。模試の結果を踏まえて、やるべきことを明確にして、愚直に取り組むことで、挽回は十分に可能だと思います。
足切りをくらった企業経営理論ですが、本試験では目標点数の60点ピッタリでした。
基礎の問題を確実に解けるようになることが如何に大切か実感しております。

また、模試の結果が順調だった方は、気を緩めずに、これまでの学習を是非継続していただければと思います。
と言いますのも、企業経営理論は頑張って挽回したのですが、経営法務は点数も良かったこともあり、かつ令和元年度は簡単になるだろうと思い手を抜いた瞬間、本試験では60点を割ってしまいました(単なる実力不足なのですが…)。私を反面教師として、油断することなく最後の最後まで走り抜いてください。

最後に、自宅受験するにも一人でなかなか気分が乗らない場合、受験生仲間がいれば、Zoom等のオンラインツールを使って、本試験と同じ時間割りで、みんなで一斉受験するのもありかもしれません。
こんな時だからこそ、模試の受験方法も少し工夫してみるとやる気スイッチが入るのではと思います。一度試してはいかがでしょうか。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。明日は、即興で話すのが実は得意!?Yumaの登場です。どうぞお楽しみに!

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