皆さんおはこんばんにちは!
タンクトップなんか着たことがないうえちゃんです(笑)
さっそくですが皆さん、事例Ⅲに登場する企業ってイメージ付きますか?
受験生が、事例Ⅲを難しいと考えている理由の一つとして、生産現場のイメージが付かないという声をよく耳にします。
今回は、事例Ⅲの企業をイメージするために実際に私が行っていたYoutubeを活用した勉強方法をお伝えします。
1次試験(運営管理)の対策にもなりますので、受験生必見です!
目次
さて、事例Ⅲの事例企業をイメージできないのはなぜでしょうか。
考えられる要因は、
・普段の生活の中では聞きなれない用語が多い(専門的)
・製造業の現場が舞台なので経験が無い人にはイメージできない
・参考書では機械の解説であっても文字や写真(絵)でしか解説されない
等々ですかね。
実際に製造業の工場に勤めてないとわからない用語が多く出てきます。
具体的な用語としては、
事例Ⅲ企業でいえば、「CNC木工加工機」「オフセット印刷機」「熱処理加工」。
1次試験の運営管理でいえば、「旋盤」「フライス盤」「研削機」「ボール盤」。
こんなのを写真だけみせて文章で解説するのは至難の業です(´;ω;`)ウッ…
予備校の先生や合格者の中には、「そんなのイメージできなくても点数は取れるんだよ」という方もいらっしゃいますが、イメージできていないよりイメージできていた方がモヤモヤせずに本試験に臨めると思ったので、私の場合、過去問5年くらいをさかのぼり、わからない用語はしっかり調べてイメージできるように試験対策をしていました。
調べるといってもそんなに難しいことはしていません。事例Ⅲや運営管理の勉強をする中で分からない機械等の用語が出てきたらYoutubeで検索してどのような機械か動画で確認していました。Youtubeの検索画面で用語を打ち込むだけでたくさんの動画が出てきます。
金属加工の動画なんかは、すごいピカピカに金属が加工されていく様子が観れるので感動しますよ。
それでは実際に令和元年度2次試験事例Ⅲで出てきたイメージしにくい用語をYoutubeで確認してみましょう
(下記の用語クリックするとYoutubeのサイトに飛びます)
熱処理加工
旋盤
フライス盤
研削盤
マシニングセンタ
いかがですか?
汎用機械である旋盤、フライス盤、研削機は金属をいろいろな形に加工できますが、熟練技能が必要で、実際の汎用機による加工では「被加工物の設置」「計測」「工具の交換」「調整」「加工」などの作業が繰り返し行われ、多くの手間がかかることがわかります。
一方で、マシニングセンタはプログラムができていれば、「被加工物の設置」「設定」「スタートボタンをポチッ」であとは工具交換などが自動で行われ、あっという間に複雑な加工が完了することがわかるかと思います。
さて、このように汎用機とマシニングセンタの特徴がイメージできていると今回の令和元年度事例Ⅲ企業の新工場の在り方がみえてきませんか?
与件文には、下記のような記載がありました。
・現在のC社の機械加工は汎用機械加工の扱いに慣れた個人技能によって加工品質を維持
・X社向けの自動車部品機械加工には、旋盤、フライス盤、研削機、またはマシニングセンタなどの工作機械が必要
・現状と比較して大きな加工能力が必要
・一人当たり生産性を極限まで高めるよう作業設計、工程レイアウト設計などの工程計画を進め、最適な新規設備の選定を行う
・近年の人材採用難に対応して、新工場要員の採用は最小限に留める
ここまで確認できれば、新工場ではどのような新規設備を選定すれば良いかおのずと答えがみえてきますね。
私の場合、令和元年度試験では、汎用機とマシニングセンタの違いをイメージできていたことで、この問題で設備面において得点できた可能性が高く、何とか合格点に到達することができました。
他にもyoutubeを活用した勉強方法がありますので、またの機会にお伝えしたいと思います。少しでも読者の皆さまの試験対策の参考になれば幸いです。
明日は、タニッチの登場です。事例Ⅲの得点開示結果がふぞろいメンバーの中でトップの再現答案が公表されます!お楽しみに♪
(ふぞろいメンバーの得点開示結果はコチラ)
ではまた!